3万円かけた船釣りの価値 その1 第617号 [E3 四季の旅行]
◆リード:3泊4日の佐渡家族旅行3日目早朝、船釣りに出かけた。プロである漁師さんの船での出漁である。船のチャーター代3万円(釣り具とえさ代を含む)の価値はあったか!?
2009.8.21 3万円かけた船釣りの価値 その1 第617号
ー3泊4日の佐渡家族旅行その1-
佐渡旅行3日目の主な旅程は、「船釣り」と「スノーケリング」である。
船釣りは、私にとっても初めての活動で、私が最も楽しみにしている活動である。
【船釣りにかける願い】
「(3万円とは)高い! が、この機会をおいて、わが子と一緒に船釣りができるチャンスはないだろう。う~ん。」…
値切っても3万円という高額な船釣り代に大いに迷ったが、「この先、アキコと家族旅行に行けるのは、もう10回もないかもしれない。プロがナビゲートする「船釣り」ならきっとたくさん釣れて楽しい思い出ができるに違いない。行こう!」こう決心した。(夏の家族旅行「佐渡」プラン完成 606号http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2009-07-18-1より部分引用)
前日に民宿「敷島荘」に着いた後、漁師さんに連絡を取り、最後の打ち合わせをした。
漁師さん「明日は天候はOK、出漁できる。
4時30分だと、少し暗いので5時出漁で十分。」
敷島荘さんにお話ししたところ、10時頃船釣りから帰ってきてからの朝食でよいとのことだった。(特別の計らいに感謝した。)
【早朝起床・出漁】
私「天気はいいそうだよ。予定通り船釣りができるよ。4時30分だと、まだ少し暗いので、5時に港(城ケ鼻港)に来てくれればいいって。」
妻「じゃあ、4時30分起床ね。早く寝ないといけないわね。」
というわけで、8時30分頃には家族4人就寝した。
翌朝4時20分、私と妻は起床し、支度を始めた。
4時40分には子供たちも起こし、着替えや洗面などをするように促した。
軽食となるお菓子類と、お茶などの飲料水、釣れた魚を入れるクーラーなどをもち、半袖、長ズボン、帽子のスタイルで宿を出た。(衣類など、汚れたり、臭くなってもいいような物を着た。これは正解だった。)
釣り道具やえさは、漁師さんが用意してくれるので、それ以外の準備は全く要らず、気が楽だった。
宿から歩いて5分ばかりのところが港なので、ぴったり5時に港の船の所に着いた。
漁師さん「おっ、ぴったり時間通りやね。」
いかにもプロの漁師さんという風情の中年の男性が、笑顔で迎えてくれた。
既に船には釣りざおが4本備え付けられ、漁師さんの手で、撒き餌のオキアミと、えさのホタルイカ(釣りざお一本に6つの釣り針が付いている。)が手際よく釣り針にひっかけられていった。
漁師さん「こうやって、(ホタルイカの)外側の部分を捨てて、中の身(と足の部分)と目玉の部分を付けるんだ。この中の身の汁の部分(の臭い)に魚が集まってくるんだ。」
4本とも、えさを付け終わると、漁師さんは船長室に行き、船を出航させた。
【プロの釣り具、プロのアドバイザー付き】
30分ほども、沖に向かって船は進んだあと、ようやく止まった。
漁師さん「ここらに魚が集まっているぞ。さあ、仕掛けを海に投げよう。」
あちこちへ進んでいるように思えたのは、なんと魚群探知機で魚がたくさんいる所を探っていたのであった。
妻、アキコ、クニコの3人とも、船釣りは初めてだったので、漁師さんが重りごと、6本の釣り針の付いた仕掛けを、次々と海に投げ込んでいるのを見守っていた。
私は、投げ釣り自体は初めてでないので、見よう見まねで投げ込んだ。
リールを見てびっくり、釣り糸の長さ=海の深さが表示されるのだ。
みるみる重りが沈んでいく。
その深さ140m超であった。
漁師さん「重りが底に着いたら、少し釣り糸を巻いてくれ! 根がかり(釣り糸・釣り針が海草などに巻き付いて取れなくなること)するから。」
クニコ
アキコ
妻
仕掛けを投げ入れ、少しリールを巻くやいなや、妻の竿先がぐぐっと動いた。(そうだ。)
漁師さん「ほれ、来たで。すぐに釣りざおを上げたらいかん。少し待つと何匹もかかってくるんだ。」
しばし待った後で、リールを巻く。
漁師さん「さあ、巻こうでや。その赤いボタンを押して。」
なんと、電動式でリールを巻き取ってくれるのであった。
私「へえ、電動で巻き取ってくれるんですか。いつ頃からこうなってるんですか。」
漁師さん「ずいぶん昔(数十年前)からやで。手で巻くのは大変やで。楽でいいやろ。」
最後10mを切った辺りで電動スイッチは止まり、手動式となった。
家族全員「あっ、釣れてる!」
漁師さん「メバル1匹か。」
15cmほどのメバルがさっそく釣れたのであった。
さっそくの釣り果にわくアキコ、クニコ、妻そして私。
私「タカちゃん、やったな!」
妻「漁師さんに釣ってもらったわ。」
魚群探知機とプロの釣り具、プロの腕(アドバイス)…まさに鬼に金棒の状況。
今後の展開に大いに希望をもったのであった。(続く)
【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」
■以下、昨年の夏休み自由研究の記録である。
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