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 『こども論語塾』クリアー賞 600号ー親子「論語」塾の勧めー [D3 子ほめ条例]

◆リード:『こども論語塾』をテキストにして、昨年12月27日より、親子論語塾を始めた。週1回の「父と子塾」の中で1章ずつ進めていったのであるが、今回で20章1冊分全部クリアーした。わが家の子ほめ条例により、賞状「こども論語塾Ⅰクリアー賞」と副賞として好きな本を贈った。 

2009.6.27 『こども論語塾』クリアー賞 600号
ー親子「論語」塾の勧めー

  記事「親子『論語』塾開始 542号」で紹介したように、『こども論語塾』をテキストにして、昨年12月27日より、親子論語塾を始めた。

 論語を学ぶことが、わが子の生きる指針となることを願って始めたのである。


【『子ども論語塾』クリアーの日】

 週1回の父と子塾の中で1章ずつ進めていったのであるが、6月20日(土)の「父と子塾」で、20章1冊分全部クリアーした。

 最後も残っていた章『朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。』を、次の順に音読していったのである。

■1 「書き下し文」の音読

■2 「現代語訳」の音読

■3 「こども用解説」の音読

■4 「書き下し文・現代語訳・こども用解説」を通して音読」
 ※ できたら、アキコ、クニコの音読をアップしたい。

 その後、『子ども論語塾』1冊をはじめから最後まで通して音読して完了した。


【クリアーまでの道のり】

 『子ども論語塾』1冊をクリアーするまで約半年かかった。
 クリアーまでの道のりーいつ、どの章を扱ったかーは、次の通りである。

▼1回目『之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。』…第二期7回目の父と子塾12月27日(土)

▼2回目「子貢問いて曰く、『一言にして以って終身之を行うべき者ありや。』 子曰わく、『其れ恕か。己の欲せざる所、人に施すことなかれ。』」…第二期8回目の父と子塾1月10日(土)

▼3回目『人にして遠き慮り無ければ、必ず近き憂いあり。』…第二期9回目の父と子塾1月24日(土)

▼4回目『過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。』…第二期10回目の父と子塾1月31日(土)

▼5回目『徳は弧ならず、必ず隣有り。』…第二期11回目の父と子塾2月7日(土)

▼6回目『辞は達するのみ。』…第二期12回目の父と子塾2月15日(日)

▼7回目『学んで時に之を習う、亦説ばしからずや。~』…第二期13 回目の父と子塾3月8日(日)

▼8回目『吾かつて終日食わず、終夜寝ねず、以て思う。~』…第二期14回目の父と子塾3月14日(土)

▼9回目『学びて思わざれば、則ちくらし。~』…第二期15回目の父と子塾3月20日(金)

▼10回目『吾に日吾が身を三省す。~』…第二期16回目の父と子塾4月5日(土)

▼11回目『仁遠からんや。~』…第二期17回目の父と子塾4月12日(土)

▼12回目『君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。』…第二期18回目の父と子塾4月18日(土)

▼13回目『巧言令色、鮮し仁。』…第二期19回目の父と子塾4月26日(日)

▼14回目『故きを温ねて新しきを知れば、以て師と為るべし。』 …第二期20回目の父と子塾5月4日(月)

▼15回目『君子は義にさとり、小人は利にさとる。』…第二期21回目の父と子塾5月10日(日)

▼16回目『性、相近し。習い、相遠し。』…第二期22回目の父と子塾5月17日(日)

▼17回目『君子は言にとつにして、行に敏ならんことを欲す。』…第二期23回目の父と子塾5月30日(土)

▼18回目『君子は人の美を成し、人の悪を成さず。小人は是に反す。』…第二期24回目の父と子塾6月7日(日)

▼19回目『人の己を知らざるを患えず。人を知らざるを患う。』…第二期25回目の父と子塾6月14日(日)

▼20回目『朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。』…第二期26回目の父と子塾6月20日(土)


【「こども論語塾Ⅰクリアー賞」を授与】

 クリアーまでの、半年間、親子共にがんばったと思う。

 わが家の子ほめ条例により、賞状「こども論語塾Ⅰクリアー賞」と副賞として好きな本を贈った。
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【アキコ・クニコの感想など】

 1冊音読をクリアーしての感想は、アキコ・クニコそれぞれ次の通りであった。

■アキコ(小5)

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1 『こども論語塾』を音読・学習し終わって、どうでしたか。

