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あいさつ標語校長賞 第708号ー心やすらぐ「おやすみ」のあいさつの躾! その2ー [B1 しつけ:あいさつ・感謝他]

◆リード:私が学校に提出したあいさつ標語が「校長賞」をとっていた。「おやすみ」のあいさつの躾は、一日の締めくくりを心地よいものにするために、是非とも身につけさせたい習慣である。

2010.3.2 あいさつ標語校長賞 第708号

ー心やすらぐ「おやすみ」のあいさつの躾! その2ー

【あいさつ標語「校長賞」】

 3月2日(火)夜のことである。
 子供たちの通う小学校の学校便りを読んでいた妻が、

「お父さんの出したあいさつ標語、校長賞取ってるわ。」

と言った。

私「へえー、どれどれ。」

■あいさつ標語校長賞

☆ おばあちゃんの 顔がほころぶ 孫の「おやすみ」(私ファーザー)

☆「おはよう」は 朝のビタミン 元気のもと(Aさん)

☆ げんきな声 みんなに幸せ プレゼント(Bさん)

 ※ 保護者の中から私の他に2名、合計3名受賞していた。

妻「元気なあいさつ~とか、明るいあいさつ~みたいなのは、たくさん展示されてたんだわ。」

私「あいさつのメリットを強調するタイプだろ。」

妻「うん、そう。似ていて本当に一字だけ違うような感じ。でも、お父さんみたいなのはないんだわ。」


【あいさつ標語の背景にあるもの】

 このあいさつ標語、保護者も書いて提出ということなので、去年ささっと書いて提出したものだ。
 わが家の現実を標語にしたものだ。
 
 私がクニコ(小1)といっしょに入浴する際に、クニコを抱きながら、あーちゃん(実母)の部屋に連れて行き、いっしょに「おやすみ」のあいさつをしている

クニコ「あーちゃん、おやすみなさい。」

実母「あ、クニコちゃん、おやすみ。」

私「おやすみなさい。」

実母「おやすみなさい。」

 この孫のクニコとの「おやすみ」のやりとりの中で、いつも実母はにこっとしてクニコを見ながら、「おやすみ」と言っている。この笑顔がステキなのだ。一瞬だがとってもステキな笑顔なのである。

 一階で一人生活している実母にとって、クニコのこの「おやすみ」は、とっても心やすらぐものであり、実母を癒しているに違いない。

 かくて先の標語
<☆ おばあちゃんの 顔がほころぶ 孫の「おやすみ」>

ができたわけである。


【心やすらぐ「おやすみ」のあいさつの躾!】

 以前のブログ記事「心やすらぐ「おやすみ」のあいさつの躾!」で、次のように書いた。


 1日を終えんとし、その日を振り返りながら、ほっとした気持ちでいるときに、アキコの顔と同時に、「おやすみ」という言葉を聞くことができるということ。
 本当に心やすらぐ瞬間であり、あったかい家族を実感する瞬間である。

 いかにしてアキコは「おやすみ」のあいさつをする習慣を身に付けたか。
 2年前に転勤先のN市からアキコの小学校入学と合わせて自宅に戻った。その時以来、ずっと「おやすみ」のあいさつについては躾けてきた。
 
私「あーちゃん(実母)に『おやすみなさい』って言ってきたか!?」
アキコ「言ってきたよ。」

 はじめこそ、「あっ忘れてた。」とよく言っていたアキコであった。来る日も来る日も来る日も、ずっと言い聞かせてきて、今は何も言われなくとも、自分からあーちゃんと私に「おやすみ。」と言いに来るようになったのである。

 身が美しいと書いて、躾(しつけ)と読む。
 「おやすみ。」と言うアキコは、確かに美しい。そして何よりもかわいい。存在自体がかわいいが、「おやすみ。」と言うアキコはなお一層かわいく感じる。
 これは、おそらく(というよりも間違いなく)あーちゃんも同じように感じているだろう。

 つまり、よく躾けられた子は、周囲を癒やし、周囲により愛されるのである。

 もちろん、これは教育(躾)の結果である。何も言われなくても、はじめからあいさつができる子などいない。
 何よりもまず我が子の幸せのために、そして我が子とかかわる人たち(もちろん家族も含まれる)の幸せのために、しっかりと躾けていきたい。…
以上、引用終わり


