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アキコ作文入賞&NHKラジオ出演、新聞掲載…… 第667号 [O5 マスコミ・出版・セミナー]

◆リード:アキコの夏休みに書いた作文が、「たすけ○い作文コンクール」に出品され、「共同○金会長賞」を受賞した。表彰式、NHKでの録音などに向けたわが家の対応は?!

2009.11.28 アキコ作文入賞&NHKラジオ出演、新聞掲載…… 第667号

 以前の記事で紹介したように、アキコの夏休みに書いた作文が、「たすけ○い作文コンクール」に出品され、「共同○金会長賞」というすばらしいを受賞した。

 11月28日(土)午後は、県庁近くのある会場で、表彰式が行われ、私がアキコを連れていくことになっていた。

 その後、近くにあるNHK○県支局に行き、受賞した作文を、アキコ自身の声で録音することになる。
 
 さらに、そこから車で1時間余り離れたある会場で、ヤマハ音楽教室のエレクトーンの発表会に参加する。こういう過密スケジュールであった。


【授賞式に向けて】

妻「ヤマハ音楽教室の(グループ)発表は、白い服にジーパンでおそろいなの。着替えている暇ないかもしれないから、ジーパンのままじゃ、やっぱりだめかしらね。」

私「いくらなんでも、ジーパンじゃまずいだろう。」

 妻は、結局、アキコにあれこれ服を着せてみたあげく、新しく服を買いに行くことにした。

妻「いい服がないから、新しく買うわ。作文の音読練習を早くしてね。」

 全く泥縄なのだが、金曜日は服を買いに行っている時間がなかったことも確かで、やむを得ない。


【NHKラジオ録音に向けて】

 予定していた父と子塾は、急遽アキコのラジオ録音のための音読指導となった。

私「じゃあ、(入賞した)作文原稿を読んでみな。」

アキコ「勇気を出して ○市立△小学校 アキコ みなさんは、学校から帰ってきて、自分が『ただいま!』と言うと、返事をしてくれる人はいますか?…<中略>…一人一人が助け合いに向けた一歩をふみ出せば、きっと世の中は変わると思います。大切なのは、一歩ふみ出せる勇気があるかどうかです。勇気を出せば、あなたにもできます。だから、勇気を出して。」

私「全体に早口だね。もっと語りかけるように、ゆっくりと読まなきゃ。 題名と名前を読んだ後、本文に入る前は、間を2拍取るんだよ。……。」

・文末を読む声が小さくて、聞き取りにくい。
・会話文は前後間を取り、やや大きい声で読まなければならないのに、地の文と同じ大きさで読んでいる。
・やや棒読みで、語りかけるような感じじゃない。
・そもそも、嫌々練習している……。

 直したいところが山ほどあったが、気分を悪くしても困るし、指導する時間も余りない。
 
 結局、私が一文ずつ範読(お手本となる音読)をし、その後でその声の大きさやリズムをそっくりまねて読む「追い読み」をさせることにした。

範読「…私は、そんな時には 例えばペンと紙を持ってきて、コミュニケーションを なんとかとろうとするような人が、たくさん増えるとうれしいです。…」

私「(句点。は一拍、読点、は半拍休むのが基本だけど)読点がなくても、意味の切れ目で休んだ方が、聞き手が聞きやすい場合は、休むんだよ。」

 こんなふうに、時折説明しながら、2から3回追い読みをさせた。

 最後に、一人で音読させたかったが時間がない。

 アキコは、妻と一緒に表彰式に着る服を買いに出かけた。

 アキコと妻が、帰ってきたのは、出発前ぎりぎりの時間であった。

 10分足らずで昼食を取り、私はアキコを車に乗せ、表彰式の会場に向かった。
 自宅から車で1時間の所である。


【表彰式】

 表彰式次第を見てびっくり。「3 お祝いの言葉」として、県知事の名前が載っているではないか。
 県知事賞をはじめ、小学生3名(アキコはそのうちの1名)、中学生3名の受賞なのだが、中学生は学生服を着ていたし、小学生もきちんとした服装であった。引率の保護者も、正装であった。
 
 地方紙の社長さんをはじめ、表彰する側も背広を着るなど、きちんとした服装であった。(県知事は所用のため、部長級の方が替わりに出席していた。)

私(ジーパンをはいてこなくて良かった。)