・アキコ「つかれたけど、がんばって良かった。」

2 その中でとくに心にのこった、孔子先生のことばを3つあげてください。
 ① 『学んで時に之を習う、亦説ばしからずや。~』

 ② 『之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。』

 ③ 『学びて思わざれば、則ちくらし。~』

3 賞状「こども論語塾Ⅰクリアー賞」をもらって、どうでしたか。
・アキコ「うれしい。(本ももらえて)」


■クニコ(小1)

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1 『こども論語塾』を音読・学習し終わって、どうでしたか。

・クニコ「つかれたけど、べんきょうになった。」

2 その中でとくに心にのこった、孔子先生のことばを3つあげてください。
 ① 『学んで時に之を習う、亦説ばしからずや。~』

 ② 『性、相近し。習い、相遠し。』

 ③ 『徳は弧ならず、必ず隣有り。』

3 賞状「こども論語塾Ⅰクリアー賞」をもらって、どうでしたか。
・クニコ「うれしい。」


【私ファーザーの感想など】

 親も子も、がんばり通したと思う。
 半年かけて、親子で論語を繰り返し繰り返し音読し合った日々。

 愉しく心地よい一時であった。


 アキコ・クニコは、大人になっても懐かしく、思い出すに違いない。

 私は、アキコ・クニコが巣立った後、この『こども論語塾』を手にしながら、アキコ・クニコが元気よく音読している姿を懐かしく思い出すに違いない。

 今はそんなに役立たなくとも、悩んだとき、人生の岐路に立たされたときなど、判断規準となって、アキコ・クニコの歩みを正しい方向に導いてくれたらいいなと思う。

 そして、肩肘張らず、普段の生活の中で、少しずつ『論語』を活かしていければいいなと思う。

 

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

親子で論語を学ぶー『こども論語塾その3』クリアーの証ー  第759号(音声による記録はこちら)

親子「論語」塾 その2 560

親子「論語」塾開始 542

「幸せになる五つの約束」その2 535

アキコ・クニコ 暗唱 最高段位7段 達成!(論語以前に取り組んだ名文の暗唱です)

◆キーワード::1 親子論語塾 2 父と子塾  3 子ほめ条例

・2009年6月19日の読売新聞に、『こども論語塾』の広告が載っていた。10万部を突破したそうである。
 第2集『こども論語塾 その2』も出版されている。本書の続編である。実は、この続編は、アキコの進級祝い、クニコの小学校入学祝いとして4月にプレゼントしていた。
 今後は、その2にチャレンジする予定である。

こども論語塾〈その2〉―親子で楽しむ

こども論語塾〈その2〉―親子で楽しむ

  • 作者: 安岡 定子
  • 出版社/メーカー: 明治書院
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 大型本

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コメント 4

たいせい

 これは興味あります。
 ただ輸入物ではなく、五省や会津什訓でやりたいと思っていますが。
by たいせい (2009-07-02 23:25) 

qooo

大人の私が、覚えたいほどですよ〜。
難しいのに、よくがんばりましたね〜。

by qooo (2009-07-04 07:04) 

ファーザー

>たいせいさんへ
コメントありがとうございます。
輸入物でなく、国産でという辺りが、たいせいさんらしいですね。

私も祖国愛はとっても大切だと思っていますし、真に独立した日本に早くなってほしいと願っています。

ところで、論語の中核を成す「仁」も、新約聖書の中核を成す「愛」も、おそらくは仏教も、根本において同じではないかと考えています。また、輸入品か国産品かよりも、本物かニセモノかの方が大切だと考えています。そして、子供たちには本物を与えたいところですよね。
by ファーザー (2009-07-04 14:15) 

ファーザー

>qoooさんへ
まだ、小さな子どもだから、親に言われるまま取り組めるのかもしれません。本当の意味はまだわからないのでしょうが、小学生なりに考えるところ、響くところはあるようです。

前回の父と子塾から、『こども論語塾その2』に入っています。

そのはじめの論語は「父母は唯 其の病を之れ憂う。」父母は、何よりも、ただその子供の病気のことばかりを心配するものだ。(だから親孝行とは、健康第一に心がけて病気しないことなのだ。)…とありました。

子供用の解説文には、「お父様・お母様は、こどもたちのことをいつも一番に考えています。そのような深い愛情を忘れずに、今の自分を大切にすることが、親孝行なのです。」とありました。

このような文章を、1回につき10回以上も音読するのです。あわせて、私の親としての気持ちも伝えます。このような文章に触れる機会のほとんどない、現代の子供たちにとって、貴重な機会となると思っています。
by ファーザー (2009-07-04 14:26) 

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