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とめはねっ!祖母の書道教室 第705号ー共通の趣味を通しての楽しいふれあいー [D6 親が教える・その他]

◆リード:書家の実母あーちゃんは、アキコが小1、クニコが保育園年長の時から、書道を正式に教えてきた。おかげで毛筆・硬筆の書道コンクールでは、特選ないし準特選を当たり前のように取っている。そして、書道を共通の趣味として楽しいふれあいが生じている。

2010.2.22 とめはねっ!祖母の書道教室 第705号

ー共通の趣味を通しての楽しいふれあいー

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 実母(アキコ、クニコからすれば祖母)は、アキコが小1、クニコが保育園年長の時から、書道を正式に教えてきた。毎週金曜日が習字教室である。

 アキコ、クニコは、おかげで字が上手になり、書道コンクールの度に特選、準特選を当たり前のように取っている。
 祖母から書道を習ったおかげで字がうまくなるという直接的なメリットばかりでなく、書道という共通の趣味をもったことで、祖母と孫の間で楽しいふれあいが生じている。

■楽しいふれあい1.「とめはねっ!」

 2月21日(日)ひな壇を飾った後、実母は、孫のアキコ、クニコから出品券を貼ってもらうなど、書道教室のお手伝いをしてもらっていた。

 その後、教室に行ってみると、実母は、アキコ、クニコに「とめはねっ!」の指導をしていた。

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 写真のように、アキコ、クニコは大喜びして書いていた。(実母の指導のもと、ひらがなをクニコ、漢字をアキコが書いた。)

実母「アキコ、クニコにお手伝いをしてもらったから、ご褒美にちょっと遊ばせてあげたて。」

 こう言って、実母は笑った。


■楽しいふれあい2.コミック「とめはねっ!」&NHKドラマ「とめはねっ!鈴里高校書道部」の鑑賞

 読売新聞「本よみうり堂」の中で、山田真哉さんが書道の読み物としてコミック「とめはねっ!」を推薦していた。難しい書道の話を、コミックを通して楽しくわかりやすく読者に伝えることに成功しているというような、趣旨の話だった。

 私がさっそく楽天ブックスで注文すると、アキコも、妻も(一応実母に教えてもらって、学生を教える資格は取った)、そして書家である実母も、はまった。
 現在わが家には、全6巻すべて揃っており、家族全員、続巻が出ることを楽しみにしている。

 この1月からは全6回のNHKドラマ「とめはねっ!鈴里高校書道部」を家族全員楽しみにして見ていた。
 番組を見た後は、原作と比べてどうだったとか、感想などを言い合い、楽しく過ごした。


■楽しいふれあい3.書の自由研究

 2月のこと、アキコが私にこう言った。

アキコ「この夏休みの自由研究のテーマが決まったよ。あーちゃんと、書道のことを調べる。」

私「書道のことって、例えば、どんな?」

アキコ「草書、行書、九星宮…とか。」

 おそらくこの夏休みは、私がかつてアキコと自由研究で<色の名前の由来>について調べたように、実母とアキコとでいろいろ書道のことを調べることになるだろう。


■楽しいふれあい4.書の展覧会、昇段……

 毎月来る書道の月刊誌には、昇段試験の結果が載っている。

実母「アキコちゃん、すごいよ。○だったよ!」
  「クニコちゃん、すごいよ。写真版だよ!」(特に上手だと写真版で載る)

アキコ「えっ、どれどれ。 よかった!」

クニコ「やった! 写真版だ。」

私・妻「よかったね。」

 毎月の書道の月刊誌を見る度に、こうした会話が生じている。

 さらに、書道の展覧会では、家族で見に行くことになる。

■楽しいふれあい5.毎週金曜日の書道教室

 もちろん、一番のふれあいの機会は、毎週金曜日の書道教室の時間だ。
 そこでは、少人数でみっちり個別指導をしている。

■楽しいふれあい6.集中特別書道教室

 さらに言えば、今年1月1日は、書き初め展に向けた集中特別書道教室であった。コンクール直前や長期休業中など、いわゆる特訓が年に何回かあるのである。

  これが何年間も続いていくのだ。中学、高校…と。私の「父と子塾」以上の絆が、創られる可能性すらある。(その可能性は高い。)

 このように、アキコ、クニコが小さいときから始めた、祖母の書道教室は、祖母と孫との楽しいふれあいの機会をたくさんつくり出してきた。

 今後も、たくさんつくり出していくであろう。

 これは、おそらく子どもが中学生、高校生、大学生、そして成人してからもそうだろう。

 よく言われることに、

「孫たちが小さいときは、<おばあちゃん・おじいちゃん>と言って、寄ってきたのに。大きくなったらちっとも振り向かなくなってしまって……。」

ということがある。近所のおじいちゃんも、「孫の○は、小さいときは<おじいちゃん、おじいちゃん>と言っていたのに、小学校も高学年になったら、全然駄目。捨てられてしまって。」とぼやいていた。

 おそらくは、遅かれ早かれこうした事態を迎えるケースが大多数なのだろう。

 しかし、である。必然ではない。

 実母のように、共通の趣味(世界)を築くことに成功すれば、孫たちが中学生、高校生、大学生、大人になっても、共通の関心のもとに語り合えるに違いない。

 実母は、書道という共通の趣味(世界)を築くことに大成功しているのである。

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◆キーワード:1 書道教室  2 共通の趣味   3 祖父母と孫


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