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トイレ掃除のごほうび 第808号 [D3 子ほめ条例]

◆リード:「わが子のトイレ掃除 第776号ー植村花菜「トイレの神様」に感化されてー」に書いたように、今年の1月9日から当時小2のクニコ(そしてアキコは11日から)は、トイレ掃除を始めた。「お父さんは、クニコがべっぴんになってほしいから、3月末まで続けたら、子ほめ条例で、好きな本やCDを買ってあげるよ。」と約束した私であったが、結果はどうであったか?!

2011.4.16 トイレ掃除のごほうび 第808号

ーわが家の子ほめ条例よりー

 「わが子のトイレ掃除 第776号ー植村花菜「トイレの神様」に感化されてー」に書いたように、今年の1月9日から当時小2のクニコ(そしてアキコは11日から)は、トイレ掃除を始めた。

 きっかけは、ドラマ「トイレの神様」を家族で見た後、クニコが

「クニコも、トイレ掃除をやってみたい!」

と言ったことだった。

 その際、私が、

「お父さんは、クニコがべっぴんになってほしいから、3月末まで続けたら、子ほめ条例で、好きな本やCDを買ってあげるよ。」

と約束した。

 その後の様子は、どうであったか?!


【トイレ掃除をがんばり続けたクニコ】

 私の予想通り、クニコは忘れずにずっと続けた。
 2週間ほど続けたある日、9時をかなり過ぎた時点で、トイレ掃除をやっていないことに気づいたことがあった。私は、これからやったのでは睡眠時間が短くなるので、「やらなくていいよ。」とクニコに言った。

 3月末までの約3ヶ月間、やらなかった日をクニコは数えていて、自分から

クニコ「やらなかった日の分を4月にやってから、トイレの神様のCDを買ってもらう。」

と言っていた。

 かくて、4月11日。この日のトイレ掃除で、やらなかった日の分も全てやり終えたそうだ。

 クニコは本当にがんばったと思う。


【同じくがんばったアキコ】

 一方、当時小6のアキコは、クニコが3月末までトイレ掃除をすると、ごほうびとしてCDを買ってもらえると聞いて、自分も1階のトイレ掃除をやりだした。

 こちらは、あーちゃん(実母)がアキコにトイレ掃除のやり方を教えた。

 アキコも、時々忘れたことがあったそうだが、やり通した。


【ごほうびのCDと子ほめ条例の効用】

 さて、約束通り、クニコにはトイレの神様のCD(DVD付き)を買ってあげた。

 アキコは、嵐関連の本だった。

 二人とも、大喜びだった。

 この「わが家の子ほめ条例」は、簡単に言えば、わが子のがんばりに対して、賞状と副賞として好きな本やCDなどを贈るというシステムである。

 これが、二人の子どもに圧倒的に支持されている。特にアキコに。なにせ、一月分、二月分のおこずかい(小6のアキコは月1000円。うち200円は天引き貯金。中1になって、200円値上げした。)に当たる本やCDが買ってもらえるのである。とても欲しい本やCDがあるアキコにとって、ものすごい魅力なのである。

 自由研究に始まり、論語の学習、俳句百句暗唱、マラソン大会、ソロバンの昇段、トイレ掃除……年1回ぐらいのつもりが、学期に1回でも足りないぐらい賞状と副賞が出ている。

 がんばったら、お父さんに認めてもらえ、かつ副賞がもらえる。

 だから、私には「~で、がんばったよ。」という報告が、黙っていても入ることになる。

「これは、モノで釣っているのではないか?!」

 と批判されそうである。

 確かにそう言う側面はある。だが、社会でも、がんばりを賞与などで報いるシステムはある。つまり、一般的通俗的なシステムであって、わが家(の子ほめ条例)で通用したことが、社会では通用しないということにはならない。だから、運用の仕方を間違えなければ、システムそのものには、ほとんど弊害はないと、私は考えている。

 問題は、買い与えるモノの中身だ。(私はゲームソフトの類にはしない。)

 少なくとも、子ども達のマイナスにはならないものを選ばせている。好きな本にしても、嵐関連本・CDが続くようなら、「今回はお父さんが選ぶ」か「嵐関連以外でお父さんがよいと同意できるモノ」を選ぶというようにしている。

 アキコ、クニコ自身で、私の目で見ても適切だと思える本を選ぶ場合も多く、その意味でも一石二鳥(やる気を引き出すと同時に副賞の本がさらに成長させる)のシステムだと考えている。

 さて、今後のトイレ掃除である。アキコ、クニコには、この後もやるように声をかけている。

私「クニコがトイレ掃除をやってくれると、お母さんはとっても助かるんだよ。それに、トイレがきれいだと、気持ちいいだろ。だから、毎日とは言わないけれど、お母さんと相談して、週3日ぐらいやろうよ。」

クニコ「いいよ。」

私「アキコ、あーちゃんはアキコが大好きなんだよ。だから、あーちゃんは、金曜日にアキコの好きな夕ご飯を作ってくれたり、カーテンを作ってくれたり、いろいろなものを買ってくれたりするだろ。トイレ掃除をしてくれると、あーちゃんはとても助かるんだよ。だから、アキコも週3日ぐらいトイレ掃除をやろうよ。」

アキコ「わかった。」

 かくてアキコは1階のトイレ掃除、クニコは2階のトイレ掃除を続けることになった。

 私は、今度は1年続けたら、わが家の子ほめ条例により、好きなモノ(本やCD)を買ってあげるつもりである。

【関連記事】あったかい家族日記  「家族の広場」

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D3 子ほめ条例

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◆キーワード:1 トイレ掃除  2 お手伝い  3 子ほめ条例

◆留意点・その他:

・「運用の仕方」で間違えるというのは、そもそもの意味・価値ーこの場合はトイレをきれいにすることで家事を分担するーを離れて、専らアメとなる副賞をあげることを強調するやり方である。あくまで、活動そのものの意味、価値のためにやるようにすることが基本である。つまり、「トイレをきれいにしたいから、家族の役に立ちたいからやる。」のが基本であって、この意味や価値を離れて、「本やCDを買ってもらいたいからやる」だけでは確かにまずい。が、この基本をおさえたうえで、副次的にごほうびがあってもよいと、私は考える。


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