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父親の子育て参加を止めているものは何か!? 586号ー4月のふり返りの家族会議ー [I-3 親の構え・役割]

◆リード:4月のふり返りの家族会議を行い、楽しかったこと、心に残ったことベストファイブを発表し合った。心に残ったことトップは、夫婦で参加したクニコの入学式であった。父親の参加は、少数派であったが、父親の参加を止めているものは何だろうか。

2009.5.6  父親の子育て参加を止めているものは何か!? 586号
ー4月のふり返りの家族会議ー

【定例家族会議「4月のふり返り】

 5月3日の今日、時間の取れない中、朝食を食べながらの定例家族会議「4月のふり返り」である。(※月のふり返りと来月の計画を立てる定例家族会議は原則として第4日曜日である。)
 それでも、アルバム写真形式の資料(ビジュアルでイメージでき、かつ活動内容と日時も合わせて載せてある)があるので、十分ふり返りが可能であった。

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 そして、いつものようにこう聞いてみた。

私「楽しかったこと、心に残った活動(ベストファイブ)は何かな?」

それぞれ次のようであった。

■クニコ
①入学式
②野球観戦(地元の野球場にて)
③妻の親友のTさん、おじさん(妻の兄)と一緒に桜の花見
④サンドイッチを作って、K山公園へ出かけ、遊んたこと
⑤雪椿祭り行進に参加

■アキコ
①野球観戦
②お父さんと映画「のび太の新宇宙開拓史」を見たこと
ー何年も続いている娘との映画鑑賞デートー
③妻の親友のTさん、おじさん(妻の兄)と一緒に桜の花見
④サンドイッチを作って、K山公園へ出かけ、遊んだたこと
⑤雪椿祭り行進に参加

■妻
①クニコの入学式
②妻の親友のTさん、おじさん(妻の兄)と一緒に桜の花見
③野球観戦
④アキコ「学級活動」、クニコ「算数」の学習参観
⑤PTAの会議(夜)

■私
①入学式
②妻の親友のTさん、おじさん(妻の兄)と一緒に桜の花見
③サンドイッチを作って、K山公園へ出かけ、遊んたこと
④日本出版記者クラブ会館にて編集者と合コン
⑤お父さんと映画「のび太の新宇宙開拓史」を見たこと


【クニコの入学式に夫婦そろって参加】

 クニコも、妻も、わたしもベストワンは、「入学式」であった。
 夫婦そろって、クニコの小学校入学式に参加したのであった。そういったケースは、全体の2割ほどで決して多くなかった。
 実は、アキコの入学式の時は、私は参加できな(しな)かった。

 なぜアキコの時はできないで、クニコの時は、入学式に参加できたのか!?

 アキコの時は、おそらく勤務校の入学式と重なっていたのだと思う。
 アキコが入学する時、同じく入学する子(新1年生)を担任することになっており、とても参加できなかったのだと思う。思うというのは、ずいぶん昔で忘れてしまったから。
 
 では、なぜクニコの時は、入学式に参加できたのかと言えば、新1年生担任でなかったからだ。すなわち、絶対に仕事を休めない日に、入学式がぶつからなかったからだ。

 このように、絶対に仕事を休めない日には、仕事人ならば仕事を優先することが当然だろう。
 だが、絶対に仕事を休めない日というのは、実のところそんなに多くはないのではないだろうか。


【父親の子育て参加を止めているもの】

 私自身じつは、普段の日は何の疑問も抱かずにずっと仕事優先でやってきた。
 アキコが小学校4年生の2学期まで、私は、平日の学習参観に行ったことが一度もなかったのである。午後からの参観なら、年休を取り、行こうと思えば行けたのにである。

 アキコが小学校4年生の12月の学習参観日だけは、午後から年休を取って参観した。「性教育」というとても重要で・興味あるテーマだったので、どうしても参加したかったから。私が担任している子たちは、5時間目だけ、他の教師が指導することになった。

 どうして学習参観できたかと言えば、次の理由があげられる。

①私は、「性教育」というテーマの学習参観(子育て参加)に強い興味というか参観の重要性を感じていたから。つまり、子育てへに参加する重要性の認識があったこと

②学習参観(子育て参加)によって生じる仕事上のマイナスをカバーする体制がとれていたこと。これは、仕事上の上司や同僚の理解の上にたった、カバーする体制である。

 では、なぜこれまで学習参観(子育て参加)に参加できなかったのか!?
 
