今年の子育て計画 その1 第945号ー「父と子塾」を中心にー [D1 父と子塾]
◆リード:今年の子育てをどうするか。つまり、父親として、アキコ、クニコとどのように関わり、教えて導いていくかという方針・方策である。行き当たりばったりよりも、きちっと方針と方策を立てて、計画的にやった方がはるかにうまくいくし、親も子も満足のいく内容となる。昨年度をふり返ってみれば、8割ほど計画通りに動いていくことがわかる。そこで、今年の方針・方策を立ててみた。
2013.1.1 今年の子育て計画 その1 第945号
ー「父と子塾」を中心にー
近況:
今朝、家族そろって神棚と仏壇にお参りをした。
その後、朝食を食べていると、年末に注文しておいたD・カーネギー『人を動かす』がクロネコヤマトの宅急便で届いた。
私「よかった。よいタイミングだ。」
さっそく、お年玉本として、D・カーネギー『人を動かす』をアキコとクニコにプレゼントした。
言わずと知れた、世界的ベストセラーである。英語のタイトルは「HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE」とあり、直訳すれば「友達を獲得し人々に影響を与える方法」となろう。
アキコ「うれしい。この本ほしかったんだ。(ずっと前にお父さんからプレゼントされた)『13歳からの「人を動かす」』がよかったから。」
私「それはよかった。今年の前半の父と子塾では、この本を読み合わせていくんだよ。」
こう言って、さらさらの本の後ろの空白にメッセージを書いた。
メッセージ「2013.1.1 今年の父と子塾では、名著『人を動かす』をテキストにして生き方を学ぶよ。
人を動かせるかどうか、友達をつくれるかどうかが、人生の幸福に大きく関係するんだ。
きっと大きく役立つと思うよ。 父より
アキコ(クニコ)へ」
それぞれの本にこう書いた。そして、このメッセージを読んで、一人ずつ渡した。
アキコ「ありがとう。」
クニコ「ありがとう。」
【父と子塾の歴史】
私の場合、長女アキコが7歳小学1年生で、次女クニコが3歳の幼稚園入学前から、2005年9月10日(土)の第1回以来、ずっと父と子塾を続けてきた。
原則として週1回でやってきたのだが、やれないこともあり、この7年と4ヶ月ほどで、月3回ペースの260回程(記録が残っているのは180回程)やってきた。
2012年第1回目の父と子塾は、1月7日に行っている。その時は、第二期120回であった。2012年の最終12月30日は、第二期145回であった。つまり、昨年1年間で26回父と子塾を行ったことになる。月平均2回余りである。7月(2回)、8月(1回)の2ヶ月が全体の平均を下げているのだが、このときは父と子塾という形ではなく、夏休みで個別に夏休みの課題を見てあげたりしているためである。あと、アキコが中学で野球部に入り、土・日にも部活があるので、開催が難しくなったことが大きい。
家族イベントを除けば、この父と子塾が、わが子との関わりを作り、教え導く大きな機会となっている。そこで、この父と子塾を中心に、この1年どのような方針・方策(内容)で子育てに取り組んで行くかを考えてみた。
【父親としての子育て方針】
ブログ記事944号「今年10個の目標を決める!」に書いたように、今年の私の子育ての目標は、次の通りである。
4.父親としてわが子を教え、共に楽しむ!
ー父と子塾:テキストはD・カーネギー『人を動かす』、キャンプ、クニコへの読み聞かせ、よい本を読む習慣、自由(科学)研究、一対一のデート(アキコ、クニコ)、暗唱再びetc.ー
アキコは、今年中学3年生15歳となる。もしかしたら、本当にいっしょに「父と子塾」などすることは、今年が最後になるかもしれない。なぜなら、高校生になると、受験勉強や学校生活のいろいろなことで忙しくなりそうだから。発達段階から言っても、むずかしくなる可能性があるから。(ただ、あきらめたわけではない。)
最後かもしれないという意識を頭の隅において、教える機会を大切にしようと思う。
(1)父と子塾……前半は、D・カーネギー『人を動かす』の読み合わせを、アキコ・クニコとやろうと思う。言わずと知れた、世界的ベストセラーである。英語のタイトルは「HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE」とあり、直訳すれば「友達を獲得し人々に影響を与える方法」となろう。
友達を獲得することも、人々に影響を与えることも、幸福になるためにはとても重要なポイントになる。もちろん、私は何度も読み返したことのある本だが、親子で感想など出し合いながら学びあうのもよいだろうと考えた。
後半は、ショーン・コヴィー著『7つの習慣ティーンズ』を読み合いながら、それぞれがミッションステートメントをつくるのである。
15歳のアキコには、最もふさわしい内容である。
今年の父と子塾のテーマは、「生き方」になりそうである。
(2)今まで学んできた論語や格言、詩歌などの暗唱……一度は暗唱した詩文集。百句の俳句等々、それから近年父と子塾で毎回音読し合っている論語。再テストをして、これらを暗唱し直そうと思う。
ずっと前に七田眞氏に「暗唱達人」になったので報告したところ、次の頼りをいただいたからである。
七田眞氏「…暗唱文の達人にもなられて、おめでとうございます。名文暗唱は、もう達成したからとやめてしまわずに、たとえば、4段、5段を言わせて、タイムを計り、それをもっと速く言えるようにし、2分の1の時間、4分の1の時間で言えるようにしてください。質の違った完全記憶が育ちます…」(平成19年10月3日七田氏の返信より)
実は、このようなアドバイスをいただいたにもかかわらず、ずっと放っておいたのである。今年は、それをやろうと思うのである。基本的には、父と子塾の中でである。
以上が父と子塾の中での教える機会であり、かかわりである。
父と子塾以外にも、次のようなかかわりをする予定である。
(後半は次号に続く)
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