 アキコ(小5)は、おやすみのあいさつの習慣が完全に確立している。
 私とクニコが入浴した後、アキコは一人で入浴し、あーちゃんにおやすみのあいさつを欠かさずにしている。

 私は今、妹のクニコ(小1)のおやすみの躾をしている。
 おそらくあと1年もすれば、<一人であーちゃんの部屋に行くのは、暗くて恐いから嫌だ>などと言うことなく、一人であーちゃんの所へ行って「おやすみなさい。」と言えるようになるだろう。

 今ふと思うに、20年後、あるいは25年後、母親になったアキコ、クニコに連れられた可愛い孫たちが、

孫「おじいちゃん、おばあちゃん、おやすみなさい。」

 こう言う日がおそらくは来るだろう。(来るかな?!)

 それには、祖母に「おやすみ」のあいさつをする子に躾けておく必要がある。私が祖母にあいさつをするように躾けてきた姿が、将来のアキコ、クニコが親になったときのモデルになるからである。

【関連記事】あったかい家族日記

心やすらぐ「おやすみ」のあいさつの躾!

あったか家族ポイント 第500号ー家族の絆を強める公式ー

「『ありがとう』と言える子に!」

 nice!を戴くことは、とても励みになっています。よかったらnice!をお願いします。


◆キーワード:1 おやすみ  2 あいさつの躾け  3 あいさつの躾の価値

◆留意点・その他:

・よく大切さが強調されるあいさつだが、それはなぜだろう。
 あいさつは、人間関係の基本であり、相手(の存在)を認めているという証だからであろう。
 以前のブログ記事「あったか家族ポイント 第500号ー家族の絆を強める公式ー」で、<あいさつは1ポイント>、<誕生日祝いなどはボーナスポイントで30ポイント>のように書いた。
 つまり、誕生日祝いなどは、それ自体のポイントは高いが、1年に1回しかできない。それに対して、あいさつは、毎日できるので、365ポイントもかせぐことができる。実に12倍である。
 しかも「おやすみ」のあいさつは、一日を心地よく終えることができるというメリットがあるのだ。
 あいさつは、毎日のことだけに、その習慣が確立した(躾が成功した)ときのメリットはとても大きい。是非きちんと躾けたいところだ。


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コメント 4

ショコママ

ステキな標語ですね!!
実家の父(小学校教員)と母(保育士)が挨拶には厳しいというか
かなりしつけられていましたので、
私も自然にそれが見についています
でも、この挨拶ってほんとにいいものですよね。
子どものころ
学校の職員玄関前で
何人かの友達を誘って
先生がくるのを待ってて
挨拶してたの思い出します。

長女のhannaも挨拶って気持ちいいって
いって学校でも、先生に元気よく挨拶してます。

ファーザーさんの記事をよんで、
あらためて挨拶のステキな面
確認できた気がします。

うちも、再来週からいよいよ
主人の両親が引越してきます。
とても楽しみで、
祖父母たちも子どもたちの挨拶で
環境の変化に早く慣れてもらえると
いいです。
by ショコママ (2010-03-07 16:30) 

kokoro-love

おはようございます
おじゃまします

うちの子は挨拶が苦手
誰かと会うたびにさせようとはしてるんですが
恥ずかしいのか、ただ言わないのか
それを見て親がまた怒る
その繰り返しなんですよね
親が先頭にたってしないと
子供はやらないですよね
反省・・・

またおじゃまします
by kokoro-love (2010-03-11 07:16) 

ファーザー

> ショコママ さんへ
コメントありがとうございます。

ショコママさんのご両親は、教育関係者だったのですね。
ちなみに、私の父は銀行員でした。母は編み物の先生だったり、ニット会社に勤めていたり、洋服を作って売ったりして家計を支えていました。

ご主人のご両親を、子供たちのあいさつで迎えられたらすばらしいでしょうね。
by ファーザー (2010-03-13 07:52) 

ファーザー

>kokoro-love さんへ
コメントありがとうございます。

子どもが小さければ小さいほど、モデリング(お手本を見てまねる)による学習となります。親がまずよいお手本を示すことが、一番効果で基本だと思います。

わが家は、今でも朝のあいさつは、私が先であることがほとんどですね。私が一番早く起きているせいもありますが。

是非またご訪問くださいませ。
by ファーザー (2010-03-13 07:56) 

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