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わが子とのふれあいを思い切り楽しむ!第841号 [A1 日々のふれあい]

◆リード:クニコ(小3)と帰宅後、いろいろとふれあった。 ①自由研究のアドバイス  ②月例家族会議 ③いっしょにお風呂 ④100冊絵本読み聞かせマラソン ⑤添い寝 どれも賞味期間限定である。だからこそわが子とのふれあいの時間を大切にしたい。 

2011.8.29 賞味期間限定「わが子とのふれあい」 第841号

ー自由研究、家族会議、いっしょにお風呂、読み聞かせ、添い寝etc.ー

 以前の記事『紅葉も子育ても賞味期間限定! 第664号』に書いたように、いつまでも父娘でいっしょにお風呂に入ったり、添い寝をしたりできるはずもなく、子育ては賞味期間限定である。

 この夏、クニコといっしょに取り組んだ自由研究『俳句の季語調べと俳句作り』もそうである。


【自由研究】

 帰宅するとすぐに、

クニコ「お父さん、自由研究のまとめの感想、書いてみたけどこれでいい。」

と尋ねてきた。私のアドバイスを受けようと、私の帰宅を待っていたのであった。

私「読んでごらん。」

クニコ「感想(学んだこと)…私はこの研究を通して『私の近くにも、こんなにたくさん季語があるんだ。』とあらためて思いました。これからも、身近にある季語や本に載っている季語などを使って、俳句を作っていきたいです。」

私「とってもいいね。よく書けてる。それでいいと思うよ。(間)(お母さんの力を借りずに)一人で書いたの?」

クニコ「うん。」

私「すごいね。本当によく書けてる。」

クニコ(うれしそう。)

私「お父さんも、学んだことはたくさんあるよ。<猫>はそのまま季語にならないけど、<猫の恋>や<子猫>は季語になるなんてわかって、季語はよくできてるなって思ったよ。それに<風鈴>が夏の季語だって分かるけど、<噴水>が夏の季語と知って驚いたな。クニコもそんなことはなかった?」

クニコ「うーん。」(考えてる。)

私「そんなことがあったら、それも感想に足すといいよ。」


【定例家族会議】

 夕食後、定例家族会議を行った。原則として月末の日曜日に行っているもので、その月の家族経営のふり返りと来月の家族経営計画立案が、議題である。

 8月の家族の出来事・イベント等をふり返った後で、

私「クニコは、今月楽しかったことのベストスリーは何?」

クニコ「クニコはね、1番目が<家族旅行>で、2番目が<Mさん一家がお盆に来たこと>、3番目が<お友達と花火をしたり、おじちゃんにいろんなところへ連れて行ってもらったこと>。」

 こうやって、家族みんなでいっしょに話し合えるのも、子育て期間中ならではのことであろう。成人してしまってからでも不可能ではないが、容易ではない。


【いっしょにお風呂】

 この後、クニコといっしょに入浴。今は、大抵私が髪の毛を洗うのを手伝っている。上からお湯をかけてあげるのだ。今回は、お互いに背中を洗いっこした。

私「あー、背中を少し洗ってくれないかな。」

クニコ「うん。」(洗ってくれる。)

クニコ「クニコの背中も洗って。」

私「あーいいよ。」

 言うまでもなく、父娘である以上、こちらも賞味期間限定である。


【<100冊絵本読み聞かせマラソン>にチャレンジ開始】

 4日ほど前から、<100冊絵本読み聞かせマラソン>にチャレンジを開始した。これは、クニコに100冊の絵本を読み聞かせるというチャレンジである。1日1冊、原則として夜寝る前である。これで<100冊絵本読み聞かせマラソン>は、クニコに対して3回目なのだが、こうやって自分で数値目標を立ててがんばろうとしないと、ついつい忘れてしまうのでまたやることにした。

 まだ3冊だが、遅くてもクニコが3年生の間にクリアーするだろう。

①「もったいないばあさん」8.25

②「ぐりとぐら」8.28

③「はじめてのおつかい」8.29

 「はじめてのおつかい」は、2007.12.26のクリスマスプレゼントとして、クニコにあげた本であった。(本の一番後ろにそう書いてあった。)本人が読んでほしいのであれば、以前読んであげた本でもいいのである。

