一人を楽しむ「デイキャンプ」 第762号ー山の紅葉を見てゆったりと過ごすー [K6 ファーザー・妻]
◆リード:昨夜急に決まったことだが、アキコ、クニコ、妻の3名は、近隣の旧Y村へ大豆&蕎麦の収穫に行くことになった。私は、仕事もあり、一日がかりのY村イベントにはつきあえない。仕事を終えた午後、一人の時間をどう使うか?!
2010.11.7 一人を楽しむ「デイキャンプ」 第762号
ー山の紅葉を見てゆったりと過ごすー
昨夜急に決まったことだが、アキコ、クニコ、妻の3名は、近隣の旧Y村へ大豆&蕎麦の収穫に行くことになった。妻によれば、春にアキコ、クニコが中心になって豆まきをしたのだから、是非収穫にも来てくれと、名指しでY村のおばあちゃんから誘われたそうだ。
旧Y村へ行くとなれば、片道車で1時間30分。それで一日終わりである。
仕事もしたいし、私は遠慮することにした。
がしかし、ちょっぴり淋しい気もした。今日は快晴。紅葉の中の大豆と蕎麦の収穫。お昼は、蕎麦を食べるとかで、うらやましさも感じた。
「僕一人置いてずるいぞ!」と。
こう言えば、「だったらいっしょに来れば。」と言われるのは目に見えていたので(以前同じようなケースがあり、そう言われた。)、黙っていたが…。
さて、8時30分に妻たちの出発を見送った後、しばし、書斎で好きな本を読んだり、いろいろなプランを練ったりしていた。
10時頃になって、今日のメインの仕事である、1週間分の授業準備をみっちり、2時間余りやった。これをやらないわけにはいかないので、旧Y村行きはあきらめたのである。
さて、仕事が一区切り付いた12時30分頃、妻たちが帰ってくる夕方までの間、一人でどう過ごしたものか!?
【一人でデイキャンプ】
昨夜久しぶりに読み返した『ふらんす気分で山小屋暮らし』の余韻があったうえに、今朝、『親子で楽しむアウトドア料理』をぱらぱらとめくっていたら、次の記述に目に飛び込んできた。
■初心者にはデイキャンプもおすすめ!
キャンプ場に出かけても、泊まらずに日帰りすることをデイキャンプと呼ぶ。
初心者にとって、テント泊や火おこしなどが不安だろうから、まずは気軽な日帰りキャンプから始めてみるのも良い。デイキャンプを受け付けてくれるキャンプ場を探して、出かけてみよう。
弁当持参の場合は、テーブルとイス、それに家庭用のカセットこんろとヤカンがあれば十分楽しめるだろう。お湯を沸かしてのんびりお茶やコーヒーを入れたり、カップめんでも食べたりして楽しもう。それらがよりおいしく感じられたら、あなたも今日からキャンパーの仲間入りだ。……前掲書182pより引用
「よし! 午後から、山の中の水源地に行こう! テーブルとイス、カセットこんろを持って行き、ホットサンドイッチでも作って食べながら、思い切りリラックスしよう! こんな快晴なのに、家の中でイジイジしているよりは、自然の中でランチしよう!」
かくてスーパーに行って、トマトや食パンを買い込み、テーブルとイス、カセットこんろ、まな板、ナイフ、ホットサンドイッチを作る調理器具「バウルー」及びアボカド、レタス、トマト、食パンなどの食材を車に積んで水源地に向かった。
自宅から水源地まで13kmだから、1時に出発しても、1時20分頃には着いた。
・空気がおいしい!
・紅葉が始まっていてきれいだ!
私は場所を決めて、テーブルとイスを置いた。そして、トマトとアボカドを切り、レタスをちぎって、バウルーに入れ、さっそくホットサンドイッチ作りを始めた。
目の前は、水源地と紅葉した山々である。それを見ながら調理し、調理してはすぐに食べた。
実は、この水源地の辺りには、キャンプ場もある。考えることは同じで、すぐ近くで老夫婦が、テーブルとイスを持ち込み、カセットこんろを使って、僕と同じようにホットサンドイッチを作って食べていた。
食べ終わって、片づけを終わって午後2時。それから、イスに腰掛けたまま、のんびりと山や水源地をただ眺めていた。たった一人で1時間近くも。
快晴なので、日が当たって、ぽかぽかと暖かい。
空気がおいしい。
水面に映る紅葉がきれいだ。
川の流れる音、小鳥たちの鳴き声が耳に心地よい。
ざっと1時間経った午後3時。私は、水源地を後にした。
ずいぶんと癒された気がした。
途中で少々買い物をして、午後3時30分自宅着。
その後、車の掃除をした。30分ほど。
そして、入浴。睡眠。
かくて5時30分頃、目覚めた。疲れがとれ、癒されていた。
するとまもなく、妻たちが帰ってきた。
収穫した大根、サツマイモ、カボチャ、長ネギ……など、どっさりお土産をもって。
一人の時間を楽しめること。これも、人生を幸せに過ごすには、大切なポイントなのだろう。子供たちがいるうちは、家族で楽しむ機会が多くあるから、大丈夫だろうが、子供たちもいずれは独立していく。そうなれば、おそらくは、一人で過ごす時間は多くなるのだ。
それに備えてというわけではないが、一人でいじけていないで、自分で自分を楽しませるスキルも少しずつ磨いていく必要があるなと、ふと思った。
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◆キーワード::1 デイキャンプ 2 一人の時間を楽しむ 3 趣味
はじめまして。
みるきち と申します。
デイキャンプとはアクティブですね!
私の子どもは2歳でまだまだ手がかかります。
時々一人になりたくて、妻と子どもが寝静まった後に喫茶店へ行き、ゆっくりコーヒーをすすっています。
子どもが大きくなり、一緒に遊びを楽しめるようになると同時に独立していくというのは、寂しくもあり親としての勤めを果たしたもかとも思います。
ファーザーさんはデイキャンプやブログ、十分に一人で堪能していると思いますよ!!
ブログの写真アップや、レイアウトも素敵です!!
by みるきち (2010-11-20 12:32)
>みるきちさんへ
コメントありがとうございます。
2歳だと、言葉が出て、とってもかわいい(今の小6,小2の娘たちもかわいいですが)時期ですね。それでも、時々一人になりたい気持ちはわかります。そうしてリラックスすることで、また子供とかかわる余裕ができるのだと思います。
よろしかったら、過去記事もご覧ください。
幼いときの子供とのかかわりが特に重要 第68号http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2005-08-15-1
必ずやってくる親離れ 第563号
http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2009-02-26
by ファーザー (2010-11-27 10:41)