姉が妹に教えて作る「バレンタインチョコ」 第562号 [K3 兄弟姉妹]
◆リード:姉のアキコ(小4)が妹のクニコ(年長)に、バレンタインチョコの作り方を教えながら作った。妻が風邪を引いてできなかったこともあるが、アキコの成長を感じた。
2009.2.15 姉が妹に教えて作る「バレンタインチョコ」 第562号
クニコ「ねえ、バレンタインチョコ作りたい!」
妻「お母さん、まだ風邪引いてるからねー。」
私「まだ保育園だろ、作らなくてもいいんじゃないか。」
クニコ「もう○ちゃんと、□ちゃんにやる約束しているの。」
アキコ「クニコ、お姉ちゃんがいっしょに作ってあげようか。」
クニコ「うん、うれしい!」
こんなわけで、風邪を引いている母の代わりに、アキコがクニコに教えながらバレンタインチョコを作ることになった。
【写真で見るバレンタインチョコが出来上がるまで】
姉のアキコ(小4)が妹のクニコ(年長)に、バレンタインチョコの作り方を教えながら作った様子を時系列で紹介すると……。
① 道具と材料を用意した後、イチゴ板チョコを細かく砕いてみせるアキコ
② お姉ちゃんをまね、自分もイチゴ板チョコを細かく砕くクニコ
③ 砕いたイチゴチョコを鍋で溶かすアキコ。火を使うのでクニコにはさせられない。
※ チョコを溶かす玩具を去年買ったのだが、すぐに電池が切れ、余り使い物にならなかった。今年は、一回り大きい鍋にお湯を沸かし、そのお湯の中に小さめの鍋を入れ、その中にチョコを入れて溶かした。
④ 板チョコが溶けるのを待つクニコ
⑤ お姉ちゃんがハートマークに型入れしたのをまね、自分も型入れするクニコ
⑥ 今度はホワイト板チョコを細かく砕くクニコ
⑦ いっしょに後片付けをするアキコとクニコ
⑧ ハートマークのイチゴチョコ、ホワイトチョコを一つの袋に入れて完成
【アキコの成長ぶりに感心する妻】
さて、その夜、完成したバレンタインチョコを見た妻は、しみじみとこう言った。
妻「アキコは、火も使えるようになって、大人になったわね~。 これなら、自分で味噌汁を温めて飲めるわね。」
妻といっしょにバレンタインチョコを作っていたアキコは、いつの間にか同じようにしてバレンタインチョコを作ることができた。しかも、自分が母から教わったと同じように妹に作って見せながら(教えながら)。
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◆キーワード:1 教え合い 2 兄弟姉妹 3 バレンタインチョコ
・「学ぶ」ことの基本は、「まねる」ことだ。もう一つ言えば、繰り返すことだ。これを「学習」という。(学ぶは「まねぶ」からできた言葉だ。習うという字の意味は、ひなが飛ぶために羽をばたつかせて繰り返しけいこすることからできた言葉だ。)そうすると、やはり親は、まねる対象となる「手本」を示すことがとっても大事だ。
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