 クニコを前に抱きながら、絵本を読んであげるのは、私にとっては至福の時間である。

 アキコは既に読み聞かせから自立し一人で読書しているように、親による絵本の読み聞かせも、賞味期間限定なのだ。


【添い寝】

クニコ「お父さん、おやすみなさい。」

 書斎のドアを開けて、毎晩そう言うクニコ。

私「おやすみ。」

 この後、クニコは寝室に行く。

 夜9時、布団に入ったクニコは、お母さんにぎゅーしてもらって、おやすみとなる。

 ぎゅーをしたお母さんは、洗濯をしたり、お風呂に入ったりするために寝室から出て行く。私はと言えば、書斎で本を読んだり、ちょっと休憩したり、仕事をしたりしている。

 今回は、突然クニコが書斎のドアを開けて

クニコ「お父さん来て(間)…。」

私「いっしょに寝てってか?」

クニコ「そう。」

 かくて、私は添い寝してあげた。

 もちろん、クニコがかわいいから。

 そして、こうして頼られるのも賞味期間限定だと思うから。一人自分の部屋で寝ているアキコのように、いずれはなるのだろうから。


【賞味期間限定の子育てを思い切り楽しむ!】

 以前の記事『紅葉も子育ても賞味期間限定! 第664号』に次のように書いた。


 もみじの紅葉の時期も旬がある。その葉が落ちてしまってからでは、もう観賞できない。つまり、賞味期間限定だ。そして、このことは、子育ても、同じじゃないかと。

・親が誘って喜んでついてきてくれる時期、

・お菓子を食べ合える時期、

・一緒に入浴しながら楽しく会話できる時期、

・読み聞かせができる時期、

・添い寝ができる時期……これらすべて期間限定である。

 子どもが大人になっても、毎年決まって巡ってくる紅葉の時期よりも、もっと厳しい賞味期間限定である。
 
 散ってしまってからでは決して味わえない紅葉を、その最高の旬の時期に味わうように、わが子の子育ても、その期間中存分にかかわり、その醍醐味を味わおうと思う。
(…以上、引用)


 今私は、その賞味期間限定の子育てを思い切り楽しんでいる。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

わが子が初めて一人で寝た日 623号

必ずやってくる親離れ 563

子どもが巣立った後、一体何が残るのか 558

子育てにがんばれるのは何故か 557

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◆キーワード:1 読み聞かせ  2 わが子のとふれあい  3 添い寝

◆留意点・その他:

・中学校に行くと、ふれあいの時間は限定される。野球部に入ったアキコは、土日も含めて毎日のように練習があるからだ。それに、だんだんと友達との関係の方が大きくなってくるからだ。ただ、妻によると、アキコはむしろ中学になってから妻とよく話すようになったそうで、一概には言えない。

・私の体験からすると、10歳までが子育ての黄金時代のような感じがする。それだけ親への依存(ヘルプやサポート)を必要としている時期なのだろう。

・「ぐりとぐら」などは、アキコが2歳の頃から30回以上読んであげた本で、私は部分的にそらんじてしまっている。クニコに読み聞かせをしながら、アキコにわたしが「ぐりとぐら」を何回も読んであげたことを覚えているか聞いたところ、アキコは「覚えている。」と言っていた。ちゃんと覚えているものなのである。


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マドレーヌ

始めまして。
偶然たどり着きましたが、思わず「うん、うん」と頷いてしまいました。
子供と過ごす時間、大切にしたいと心がけています。
ですが改めて考え直すと、(長女がまだ年中なのに、)
入浴はルーチンワーク、読み聞かせは激減、添い寝は次女中心・・・。
今日から再び気を付けていきたいと思います。
(過去の記事も、時間を見つけて読ませていただきたいと思います。)
by マドレーヌ (2011-08-30 14:37) 

ファーザー

>マドレーヌさんへ
コメントありがとうございます。

読み聞かせに限らず、親がかかわろうとしようが、かかわろうとしまいが、時計の針は容赦なく進んでいきます。cf.本好きに育てるー読み聞かせという心地よい時間の復活!ー
http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2006-10-21

二度と戻らない今という時を大事にしたいと思っています。

841号の記事たちは、どれも心を込めて本当のことを、役立つように書いています。おかげさまで、nice!やコメントは非常に少ないのですが、1日500人以上、1,000アクセスあります。

過去記事は、 「家族の広場」http://kazoku-hiroba.blog.so-net.ne.jp/から入ると読みたい記事を見つけやすいかも知れません。よろしかったら、目的に合わせていろいろお読みください。今は、中1のアキコが小学校1年生の頃からの記録が載っています。きっと参考になると思います。なお、七田眞先生からも、子育てに役立つブログとして推薦をいただいたいます。


by ファーザー (2011-08-31 17:55) 

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