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ゲームで子供を鍛える! その2 第551号 [A1 日々のふれあい]

◆リード:わが家では、よくトランプやウノ、カルタなどのカードゲームをやる。一番年下のクニコ(保育園年長)は、カルタで負けて大泣きした。家族四人はどう対応したか。

2009.1.25 カルタで子供を鍛える! その2 第551号

 前回のブログに書いたように、家族全員でカルタをやった。惨敗したクニコ(年長)が大泣きしてしまった。
 その際、四人が四様の対応した。
 再録すると、次のようであった。

【家族四人四様の対応(再録)】

▼1 妻(かるたを読みあげていた)「クニコ、負けたぐらいで泣かないの! 楽しめばいいのよ。」

→ これは、クニコにゲームをする心構えを説いている。

▼2 実母「お父さん、強すぎだれ。手加減してあげれて。」

→ これは、私に弱いクニコ(みんな)も楽しめるように配慮する必要を説いている。

▼3 アキコ(途中でも半べそだったクニコに気づいたが、容赦なくクニコの取りたいカードを取った。)

→ これは、クニコに手加減せず勝負の厳しさを教えることになった。

▼4 私「次のカードを読むまでの間、お父さんは必死でカードの位置を覚えていたんだよ。ただ待っていないで、カードを見ているんだよ。」

→ これは勝つ秘訣を教えている。

 ふり返ってみると、それぞれが大切なことを教えていると言える。

 手加減ばかりでは本人が鍛えられないし、他の人も手加減しながらではつまらない。
 ゲームに勝ち負けはつきもので、負けたからといって泣かれても困る。
 かといって全くの配慮無しでは、弱いクニコがつまらなく、やる気を失ってしまう。
 
 私は私でクニコが強くなるように勝つ秘訣を教えたつもりだ。

 だが、一番クニコのことを考えた対応をしたのは、この後のあーちゃん(私の実母)の対応であった!(ここまで再録)


【あーちゃんの対応】

 もう寝る時間だからと2階に行こうとしている私と妻を制して、あーちゃんはクニコを残して、再び二人でカルタを始めた。

あーちゃん「クニコちゃん、あーちゃんとカルタの特訓しよう。」
クニコ「うん!」

 こう言って、二人でまたカルタを始めた。
 あーちゃんが読んで、クニコがカルタを取るのである。ライバルがいないので、安心して取れる。これを2回くり返した。

 今度は、アキコを読み手にして、あーちゃんとクニコの二人で勝負していた。

2500861

 接戦である。クニコが一人練習で強くなり、かつあーちゃんが手加減しているのか!?
 結局、接戦を制したのはクニコであった。

クニコ(にこにこしながら、うれしそうに)「あーちゃんに勝ったよ!」

 ふり返ってみると、一番親(教師)らしいベストな対応をしたのは、あーちゃんであった。

 一つに、クニコのカルタを取る能力を高めた。マンツーマンで特訓したのである。

 一つに、マンツーマンの特訓後に練習試合をやり、わざと(?)負けて自信とやる気を引き出した。

 一つに、クニコが負けてくやしがり、もっと強くなりたい、まだやりたいというタイミングで、即対応したのもよかった。

 つまり、何と言っても、手間と愛情をかけた。

 これは、1月1日の夜のことである。

 さて、冬休み明けの保育園カルタ大会の結果はどうであったか!

 私は、帰宅と同時に、クニコのうれしそうな笑顔での報告を聞くことになった。


【関連記事】あったかい家族日記

クニコみそっかす終了

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◆キーワード:1 カルタ大会  2 親子でゲーム  3 特訓

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