妻とデートする習慣の勧め 第956号ー月1回の外食デートの効用ー [K1 夫婦関係]
◆リード:日々の家事への感謝の気持ちを込めて、毎月給料日のあった金曜日の夜に、妻と二人っきりで外食デートをしている。もう3年近くにもなる。その価値について考えてみた。
2013.3.8 妻とデートする習慣の勧め 第956号
ー月1回の外食デートの効用ー
近況:
13日(水)夜は、東京開催のあるセミナーに参加した。年休を午後2時間取り、新幹線で東京へ。その後、2時間あまりのセミナーに参加後、終電で帰宅した。自宅に着いたのは、深夜翌日のことであった。
その日、東京駅・新宿駅構内の売店等で、ホワイトデー関連の「クッキー」等の商品があちこちで売られていた。昨年はホワイトデーを忘れて賢い妻に助けられたが、今年はおかげで娘二人のためにお菓子を買うことができた。
14日の夜、娘たち二人、あーちゃんと私の4人で、そのお菓子を分け合って食べた。妻は職場の夕食会でいなかった。
アキコ「このお菓子すごくおいしい! お母さんにも食べさせてあげたい!」
思わずというか自然に出たアキコの一言。
私「アキコは、やさしい子だね。」
実母「そうだの。」
お母さんに聞かせたい、思いやりの言葉であった。
【妻と月1回デートする習慣 その1】 1月25日は、給料日後、最初の金曜日の夜であった。
給料日後、最初の金曜日は、わが家の場合、夫婦だけで外食することになっている。つまり、月1回の妻とのデートなのである。
その間、子どもはどうしているかというと、金曜日の夜は、実母が作った料理をアキコ、クニコが食べることになっている。
■妻とデートする習慣を始めたわけ
月1回の外食デートという伝統は、もともと家事や育児にがんばってくれている妻をねぎらい、感謝の気持ちを表すために始めたものである。始めてもう3年近く、ずっと続いている。
■デート代は夫が出す
外食の行き先は、夫婦で相談して決めるが、原則は妻の希望を優先している。なぜなら、妻への感謝の気持ちを表すことが、そもそものねらいだったから。したがって、費用も、私のお小遣いから出している。そうでないと、妻は「外食なんて贅沢。」といって、乗ってこない場合がある。
【デートの日の会話】
今回は、雪の降る寒い日だったので、ラーメン屋に行った。ラーメンと餃子を注文して食べた。
■外食デートで会話が弾むわけ
料理が出てくるまでの間、食べている間、食べ終わってほっとしている間など、二人っきりの時間がある。しかも、テレビという邪魔者はない。時と場合によっては邪魔になる子どもたちもいない。普段の場所と違う。ここがいいのである。
というのは、このような条件のために、夫婦だけの会話が弾むからだ。
■会話の話題は?
職場の近況や困っていること、子育て上の問題、実母や義母との問題など、かなりじっくりと話すことができる。
今回で言えば、アキコ(中2)の将来の夢や進路のこと、クニコ(小4)の近況など、私の知らない情報をかなり仕入れることができた。
・アキコは、将来就きたい職業がなかなか決まらず、戸惑っていること。最近、「語学や企画力を生かしてJTBなどの旅行会社に勤めることなんていいな。」と、思っていることなどを聞いた。
・そのことを、妻は肯定している。私は実際は分業体制を敷いているだろうから、企画は企画、営業は営業だと思うが、目標をもてば語学の勉強にもいっそう身が入ると思う。だから、妻と同じく私も、肯定した。
私は、<アキコが語学力も生かしながら旅先をいろいろ企画してみたい>というのは、わが家の夏の旅行の伝統(自分たちで企画してきた)の影響だと思い、くすっと笑ってしまった。(※ 今日は、アキコが英検3級を受験する日である。)
・クニコについても、いろいろ話した。クニコは、お姉ちゃんを目標にしていて5年生になったら学級委員になるとか、薬剤師になりたいと思っているだとか、見ているテレビ番組のこととか、私の知らない情報を聞いた。
今回の会話は、子育てのこと中心であった。私の知らない貴重な子どもたちの情報を知ることができ、有意義であった。
もちろん、お互いの職場でのこと、悩みや困っていることなどが話題に上ることもある。
最近では、3月8日の外食デートがそうだった。
【妻と月1回デートする習慣 その2】
3月8日(金)は、恒例の1ヶ月に1度の外食デートをした。通常は、給料日後の最初の金曜日の夜と決めていたのだが、2月18日(月)に曾祖母が104歳の大往生となり、22日(金)の2月分外食デートはのびのびとなっていた。その分を、ようやく実行したわけだ。
やっぱりやってよかった。たっぷりと妻に職場の愚痴を聞いてもらい、元気が出た。妻の近況もわかって、よかった。
3月は何かとばたばたしてあわただしいのだが、こういう日があって、本当に癒やされる。職場の人間関係のストレスも、家族のありがたみを強く感じるうえでは、とても役に立った。
■やっぱり会話が弾む一対一のデート
先に書いたように、家と違う場であることや、邪魔者であるテレビがなく、実母(妻からは義母)や子どもたちがおらず、二人っきりであることも、妻との話が弾む理由だと思う。実母や子どもがいると、妻は聞き役に回りがちで、自分からはほとんど話さないのだ。しかし、二人きりだと、けっこう話すのだ。
もっとも言葉のキャッチボールをする相手は、お互い相手一人しかいないわけだから、そうならざるを得ないわけだ。一対一のデートというのは、やっぱり価値がある。
月に1度、妻に家事への感謝の気持ちを伝えるために始めた月1回の給料日後の金曜日外食デート。もう3年近く続いている。すっかりわが家の伝統というか習慣となった。
給料日後の金曜日の夜と決めているので、忘れることはない。妻は夕食作りから解放されるし、私の小遣いからの支出なので家計にひびくこともない。お互いに子どものことや家庭生活上の悩み、お互いの仕事上の困ったことなどを相談し合う機会になっている。
これだけ続いているというのが、お互いにその外食デートの効用というか価値を認めている証拠である。読者にも、おすすめの習慣である。
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◆留意点・その他:
・妻は妻で給料日には、少しだけリッチな夕食を作ることになっている。
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