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★アキコ、ロシアへ 第893号ー厳しい選考をパスする!ー [K8 アキコ]

◆リード:アキコ(中2)が、夏休み中の7月30日から8月6日までの1週間、ロシアのA市へ派遣されることになった。A市国際交流協会の選考にパスしたからだ。「選考は、作文の審査と各学校からの内申によって行う」ということだったが、厳しい選考を見事にパスした。

2012.5.24 アキコ、ロシアへ 第893号

ー厳しい選考をパスする!ー

近況:昨日25日(金)は、妻と二人で外食デートをした。以前のブログに書いたが、給料をいただいた週の金曜日の夜は、妻と二人で少しリッチな外食デートをすることにしている。つまり、毎月1回しているのである。少しリッチと言っても、二人で3千円以内である。この伝統を始めて、2年ほど経つだろうか。完全に習慣化している。
 
私「~アキコ、ロシアに行けることになってよかったな。内申はよかっただろうな。成績がいいから。」

妻「本当ね。成績ばかりでなく、部活や生徒会もがんばっているから、先生方の受けもいいのよ。」

私「そうだな。大人の我々が海外へ行くのとはわけが違うよ。中学生のうちに、海外へ行くのは、アキコの人生にすごい影響を与えると思うよ。~」

【アキコのロシア行きの夢】

 「A市国際交流協会では、次代を担う中学生の国際認識・理解を深めるとともに、A市が交流を進める、ロシアのA市との友好の一層の発展を図るため、下記により派遣するA市中学生代表団員を募集します。
 当事業の実施は2年に1度。そのため、応募のチャンスは中学生時代に1度きりです。
 あなたのチャレンジをお待ちしています!」(
A市中学生海外派遣事業 派遣中学生募集要項より)

 この事業は、もう何年間にもわたって行われてきていて、アキコは小学校4年生からロシア行きをねらっていた。


【応募内容】

■派遣期間は、7月30日から8月6日までの1週間。派遣人員は、中学生わずか12名である。経費負担は、渡航費用、ロシアでの滞在費等、経費負担はなし。パスポート取得手数料と旅行保険料も負担なしである。(数年前までは5万円負担だったそうだ。)

 この経費が一切かからないことが善し悪しで、おかげで応募が多く、競争が激しくなった。かくてアキコの通う中学校だけで、10名ほどが応募したそうである。ちなみに、昨年は2名が、アキコの通う中学校から選ればれた。

■「選考は、作文の審査と各学校からの内申によって行う」と、募集要項にあった。アキコの内申は合格水準にあると考えたので、問題は作文であった。
 作文は、800字以内で、「応募の動機」について書くことであった。
 作文提出の締め切りは、5月7日(月)であった。


【アキコ作文にチャレンジ】

私「アキコ、連休明けが締め切りだけど、連休中は野球の試合があったり、Tさん家にお泊まりに行ったりするから、連休前に完成させた方がいいぞ。」

アキコ「うん。」

 アキコは、忙しい間をぬって、4月末に作文を仕上げた。

アキコ「お父さん、見ておいて。」

 アキコの作文は、「資料ではなく目で見て体験」というタイトルで、ぴったり800字で書いていた。

 アキコの熱意が伝わってくるよい文章であった。これならほぼ合格だと思った。ただ、少し表現を手直しした方がよいところが、いくつかあった。
 あとタイトル「資料ではなく目で見て体験」もいいのだが、ありきたりというか当たり前のタイトルなので、「小四の時から抱いたロシア行きの夢」の方がよいのではないかと考えた。
 そこで、そのようにアキコに伝えてみた。アキコは、しばし考え、「小四の時から抱いたロシア行きの夢」の方がよいと、自分でも判断したようで、その方向で書き直した。


【アキコ自身の手で書き直した作文】

小四の時から抱いたロシア行きの夢
              
 私は、小学四年生の時に、A市とロシアB市がsimai都市だと知りました。小学校四年生当時の私は、班ごとにロシアについて調べることになりました。私たちの班は、ロシアの食生活について調べました。~(中略)~ 一番驚いたのは、「イクラ」です。私はずっと日本語だと思っていましたが、これは実はロシア語だったのです。まさか私自身が、ロシア語を普段使っていたなんて!これほど外国の身近さを感じたことはありませんでした。
~(中略)~
そんな時、小学校の先生が、中学校に入るとロシアに行ける機会があると教えてくださいました。それを聞いて私は、「中学生になったら絶対にロシアへ行こう。」と四年生の時に心に決めました。
 ~(中略)~ 小学校四年生の時から抱いてきたロシアを直接この目で見て、共通点や相違点を調べるという夢。この夢が実現したら、ロシアの暮らしを心と体で体験してきます。~(後略)~。


 アキコは、5月1日に作文を提出した。校内トップの早さであった。
 この作文もよかったのだと思うが、アキコは、厳しい選考を見事にパスし、ロシア行きのパスポートを手にした。

 5月24日の夜、市役所総務課から合格の電話をいただいたとき、家族みんなで喜んだ。


◆キーワード:1 選考にパス  2 国際交流  3 作文

◆留意点・その他:

・読書好きで、小学校4年生から6年生までベネッセの作文コースをとってきただけのことはある。アキコの作文はうまかった。

・なお、この事業は今後も続くと思われる。次回の応募者が自分の頭で考えずに参考にすることはうまくないと思うので、作文は一部のみ載せた。


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