珠算1級合格のごほうび 第699号ーわが家の子ほめ条例ー [D3 子ほめ条例]
◆リード:アキコがとうとう珠算1級合格した。ソロバンを始めた1年生から5年近くをかけての達成である。わが家の子ほめ条例により、賞状と副賞を贈った。
2010.2.6 珠算1級合格のごほうび 第699号
ーわが家の子ほめ条例ー
アキコ(小5)は、小学校1年5月からソロバン塾に通っている。
それは、珠算1級をとっている妻の信念「ソロバンは絶対いい。」によって始まった。
始めた当初から、<小学校4年終了までに1級合格を達成し、高学年になったらソロバン塾を辞めて、別の習い事をする>という計画を立てていた。
ところが、1級合格の道は険しく、小5になったこの1月31日(日)が珠算1級の試験であった。
【試験当日】私「アキコ、今日の午後2時半からソロバンの試験だろ。直前まで本を読んでいて、それからいきなりソロバンモードだと、試験はうまくいかないと思うよ。1時間前には、ソロバンの練習をするとか、試験モードに入った方がいいと思う。」
アキコ「わかってる。30分程、友達のAさんとソロバンの練習をすることになってるよ。」
というわけで、1時間前には頭を切り換え、ソロバンの練習をお友達としてから、試験に臨んだアキコであった。
【試験の結果】
翌2月1日(月)のソロバン塾で、試験の結果発表があった。
ソロバン塾から帰ってきたアキコが、開口一番
アキコ「アキコ、ソロバン1級受かったよ!」
私「ヒョー、すごいな~。合格おめでとう! また、お祝いだな~。子ほめ条例で本でも買ってあげなきゃな~。」
アキコ「お父さん、今回は、本よりもハリー・ポッターのDVD第3巻がいい!」
私「う~ん、そうしてあげようかな。」(アキコが本当に喜ぶものにしてあげたい。)
アキコ「うれしい! アキコは、今度は段位をめざす!」
私「ふ~ん、すごいね。」
アキコ「あーちゃんからも、きっとお祝いのお金がもらえる。」(前回も金一封千円もらえた。)
こんな調子で、今回の副賞は、ハリー・ポッターのDVDの第三巻となった。
私は、翌日、書店に立ち寄り、ハリー・ポッターのDVDの第三巻を購入し、その日のうちに渡した。
私「アキコ、1級合格おめでとう!」
アキコ「えっ、もう買ってきたの! うれしい! ありがとう!」
【父と子塾でほめ、賞状&副賞を渡す】
2月6日(土)の父と子塾の中で、私が作成した賞状と副賞を改めて渡した。
アキコはとても喜んだ。
その父と子塾「1週間のグッド&ニュー」コーナーの中で、アキコは今週のグッド一番目に、この「珠算1級合格」をあげた。
私も、それを、この1週間のグッドのトップにあげた。
父と子塾をしている間、すぐわきで裁縫をしていた妻も、
「私も、それ(アキコが珠算1級合格したこと)が一番だわ。」
と言った。
父母にそう言われて、アキコのうれしかったに違いない。自分の1級合格を喜んでくれているのだから。
【珠算1級の価値】
アキコは、小学校1年5月から週3回ずっとソロバン塾に通ってきた。
大変な努力だと思う。
大変な継続力だと思う。
珠算1級自体は、パソコンの時代、そんなに価値をもたないだろう。だが、1級をとるまでにアキコがしてきた努力、継続力は、十分に賞賛に値することだ!
「アキコなら合格して当然」では、決してない!
かくて親としては、祝福の言葉をかけるばかりでなく、賞状を作成し、副賞も渡した。
親が自分のがんばりを認め共に喜んでくれることが、親への信頼を高め、自分への自信となり、さらなるやる気を引き出していく。
アキコは、「今度は段位を目指す。」と言った。
私としては、「もういい。」という感じだが、当面は本人の意思を尊重するつもりである。
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日記を365日書き上げた日!ー我が家の伝統「我が家の子ほめ条例」ー
◆キーワード:1 珠算1級 2 子ほめ条例 3 子どもをほめる
◆留意点・その他:
・子どものがんばりに対して、賞状と副賞を渡すこと。これは、「わが家の子ほめ条例」という伝統であり、子どもをほめ・育てる仕組みである。
お嬢様の珠算1級合格おめでとうございます。
時々貴サイトを訪問させていただいてました。
一指導者として考えですが、
お嬢様の珠算熱のあるうちは、より高次元の
学習をされる事がよいのではないかと思います。
1級合格から始まる新たな発見があると思います。
珠算・暗算を楽しんでください。(^_^)
by 岩崎学園 IN新潟 (2010-02-10 08:52)
>岩崎学園 IN新潟さんへ
コメント&祝福ありがとうございます。
最長で小学校卒業までかとは思いますが、当面はアキコの意思を尊重するつもりです。
by ファーザー (2010-02-14 11:42)