 最大の理由は、次のことである。

父親は仕事を優先すべきで、仕事を休まなければ参加できない(土・日でない)通常の学習参観などは、父親の仕事ではなく、母親の仕事と思いこんでいたから。
 
 しかし、考えてみれば、これはおかしな思いこみである。
 今一緒に特別支援教育を進めているパートナーのAさんは、子どもの学習参観の折に年休を取って参観していた。その間、私や他の教師がサポートに入っていた。Aさんは、母親だが、考えてみれば父親も同じ親ではないか。休んだ場合の担任している子への影響も、同じではないか。そして、年休を取った場合のサポート体制があるのも同じではないか。
 ちなみに、「上司や同僚は子育てで年休を取ることについて理解してくれないのではないか」というのも、思いこみかもしれない。私の場合、

上司「行ってあげるといいよ。ボクも子どもが小学生の時には、できるだけ学習参観に行っていたよ。家と違ったわが子の姿が見られる楽しいよ。」

と言われた。
 
 実際、私が学習参観に行くと、わが子の普段見られない姿を見ることができて、有意義だった。
 その日の夕食時の子どもとの会話もはずんだ。子どもも、父親に参観してもらって喜んでいるのである。
 
 この思いこみを修正したおかげで、今回入学式に参加できた。
 もちろん、上司や同僚の理解に基づいたカバーの体制づくりは必須である。これは、きちんとやっておいた。

 父親が子育てに参加することを妨げる「障害」は、たくさんあるだろうが、最大のものは周囲からの「障害」よりも、自らがもうけた<父親は~だから子育てしなくともよい・できないという類の思いこみ>ではないかと考えるがどうだろう。

 その思いこみを外したとき、もっと子どもとふれあう機会が増大し、子育てもより楽しめるようになると思う。
 この思いこみを外した私は、今回入学式に参加できたし、これから何度か学習参観できるだろう。

 なお、私自身の父親としてのスタンスは、次の記事の通りである。

どんな父親でありたいか!

【警告 ブログ記事の無断掲載禁止】ネットサーフィンをしていてびっくり。私のブログ記事ー最近の10つの号が写真も含めて丸ごとーが勝手にあるサイトに掲載されているのだ。私はとても憤っている。

▼怒っている理由1…私の承諾無し(勝手)に、写真を含め全文丸ごとサイトに載せたこと。

▼怒っている理由2…リンクを張り、クリックすればこの「あったかい家族日記」に来るという形なら、まだ許せる。そうではなくて、私のブログに来ることなしに、あるサイトの中でそのまま見られるようになっていること。つまり、私の記事は、広告いっぱいのその人のサイトの人寄せに勝手に利用されているのである。

 私がこのブログ記事を書くのに、1本あたり2時間、多いもので5時間もかけているのに、「人の労力を盗むな!」と強く言いたい。サイトのアクセスを上げたければ、人のふんどしですもうをとるのではなく、自分で地道に読者のためになる記事を書き続けることだ。私は、この5月末でブログを書き始めて4年経つが、約600本の記事を書いて、ようやく1日約300人、千アクセスである。
 直ちに削除するか、メールないしコメントで承諾を得るかしてほしい。もっとも、このような形でサイトにアップすることは、私は決して承諾しない。

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この日のアクセス↑

【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

定例家族会議を実り豊かにするための工夫 577

ー来月の家族経営計画をする価値ー 505

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月末の定例家族会議ー今月の振り返りと来月の計画を立てるー

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◆キーワード:1 父親の育児を妨げるもの  2 父親の育児  3 入学式参加

◆留意点・その他:

・28日(土)日本記者クラブ会館(東京)にて、ある会社主催の編集者との合コンに参加した。子育て本出版の夢実現のための具体的行動である。自作したプロフィール入りの名刺を交換し、企画書を提示しつつ、7名の編集者と語った。その後、名刺交換した編集者宛にメールも送った。その結果、検討すると答えてくださった編集者2名、当社ではちょっと無理と答えた編集者が2名、5月6日現在で返信無しが3名である。
 結婚相手と同じで最終的に出版できる会社は一つなのだから、1社でいい。志に共感する編集者と組みたいものだ。


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Mikey

うちもお父さんは学校行事、いまのところ全出席です。出席しないとブーイングです。お父さん、がんばれー!!
by Mikey (2009-07-10 23:40) 

ファーザー

>Mikeyさんへ
コメントありがとうございます。

父親の学校行事、全出席とはいいですね!
きっとよいお父さんだと思います。

「父の日など」、お父さんのことも、祝ってあげてくださいね。
by ファーザー (2009-07-12 07:52) 

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