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長女とデートの1日 第927号ー長女に夢を語るー [A2 一対一のデート]

◆リード:長女アキコ(中2)と丸1日デートした。野球部練習試合の送迎と応援、カーブドッチでランチ、入浴……。そこでは、いろいろな話をした。将来の夢、結婚のことなど……。久しぶりに二人っきりでじっくりと話せた。それは、アキコと私との間に信頼関係があったからだ。

2012.10.13 長女とデートの1日 第927号

ー野球部練習試合の応援、カーブドッチで食事&カーブドッチヴィネスパで入浴ー

近況:
 昨夜のことである。書斎で本を読んでいると、クニコ(小4)が部屋に入ってきた。なんだかうれしそうである。

クニコ「あのさ、お父さん。担任の先生がお家に人に話しなさいと言うから、話すんだけど、クニコの展覧会の作品、学年の代表(参考作品)として展示するから、1年間返せないって。」

私「そうか、おめでとう! 参考作品になるんだね。クニコのあの人形は、群を抜いていたよ。ピカイチだった。」

クニコ作品.JPG

 クニコは、うれしそうにして聞いている。

クニコ「もう一人、男子のA君のも、代表に選ばれたんだよ。」

私「そうか。男子で一人、女子で一人なんだね。」

 先週の14日は、クニコの展覧会(○小フェスティバル)。今年は、工作か絵のどちらかの展示になったのだが、クニコの学年は、工作展示「○を食べる人形」であった。
 クニコの作った「和食を食べるローラ」は、クニコらしさが表現され、最高の出来映えであった。(※ あとで写真をアップ)マフラーは手編みでクニコ自身が編んだものだし、目は黒目と白目だけでなく、黒目の中に瞳孔まであった。金髪はクニコだけ、しかも後ろではしっかりと編んであった。お寿司一つ一つがていねいに製作され、服も同様であった。細かい作業が得意なクニコの面目躍如の作品であった。

【アキコの1日デートの企画決定!】

妻「この土曜日は、私は出勤だから、お父さん、アキコの野球部練習試合の送迎と応援をよろしくね。あとジャグ当番だからね。」

私「わかった。」

 こう言われたのが、10月はじめ。練習試合の相手中学校がN市S中学校と聞いて、帰りにアキコといっしょにカーブドッチでランチと入浴をしようと考えた。以前に家族みんなでカーブドッチに出かけたこともあり、「カーブドッチへ行かないか。」と誘われたアキコは、二つ返事でOKだった。

DSC00018.JPG

以前カーブドッチを家族で訪れたときの写真

 かくて、13日(土)この日は、アキコの野球部練習試合の送迎と応援、カーブドッチでランチ&入浴という丸1日アキコとデートすることになった。(さらに、この日の夕方には、義兄の誕生日を祝う夕食会も設定されていた。)


【野球部練習試合の送迎と応援】

 私が(おそらくはアキコも)楽しみにしていたデートの日が来た。
 6時40分学校集合だったので、6時20分に自宅を出て、学校に向かった。
 学校集合の後、それぞれ練習試合の相手N市S中学校へと向かった。30分ほどで到着。
 1時間ほど、練習をした後、8時30分に練習試合開始である。練習試合は同じ学校相手に2試合。こういう場合、2試合目に1年生などのレギュラーでない選手を出すことが多い。私は、試合開始前の練習の様子をちらちら見ながら、教育雑誌を読んでいた。

■練習試合の応援
 第1試合は、アキコはレフト9番で先発。4打席中、2回出塁した。1回は、ファーボールを選んで出塁。もう1回は、1塁線よりのピッチャーゴロだったのだが、ピッチャーが3塁に送球している間に、セーフとなった。(3塁に向かったランナーもセーフ)
 第2試合は、アキコはライトで途中から試合に入った。
 結果は、2試合とも勝てた。

