旅行時のわが子への金銭教育 第736 号ー夏の旅行「戸隠高原・忍者村」 ー

◆リード：夏の泊を伴う旅行は、結婚して以来欠かしたことのない、わが家の伝統である。今年については、秋に泊を伴う旅行を計画しているので、一旦は止めることも考えたのだが……。

2010.8.15　夏の旅行「戸隠高原・忍者村」　 第736 号

ーわが子への金銭教育ー

＊GREETING＊

　おはようございます。ファーザーです。

　一昨日のお盆には、お墓参りをしてきました。妻の実家も、同じ市内なので、妻の実家のお墓も参ってきました。

　今年は、秋に泊を伴う旅行を計画しているので、夏に泊を伴う旅行は止めようかと思いました。それでは、十分リフレッシュせず、2学期を乗り切れないと思ったので、１泊2日の旅行を計画しました。

【戸隠・忍者村か日光・戦場ヶ原か？！】

　いくこと自体が決まったのが10日頃。

　13日のことである。
　15・16日に行くことに決め、行き先を話し合った。

私「『日光・戦場ヶ原』がいいか、それとも『戸隠高原・忍者村』がいいか？！」

アキコ「忍者村がいい！」

妻「日光は、帰省客とぶつかって混雑しないかしら。」

　私が日光のあるホテルに電話して、15日の道路事情を確認したところ、渋滞するということだった。それならということで、アキコの希望を入れて、『戸隠高原・忍者村』に行き先を決めた。（天候については、両方とも＜曇り時々晴れ＞だった。）

【宿の手配】

　宿の手配は、いつも私の仕事。楽天トラベルで決めることが多い。
　
　今回も、楽天トラベルで検索し、「森の宿　めるへん」に決めた。13日の夜のことである。

　「クチコミ・お客さまの声： 4.8」と評価が高かったし（5が最高）、クチコミ・お客様の声を読んで見んだり、それへのペンションオーナーからの返信を読んだりすると、よさそうだと思えたからだ。 それから、料金的にも、大人2名、小学生の子どもが2名泊まって、29800円（朝食・夕食付き）とリーズナブルな価格だったからだ。

　この「クチコミ・お客様の声」は馬鹿にならない。宿側のおかしな対応は、クチコミされ、やっぱりそんな宿は止めようと考える。オーナーサイドの返信がない宿も避けた。きっと、ていねいな対応は望めないと思うからだ。
　
妻「うーん、宿代３万円か。だったら、５万円かかるわね。」

・食事代、忍者村の観光代、帰りの温泉代を入れると、ぴったり５万円である。

【実地の金銭教育その１　忍者村「特別割引券」etc.】

　私は、「チビッ子　忍者村」のサイトを検索し、ＨＰを見付ける。忍者村で楽しめそうなことや料金を調べているばかりでなく、割引券を探しているのである。

私「あった、あった。アキコ、来てごらん。」

アキコ（書斎に来る）「何、何？」

私「アキコ、忍者村のサイトを見てるんだけど、ほらこれ見てごらん。＜特別割引優待券＞があるだろ。これを印刷して持って行くと、200円引きになるんだよ。200円×4名だから800円の節約になる。印刷1分で800円だろ。こういうのを覚えておくといいよ。」

アキコ「うん！」

　これは、実地の金銭教育である。

　この後、忍者村のサイトを一緒に見ながら、どれで遊びたいかを話し合った。

【実地の金銭教育その２「忍者服」】

私「忍者服が400円かかるな。」

クニコ・アキコ「400円なら、節約する！」

私「待った！　それは着た方がいい。着ると忍者になった気分になれるぞ！」

　このとき、私の頭の中では、20年以上前の石坂浩二のインタビューの記憶が蘇った。石坂浩二は、「4時間かけて、時代劇の衣装を着て、かつらをかぶり、メイクをする中で、役になりきれる」というようなことを言っていた。石坂浩二の話が真実なら、忍者服を着ると、忍者になりきれるのである。これはけちらない方がいい。

　これ以外に、判断のベースにあるのは、母の教えである。母は、普段は節約していても、旅行の時は、「こういう時は、節約していてはダメなの！」と言いながら、いろいろな体験活動など、使うべきことには使っていたのである。

　どこを節約して、どこを節約しないか。これも、母の教えがそうだったように、立派な金銭指導になる。

　ちなみに、親である私たち夫婦は、忍者服は、800円×2名となり、節約の予定である。

　今回、宿の手配については、わが子に実地の金銭指導はしていないが、インターネットを使った宿の手配の仕方（宿の選び方）なども、金銭指導とも言えるだろう。

　こうして、実地でお金の使い方を教えていくこと、これらは大切な金銭指導だと考えている。
　（あと、1時間後に出発です！）

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◆留意点・その他

・忍者村には、１時３０分に到着の予定だったのが、３時になってしまった。私は、忍者服を勧めたが、子供たちは忍者服に着替える時間がもったいないということで、結局忍者服は着なかった。

コメント 2

忍者村、楽しそうです♪
お子さんたちの楽しげな笑い声が、
聞こえてくるようです。

金銭感覚、金銭指導、色々考えさせられました。
しめる所と、使う所。メリハリですねえ。
by qooo (2010-08-22 06:12) 

＞qoooさんへ

忍者村、アキコ、クニコは、アスレチックを全クリしましたね。忍者服に着替える時間も惜しんで、チャレンジしていました。運動能力がけっこう必要で、水ぐもの術コーナーでは、バランスを崩して池に落ちた子を、わずか２０分程の間に３人見ました。

忍者村にいた時間は、３時から５時までの２時間、お土産を買う時間も含めて、退屈することがありませんでした。スポーツ系のお子さんには、お勧めのスポットでした。
by ファーザー (2010-08-23 09:06)