 私は、心底そう思った。

 当日は、地方紙の新聞記者、NHKの放送局の人も放送カメラを回していた。

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 賞状と立派な盾、おまけに副賞として5千円分の図書券と、なぜかPILOTの「クレオロール」という16色のクレヨンをいただいた。

 アキコは、5千円の図書券に大喜びだった。


【NHK○支局でのラジオ録音】

 表彰式後すぐに、NHKラジオ出演のための録音のため、県庁近くにあるNHK○支局に車で移動した。

 アキコは、その後すぐにヤマハ音楽発表会に参加する必要があったので、トップでの収録となった。

 アキコは、NHKラジオ放送局の録音指導担当の女の人と一緒に録音室に入った。私も、入室可だったので、離れた後ろでその様子を聞いていた。

録音指導担当の女性「生放送じゃなくて録音だから、リラックスしていいんだよ。向こうに見えるドアに向かって言うつもりで音読してごらん。…」

 こう促されての音読・録音。
 アキコは、私がびっくりするぐらいの上手な声、語りかけるような張りのある声で、はじめから音読していた。

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私「すごい! でも、練習の時から、このように読んでくれたら良かったのに…。」

 おそらく録音指導担当の女性もそう思ったのではないだろうか。全体の文章を、4回ほどに区切って音読していたのだが、ほとんどやり直しなしであった。
 一人10分ほどの練習を含めた収録時間であったが、予定した時間の半分ちょっとで収録を終えた。

録音指導担当の女性「はい、おしまい。とっても上手だったわよ。」

 こうして、ラジオの録音が終わった。

 その後、担任の先生(休みなのにもかかわらず、わざわざ来てくださっていた。)と一緒にNHKの会場で写真を撮り、すぐに私の車でヤマハ音楽発表会の会場に向かった。


【今後の予定】

■12月□日のNHK(○県)ラジオに、今回収録した作文の音読が流される。

■12月□日付けの○△新聞(県内普及率60%以上でトップシェアの地方紙)新聞に、アキコの作文が載る。

 こういう予定になっているそうだ。

 ちなみに、翌日の○△新聞には、アキコが賞状を受け取る姿が、写真入りで報道されていた。(6名が順番に賞状を受け取ったのだが、たまたまアキコの姿が載っていた。テレビ局の人もカメラを回していたので、ほんのちょっぴりだろうが、地方版に放映されたはずである(※アキコは、複数の友達から、<地方版の>NHKのニュースにアキコが出ていたと後日聞かされた。)

 きちっとした服装でなければ、絶対こうはならなかったはずである。

 泥縄ではあったが、きちっとした服装にしてよかった!

 音読練習もきちっとしておいてから出かけてよかった!

 表彰式も、新聞に載ることも、NHKラジオ録音も、親子共にすべて貴重な体験となった!

 すべてひっくるめて、アキコの大きな自信となったに違いない。

 当日のラジオ放送、新聞紙上での発表が楽しみである。

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

TV東京の取材を受けたわが家 その1 568号

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◆キーワード:1 NHKラジオ収録  2 作文コンクール  3 表彰式

◆留意点・その他:

・表彰状会場までの旅費まで支給があった。

・今回の作文、アキコが夏休みに読んだ本の感想を中心にまとめたもので、私は全く指導していない。事前に読んではいたが、まさかこんな賞を取るとは、夢にも思わなかった。

・私としてはむしろ、点字や手話の講座(3日間連続)に参加し、それを大洋紙にお友達とまとめていたことの方を高く評価していた。

・写真はあとで載せるつもりである。アキコの受賞作文は迷っている。

・話は変わるが、今年はTV東京に家族で出演するなど、何かとマスコミに縁がある年である。


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Shun

作文コンクールの入賞、おめでとうございます。表彰式やら収録と、名誉なことではありますが、何かとたいへんなものですね。
順調な収録、事前の練習が活きたのではないでしょうかね。
by Shun (2009-12-01 23:21) 

ファーザー

>Shunさんへ
祝福ありがとうございます。

確かにたいへんとも言えます。
しかし、服装にしても、事前の音読練習にしても、きちんとしておかなかったら、貴重な体験になるどころか、苦い教訓をも残すことになったかもしれません。その意味で二つとも不可欠のことでした。

ちなみに、今回の作文の指導は本当に私は全くしていないのですが、ベネッセの作文コースをずっとやってきたことが大きいと考えています。確か3年生から現在までずっとやっています。

by ファーザー (2009-12-05 16:28) 

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