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わが家の「ゲームのルール」 第531号 [B2 しつけ:家族のルール・ゲーム・テレビ他]

◆リード:アキコとクニコが、最近ポケモンカードで遊んでいる姿を見ていた。今週半ば、アキコとクニコは「『バトルスピリッツ』のカードがほしい。」と言い出した。しばし考えた末、許可することにした。(自分のお小遣いから)

2008.11.8 わが家の「ゲームのルール」 第531号
ーバトルスピリッツカードの購入に当たってー

 アキコとクニコが、最近ポケモンカードで遊んでいる姿を見ていた。
 今週半ば、アキコがインターネットで「バトルスピリッツ」のことを調べてほしいと言い出した。
 関連サイトを見つけてあげると、アキコは興味深そうにそのサイトを見ていた。

アキコ「アキコは、このカードがいい。クニコはこっちがいいいよ。○が入ってるよ。」
クニコ「うん、いい。」

 姉妹で何やら相談していた。
 その後、アキコとクニコは「『バトルスピリッツ』のカードがほしい。」と言い出した。

アキコ「お小遣いから買うから。」
私「いくらなの?」
アキコ「1260円。」

 どんなカードゲームかよくわからなかったので、説明してもらった。それでもなかなかイメージがわかない。1ゲーム10分から20分ぐらいだという。ポケモンカードのような感じだというので、アキコとクニコの二人でポケモンカードでゲームをしてもらい、様子を見た。

私「う~ん、結構楽しそうだな。コンピューター相手のゲームでなく、直接人と対してのゲームだから、脳に悪い影響はなさそうだ。でも、はまりそうだな。」(昔の「軍将棋」を思い出した。)

 アキコによれば、クラスの男子の間で流行っていて、テレビでもやっているという。(そういえば、アキコはこの間見ていた。私も少し見た。)
 以前のブログ記事で書いたように、「もしこれを買い与えたらどうなるか」よくよく思案してみた。(教育環境アセスメント)
 最悪は、それに過度にはまってしまい、貴重な家族のふれあいの時間、学習の時間が奪われてしまうということである。

私「よし はじめが肝心。ルールを決めて、購入を許可することにしよう!」

 こう思って、私がアキコを前にして、瞬時にいろいろ考えた。(家族の日はゲームはお休み、週3日はお休み、夜遅くはしない……)。そのうえで、

私「それじゃあ、ルールを決めたうえで、買っても良いことにしよう。」
アキコ「いいよ。」

私「まず、週3日間はそのゲームをお休みする日を設けること。そのうち日曜日の家族の日は、絶対にゲームをしないこと。」
アキコ「う~ん、いいよ。」
私「じゃあ、日曜日以外はあといつ休むの?」
アキコ「木曜日と金曜日をお休みにする。月・火・水とお友達とやって、土曜日にクニコとやる。」
私「あと、朝っぱらからやることじゃないから、朝8時まではやってはいけないよ(つまり、ウイークデイは帰宅後しかできない)。だいたいやっている時間はないだろうけど。」
アキコ「う~ん、いいけど、カードを見たりしてもダメ?」
私「止めた方がいいと思うね。夜は8時までだね。その後、お風呂に入ったり、本を読んだりするだろう。」
アキコ「(どうせ月・火・水は友だちとやるだけだし、いいか)いいよ。」
私「あと、お母さんが帰ってきてから、もう一度相談するから、もっと厳しくなるかもしれないよ。」

 こう言っておいた。(妻はこの日、職場の歓迎会で遅かった。)
 翌朝(今日)、妻に話したら、このルールでよいというので、こう決まった。

 はまりがちなゲームのルールをつくることは、大切である。
 わが子がゲームの虜(とりこ)になってしまい、やるべきこと、やりたいことができなくなってはいけない。あらかじめ予防すべく、ルールを作っておくのがよい。
 9時就寝を守っているわが家としては、8時には静的なモードに入らせたい。寝る直前まで脳を興奮状態したまま、睡眠に入らせたくないのである。
 朝も1日のスタートである。バトルゲームモードでスタートさせたくないのである。
 家族の1日は、家族みんなでふれあいを楽しむ時間であるから、そのような子ども二人で楽しむだけのゲームは好ましくない。かくて、先のルールとなった。

 こうしたルールは、子供の自由を制限しているようでいて、子供を守り、ゲームに支配されることなく自律的にゲームができるようになるサポートをしているのである。
 以前の記事「たまごっち考」の中で、ルールを決めたことで、「当初の「家族とのふれあいや学習など、日常生活に支障をきたすことなく、適度に楽しめるようにすること」というねらいの範囲に収まっていると感じている。」と書いたことがある。
 ルールを決めたことで、口やかましく「いつまでやっているの!」と注意したり、「朝っぱらからゲームなんかして!」とイライラすることなく過ごせることになる。つまり、親のストレスを予防しているとも言える。
 子供サイドの側からすれば、決められた時間は、親に文句を言われることなくのびのびとできるわけで、これまた子供のストレスを予防している。
 この意味でも、お互いにとって、ルールを決めた方がいいわけである。
 もちろん、ルールは決めただけでは機能しない。しっかりと守らせることも、親の責任である。私は、「たまごっち」ではしっかりと守らせた経験があるので、自信がある。
 また、子供たちも、ルールを守って「たまごっち」を楽しんだ経験があるので、大丈夫だろう。
 ルールを作り守らせるというサポートを通して、自律的にゲームを楽しめるようにするということ。このことも、親の責任であろう。

※ 11/6(木)50万アクセスを達成しました!読者のみなさん、ご愛読ありがとうございます!

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【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」

たまごっち考

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◆キーワード:1 バトルスピリッツ 2 カードゲーム  3 家族のルール

◆留意点・その他
・カードゲームは、カカクコムを通して、アマゾンで購入した。「バトルスピリッツ 構築済みデッキ 爆炎の流星」(クニコ)と「バトルスピリッツ 構築済みデッキ 混沌の守護神」(アキコ)である。
11月25日頃来る予定である。購入は自分のお小遣いからである。

・先週は、アキコは「おぼちゃまくん」の2巻をお小遣いで買った。アマゾンで注文したのだが、新品800円と中古180円(送料340円だから520円)のどちらがよいか訊いたところ、「中古がいい。」とのことだったので、中古である。自分のお小遣いを減らしたくないようだ。

・夜8時以降は、バトルスピリッツの類はしないというルールのおかげで助かっている。私は、つい先日借りてきた『しあわせの3つのおしえ』という本をアキコとクニコに読み聞かせたり、クニコが「なつかしい。読んで。」と言ってきた『はけたよ はけたよ』を読み聞かせたりできた。また、アキコが昔買ったディズニーランドの本をもってきて、家族4人で楽しかったディズニーランドの思い出を話し合ったり、アキコが「今度これ作りたい!」と言ってきたお菓子の作り方の本をいっしょに見たりできた。それから、家族4人でみかんを食べ、アキコ、クニコはそれぞれ好きな本を読んでいた。バトルスピリッツの類を8時以降も許可していたら、親子の対話の時間は、少なくとも半減していただろう。

・今日、近くの山へ行き、帰りに温泉に寄った。そこで、入浴後休憩していた約20分の間、わが家はいろいろおしゃべりをしていた。ふと見ると、隣の席に子供2人を連れた母親がいた。20分間、ほとんど(全く)家族3人しゃべらず、二人の子供(小学生の男の子と女の子)は、それぞれ一台ずつDSをしていた。「う~ん、DSは家族の会話の機会を奪うな。」と思った。


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