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嫁と姑の問題 その4 第906号ー嫁と姑の狭間でー [K4 嫁と姑]

◆リード:嫁と姑の問題は、嫁と姑が同居している、ほとんどの家庭で直面している問題であろう。姑が嫁のやり方に不満をもつ。嫁は、姑のやり方に不満をもつ。間を取り持つ夫(この場合、私)が神経をすり減らす。わが家も、ずっとこの問題に悩まされてきた。

2012.8.7 嫁と姑の問題 その4 第906号

ー嫁と姑の狭間でー

近況:昨夜8時半過ぎ、アキコたちロシア行きの一行が、無事市役所に到着した。市長が歓迎のあいさつをし、その後、記念写真を撮り、帰宅した。
 何はともあれ、無事帰国できたことは何よりである。
 事前に教えておいたカブトの作り方は、ロシアの幼稚園の訪問で活きたそうだし、味噌汁の素は、やはり役だったそうである。
 明日は、アキコの14歳の誕生日。義母・義兄も招待して、ロシアでの様子の報告会を兼ねた誕生日会をする予定である。


【はじめはうまくいっていた嫁と姑】

 結婚した最初の2年4ヶ月は、実母と同居であった。その間は、とてもうまくいっていた。妻は、結婚しても中小企業に勤めていたし、結婚して約1年後にはアキコが生まれ、近所にある実家にもしばし帰ることもできた。何の問題もなかった。

 その後、私は自宅から100km以上も離れたところに転勤が決まり、妻とアキコを連れて引っ越した。親子みんなで過ごすことが、私のポリシーだったからだ。
 その後の転勤先も自宅から40kmもあり、結局5年間、実母を置いて妻とアキコ、クニコ(その間にクニコが誕生した)との4人で過ごした。

 その間、しばしば実母の待つ自宅にも帰り、実母も妻もほどよい距離感で満足していた。
 私にとって、嫁と姑の問題は、ないに等しい状態であった。


【難しい嫁と姑の問題が生じる前提】

 ところが、5年ぶりに自宅に戻ってから、嫁と姑の問題が生じた。

 アキコが小学校入学、クニコがまだ2歳の4月である。
 妻も私も「子どもが3歳までは、母親はそばにいてあげた方がよい」という考え方で、妻は専業主婦。二人とも、家にずっといるという状態。しかも、5年間も、お互いに自由にしてきたわけである。

 以前のブログ記事「嫁と姑の問題!その1」に書いたように、わが家でも嫁と姑の問題が生じてきた。

 妻と実母は、育った環境が違うわけで、生活習慣も、価値観も、同じであるはずがない。この点は基本的に夫婦も同じだが、嫁と姑の間は、世代間ギャップまであり、より大きく生活習慣・価値観が違っている。しかも、年を取っている分、どうしてもより柔軟性に欠ける面が出てくる(実母はずいぶん柔軟性のある方だと思うが)。それが一つ同じ屋根の下で暮らすのだ。しかも、妻は専業主婦である分、顔を合わせている時間が長い。

 かくて、生活習慣や価値観等のギャップにより対立や不満が生じるのが、当然である。これまでブログには書かないできたが、我が家でも当然、問題がある。
(ブログ記事「嫁と姑の問題!その1」より引用)


【1階と2階にわかれて棲み分け】

 当時、私は、妻が実母から何かと注意を受けて困っていると、聞かされていた。たとえば、「廊下をもっと整理しなさい。」とか、「子どもが遊び道具を散らかして困る。」とか。
 実母は実母で、妻がなかなか心を開いてくれないとこぼしていた。

 妻も実母も参っていたようである。
 そこで、千葉県に住む母の妹(私からは叔母)が心配して(調停に)やって来た。

 そこでの結論は、実母は1階、若夫婦は2階に住み分けるということである。

 私は、実母の表情をじっくりと読み取り、実母がそれを望んでいることを読み取ったので、実母の気持ちを優先したのであった。

 何度か同じようなケースを調停してきた叔母は、「1回の話し合いでここまですぱっと決まるのは珍しい。」と驚いていた。

 この棲み分けを基本線として、土曜日の夜は家族5人で夕食、そのままアキコ・クニコは実母といっしょに寝ること。日曜日の10時頃は、いっしょにお茶というのが、基本的なパターンである。

 この棲み分けは、アキコが小2の時だったように記憶している。
 その後、アキコが小3になる時、妻は特別支援教育の指導員として就職した。


【それでも難しい嫁と姑の仲】

 もちろん、棲み分けで一件落着とはいかない。
 「2007.1.6  嫁と姑の問題!ーその2ー」に次のように書いてある。

 妻は、実母が高いエアコンを買ったり温泉によく行ったりすることをお金の使いすぎと思っているようだが、実母にすれば石油でなくガスストーブを使ったり(2階で石油を運ぶのは大変だから、私がそれでいいと言っている)よく外食したりすることが使いすぎと思っている。

 妻は、実母が温泉や旅行に自由に行ったりすることが優雅と思っているようだが、実母にすれば自分は若いときにずっと働いてきたのであり、妻が専業主婦でいることが優雅だと思っている。

 妻は、いろいろ言われるよりも1階と2階とで分かれて、あまり干渉し合わないで生活するのが仲良く暮らす鍵だと思っているようだが、実母は一緒に生活しているのだからもっとお互いに笑顔で声をかけうことが仲良く暮らす鍵だと思っている。

 私の願いは、妻に話したとおりである。

 家族5人みんなが和気あいあいとして暮らすことである。
 欠点は誰しもあるのだから、それを許し合い、受け入れること。1階と2階で分かれて生活することを基本にしながら、お互いにもっと声を掛け合って仲良く暮らすことである。

 この願いを達成する鍵は、一体どこにあるのか?!
 (以上、ブログ記事「嫁と姑の問題!ーその2ー」より引用)


◆キーワード:1 嫁と姑  2 夫婦関係  3 対立・不満

◆留意点・その他:


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