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長女の父親離れ  第716号ー父親離れ対策ー [I-3 親の構え・役割]

◆リード:長女アキコ(小6)は、去年には一人で寝るようになり、今年1月(当時小5)には、一緒に入浴しなくなった……。

2010.5.29 長女の父親離れ  第716号

ー父親離れ対策ー

*GREETING*
  こんにちは ファーザーです。

 例年よりも半月以上も遅れて、先ほど朝顔の種まきをしました。玄関脇に朝顔の棚を作るのは、アキコが小学校入学以前からずっと続いているわが家の伝統です。
 3ヶ月後には、たくさんの朝顔の花が目を楽しませてくれるでしょう。

 
【一緒にお布団に入れなくなって久しい長女】

 長女アキコ(小6)は、去年には一人で寝るようになり、今年1月(当時小5)には、一緒に入浴しなくなった。

 アキコの、異性である父親離れは着実に進んでいる。

 そんなアキコであるが、お母さんのお布団にはよく入っていく…。
 今日も、お母さんのお布団の中へ、クニコ(小2)とアキコは、気がつくと入っていた。ちょうど、お母さんを両脇からサンドイッチするようにして。

 お母さんが、朝食を作るべくお布団から出たので、私がそこを埋めるべく入ってみた。

私「お父さんが、お母さんの代わりに入るかな。」

 クニコは、そのままだったが(さっと出ることも多い)、アキコはさっと脇へ遠のいた。

私(予想した反応とはいえ、ちょっぴり残念。)

アキコ「よし、アキコももう起きよう。」

 こうして遠のくばかりでなく、起床して去っていったアキコであった。


【アキコが2歳の頃は……】

 朝食を食べながら、

私「アキコが2歳の頃は、<ポポちゃん、ポポちゃん>と言って、ポポちゃん人形をお父さんがお布団の中で抱くと、アキコがお父さんをポポちゃんに取られると思って、ポポちゃんの代わりにお布団に一緒に入ってきたんだけどな。」

妻(クスクス笑いながら)「それって、(アキコにとって大事な)ポポちゃん人形をお父さんに取られてしまうのが嫌で、取り返しに行ったんでしょう。」

私「何言ってんだ! 逆だよ。ポポちゃんにお父さんに取られると思って来たんだよ。」

アキコ「ポポちゃんを、お父さんに取られたと思って、取り返しに行ったんだと思う。」

クニコ「どっちが本当なの?」

私「お母さんのは、<憶測>で、アキコのは<記憶違い>。お父さんのが<正しい記憶>だ。」

妻(クスクス笑いながら)「お父さんのは、<願望>よ。」

クニコ(クスクス笑いながら)「つられて笑ってるんだけど、<憶測>ってどういう意味?」

 これを聞いて、私は爆笑。みそ汁を吹き出しそうになる。

私「憶測というのは、たぶんこうじゃないかなって思ったり、考えたりしたことだよ。だから、さっきのはお母さんが、たぶんこうじゃないかって勝手に思ったり、考えたりしたことなんだよ。」

妻「わからない言葉を(知ったふりをしないで)聞くのは、いいことよ。」

クニコ「じゃ、<願望>ってどういう意味?」

 今度は、これを聞いて、私ばかりでなくアキコも吹き出した。何でも、「今度は、<願望>の意味を聞いてくるんじゃないかと思ったら、その通りだった」からおかしかったそうだ。

私「<願望>というのは、願ったり、望んだりすることだよ。」

妻「つまり、お父さんがこうあってほしいとう願望よ。お父さんを取られるのが嫌なんじゃなくて、ポポちゃん人形を取られるのが嫌だったのよ。まったくお父さんは幸せね。」

 果たしてお父さんの言う方が正しいのか、妻の言う方が正しいのか。うーん、これ以上、深く追求するのはやめよう。

 いずれにしても、アキコが少しずつ着実に父親離れをしていることは、確かである。


【父親離れ対策】

 娘の父親離れ。これは、自然の流れなのだろうし、受け入れるほかない。いつまでも一緒にお風呂に入れるわけはないのである。
 母親にしても、友達との遊びの割合が多くなる分、母親離れも進行していく。
 言い換えれば、自立が進んでいるのだから、歓迎すべきことではある。

 対応策としては、娘の今の年齢なり、発達段階に合った(ふさわしい)かかわり方をするしかあるまい。幼稚園教育、小学校の教育、中学校の教育…があるように。

 前記事で、次のように書いた。

「子どもが楽しめる遊びの最大の条件は、<何をするかよりも、誰とするかが大事>であって、お母さんまたはお父さんと遊べればいいのである。とりわけ、シングルエイジの間は。」

 ティーンエイジとなって久しいアキコだが、アキコと遊ぶには、アキコが楽しいと思う遊び内容にする工夫が必要だ。
 
 例えば、最近のアキコが楽しくて、私やクニコとやっている遊びは、花札である。

 花札.JPG

アキコ「やった! <月見に一杯>だ。」

クニコ「<飛ぶ鳥三羽>だよ。」

 こうやって3人で楽しく遊んでいる。

 子どもの成長に合わせて、親のかかわり方も成長させなければいけない。

 小さい頃に熱中していた三輪車が、いつの間にか見向きもされなくなったように、いつまでも変わらないままでは、やがて見向きもされなくなるだろうから。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

3歳9ヶ月のクニコの様子と育児の現状 167号

我が子との宝物のような思い出

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◆キーワード:1 父親離れ  2 親離れ  3 親子の会話

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