嫁と姑が二人っきりで過ごす1時間 第549号 [K4 嫁と姑]
◆リード:嫁と姑の関係がよくなること、これこそわが家最大の課題である。そうした中、実母の手術後、病院から自宅まで40kmほどの距離を、妻が車で迎えに行くことになった。嫁と姑の二人きりで過ごす車中での一時間。前日によくない夢を見た私は、気が気でない。
2009.1.24 嫁と姑が二人っきりで過ごす1時間 第549号
子育ても、夫婦関係も、まずまずうまくいっていると判断しているわが家で、最大の課題は、嫁と姑の関係がよくなることである。
4年前、転勤で実母と再び同居を始めたが、嫁と姑の関係はなかなか難しいのである。
【現状】
いろいろあっての現状は、1階に実母が住み、2階に私を含め家族4人が住んでいる。
土曜日には、いつも5人一緒に1階で夕食を食べている。そして、アキコとクニコは、そのまま1階のあーちゃんの部屋であーちゃんと一緒に寝ている。アキコ、クニコにとっては、好きなテレビを自由に見ることもでき、お気に入りの時間である。
日曜日10時頃には、大抵5人一緒に1階でお茶をしている。1週間の出来事や、今週の予定などを含め、いろいろ会話している。
金曜日は、アキコ、クニコはあーちゃんから習字を教えてもらい、そのままあーちゃんと一緒に三人で夕食を食べている。その間、私と妻は二人で夕食を食べている。
妻や実母の誕生日にはお祝いをしているし、「わが子の誕生日」「保育園参観」など特別のイベントでは欠かさず招待し、また協力し合うようにしている。これは妻の母も同じである。
私としては、実母が疎外感を感じたり、さびしく感じないように話しかけたり、アキコ・クニコに挨拶を毎日欠かさずさせたり(アキコ・クニコはあーちゃんが好きである)、いろいろやっているのである。
現在、表だって波風が立っているわけではない。
が、実母からぐちを聞かされることが依然としてあり、本当になかなか難しい問題なのである。
【実母の手術の送り迎え】
今週の水曜日に、実母が白内障の手術を受けた。その日はそのまま病院に泊まり、翌日帰宅となった。
問題は、病院の送り迎えである。行きは実母が自分で電車に乗り、手術後の帰りは妻が年休を取り車で迎えに行くことになった。
手術当日の早朝、妻と実母がまずい雰囲気でやり取りしている、嫌ーな夢を見た。
妻と実母が車中で二人っきりで過ごす1時間が、急に心配になってきた。
土曜日の会食や、日曜日のお茶の時間は、アキコやクニコ、そして私がいて、話題にはことかかない。しかし、今回はもともと余り話さない妻と、嫁になかなか心を開けないでいる実母が二人っきりである。
最悪は、二人が黙り合ったまま1時間過ごす状態である。
「よろしく。」
「ありがとうね。」
というような会話のみの沈黙の1時間である。
嫌ーな夢は、正夢でなくて警告の夢であると考え直し、心配なら対策を取ることにした。
妻に、夜、こう話した。
私「明日はあーちゃんの迎えよろしく頼むよ。車中、子供の様子を話すとか、会話も頼むよね。黙って会話なしじゃまずいよ。」
妻「(まかせておけば)いいの!」
嫌な夢を見ていたので、「いいの」という反応でかえって心配になった。
しかし、これ以上、言葉をかけても無駄だと思ったので、手紙をしたためることにした。
【妻にあてた手紙】
早朝に次のように手紙を書いた。
そして、出勤時の見送りの際に妻に手渡した。
「あーちゃんの迎え、よろしくね。」と言って。
【帰宅後の様子】
帰宅後、妻の様子をよく感じてみた。
とてもよい感じであった。
私「あーちゃんとはどうだった。」
妻「いろいろずっと話してきたわよ。」
あーちゃんの様子もよく感じてみた。
私「手術、どうだった。」
実母「いい感じられ。…」(いろいろ話してくれたが省略)
私「タカちゃんとは、どうだった。」
実母「うん、よかったれ。」
私「ケーキを買ってきたから、夕食後みんなで手術成功のお祝いで食べよう。」
あーちゃんも、よい表情でよい感じだった。
【手術成功を祝ってケーキを食べる】
夕食後、1階で「あーちゃんの手術成功」を祝って、みんなでケーキを食べた。
あーちゃんから順番に好きなケーキを選び、楽しい会食となった。
クニコがおばあちゃん(妻の母)のものまねを連発し、大受けだった。
うまくいってほっとし、うれしかった。
「お互いの親を大切にすること」
私の家族経営の原則の一つであり、結婚時の約束の一つでもあった。
今後もずっと貫いていきたい。
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嫁と姑の問題!ーその1ー
嫁と姑の問題!ーその2ー
嫁と姑の問題!ーその3ー
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◆留意点・その他
・手紙中に「塾での様子を聞けば」とあるのは、実母が「塾の送り迎えを頼んでおいて、どんな様子だったか聞きもしない」とこぼしていたからである。
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