 私はと言えば、一生懸命、観戦・応援していた。攻撃の回は、

私「チャンス! チャンス!」、「チャンス続くよ!」(達成予言?)とか「ナイス ヒット!」

などと言っていた。守備の回は、

私「ナイス ピッチング!」とか「ナイス 守備!」

などと言っていた。

 相手チームは、「○中倒せ!」などという声も聞こえたが、私はそのような応援の言葉はまずいと思って聞いていた。私は、あくまで自分のチームの応援をしていた。

 試合後は、後片付けと、監督と選手はミーティング。その後ようやく解散。
 解散は、1時30分であった。
 

【カーブドッチマルシェでランチ】

 カーブドッチへは、同じ市内なので30分後の丁度2時に到着。

DSC00016.JPG

 マルシェで、噴水などの景色を見ながら、アキコと二人っきりでランチを食べた。

アキコ「おいしい!」

 おいしそうにランチを食べているアキコの姿を見て、私も幸せだった。

アキコとマルシェでランチ.JPG

私「おいしいね。 ところで、アキコは将来何になりたいと思っているの。」

アキコ「うーん、考え中。」

私「(中学の職場体験で)幼稚園の見学をしたこともあったようだけど、アキコは教育関係の仕事は向いている仕事の一つだと思うよ。」

 アキコは、中学校に入ってから薬剤師などもよいと考えていた時期もあったのだが、現在はいろいろと思案中であった。

私「お父さんはね、今出版の話が進んでるんだよ。D社の企画会議でお父さんの出した子育て本の企画書が通れば出版できる。長年の夢がいよいよ叶うんだよ。」

 こう言いながら、私はアキコに自分の夢を語った。


【カーブドッチヴィネスパでの会話】

 ランチを食べた後、隣接するカーブドッチヴィネスパへ向かった。入浴するためである。
 私は株主優待で無料、アキコは千円かかった。

私「お父さんは、株主優待で無料なんだ。だから、どこの温泉よりも、この温泉で入浴するのが一番安いんだよ。」

アキコ「お父さん、株主だったの。」

 約1時間後の3時30分に噴水前の椅子の所で待ち合わせることにして、それぞれ入浴した。
 1時間後、噴水を前にした席に、アキコと二人で座った。

IMG_0285.JPG

私「お父さん、この噴水の前がとっても気に入っているんだよ。だから、入浴後はきまってここでじっと噴水を眺めている。アキコも、素敵だと思うだろ。」

アキコ「うん。」

私「男は馬鹿だな。せっせとお金を稼いで、使うのは女性だ。」

 カーブドッチのお客は、女性の割合が圧倒的に多い。私は月に3回はここに来るのだが、女性客と男性客の割合は大抵7対3以上である。(もっとかも)

私「アキコ、お医者さんとか会社の社長さんとかと結婚して経済的に豊かになっても、油断できないんだよ。夫が亡くなって未亡人になる場合があるんだ。あーちゃんの友人にそういう人がいるし、そうなると収入がなくなって一気に天国から地獄になるんだよ。最近読んだ本に、夫が亡くなった場合の対応法が書いてあったんだけど、そういう場合にはどうしたらいいと思う。」

アキコ「うーん。」(考えるも、わからない。無理もないか。)

私「そういう場合は、直ちに生活のレベルを下げるんだよ。マンションに住んでいたなら、市営住宅に移るとか。夫の収入がなくなるんだから、もたもたしていないで一気に節約生活に入らなくっちゃいけないんだよ。」

アキコ(ふーん、そうなんだという顔)

私「死別しなくても離婚だってある。もっとも、働いている夫を大事にしないで死なしてしまうことにならないように、夫を大切にしなきゃね。」

 こう言いながら、アキコのコップにミネラルウォーターを注いた。

アキコと噴水でミネラルウオーター.JPG

アキコ「ありがとう。」

私「いつもこうしてミネラルウォーターを飲みながら、噴水を見ながらくつろいでいるんだ。本当に心がやすらぐんだ。」

(…間…)

私「お父さんは、退職したら子育てや家族経営のセミナーをする仕事をしようと思っているんだよ。今の日本の家族は憂うべく状況だ。それを少しでもよくしたいと思ってるんだよ。」

アキコ(じっと聞いている。)

私「それには、まず出版を成功させないとな。」

アキコ(じっと聞いている。)

(…間…)

 野球の練習試合でのことなど、色々話す。

私「よし、そろそろ帰るか。ワイナリーを少し歩いて、マルシェでジェラードを食べて帰ろう。夕食は、Tおじさん(私からは義兄)の誕生日を祝う夕食会だもんな。」

アキコ「うん。」

アキコとカーブドッチ噴水で.JPG

 かくてジェラードを食べ、帰宅するべく、乗用車に乗り込んだ。
 アキコは、帰宅途中で寝入った。温泉に入って疲れが出たのであろう。
 その寝顔を見ながら、私は、アキコが確か小学校4年生のとき、二人でサントピアワールドで1日デートした後の光景を思い出した。サントピアワールドで二人っきりで1日中遊んだ後、帰りの乗用車の中で、アキコは寝入っていた。

私(その時とまったく同じ寝顔だな。かわいい。)

アキコとの1日のデートが終わろうとしていた。

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◆キーワード:1 デート   2 家族のイベント  3 我が子と一対一の時間

◆留意点・その他:
・本当に二人っきりのデートは、久しぶりであった。たぶん中1の時に、映画をいっしょに見に行ったきりではなかったか。それでも、アキコはついてきてくれたし、お話もできた。父と子塾など、普段から信頼関係を築いていたからできた会話(デート)だと思う。

・企画力もさることながら、決心して実行しない限り、父(母)と子二人っきりでデートするのは、案外難しいのではないか。やりたいと思っているうちに、子どもが大きくなってしまい、結局実行できずに終わるということが多い気がする。かく言う私自身、子ども時代に親と二人だけでの丸1日デートは思い出せないから。


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