父親の子育てのスタンス 第789号ー二児の父親となって間もない頃etc.ー [I-3 親の構え・役割]
◆リード:父親の仕事は、<生活費(学費を含む)を稼ぐこと=養うこと>と<子供を教え育てること>である。父親は仕事オンリーで、子育ては妻任せというスタンス(心構え)の方もあるようだが、それでは親として半分の責任しか果たしていないと、私は考えている。
2010.3.10 父親の子育てのスタンス 第789号
ー二児の父親となって間もない頃etc.ー
2月2日から、片づけ(そうじ)をしている。
近藤麻理恵『人生がときめく片づけの魔法』(※とてもよい本である。一読を勧める)を読み、
「その通りにやってみよう!」
と決心し、実行しているのだ。
著者の通りの手順でやっている。衣類の時はスムーズに進んだのだが、本は絶対量が多く、本当に困った。
10畳の和室いっぱいに並べられた本。これでも、半分足らず……。
それでも、決心通り片づけを進めている。部屋が片づくにつれて、住み心地が尻上がりによくなっている。まさに片づけの魔法である。
さて、片づけをしながら、ある記念誌を見付けた。
アキコが幼稚園に通っていた頃で、次女クニコも2才前後だった頃に書いた文章で、タイトルは『父親としての責任を果たす』である。
懐かしい文章だ。私の父親としてのスタンスを明確に表現している。
三字経にも、
「養不教父之過」(やしのうて おしえざるは ちちのあやまち)
とある。
経済的に家族を養うだけでは、父親として半分の責任しか果たしていないと思う。
私は、仕事は真摯に取り組まねば気がすまない方だが、だからといって家族(子育ての責任)を犠牲にして仕事をするのは、反対である。
子育てに対して父親として基本的にどういうスタンスをとるのか!?
基本的に母親任せにして、父親の自分はかかわらないのか。
母親と父親で協力し合い、子育てに積極的にかかわっていくのか。
このことは、子育てに決定的な影響を及ぼす。
父親の私は、経済的に養うことはもちろん、それだけでは半分の責任しか果たしていないと考え、教え育てる役割を積極的に果たしてきた。いつも月例家族会議をリードし、様々な家族イベントを計画し、父と子塾も原則として毎週行っている。こうして父親として家族への大きい影響力を発揮してきた。
おかげで、家庭に父親の居場所がないどころか、父親として充実感をもてたし、子ども達も、「かしこく・強く・あたたかく」育ってきた。
積極的にかかわっていくスタンスをとってきて本当によかったと思う。
これからもずっとそのスタンスを継続していく決意である。
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