旅行時の心がけ「母への配慮」 第517号 [E3 四季の旅行]
◆リード:8月14日から20日にかけた6泊7日の東北一周旅行。この期間中、心がけたことの一つに、留守番役の実母への電話がある。
2008.9.7 旅行時の心がけ 第517号
ーそ東北1周旅行再び その2ー
以前の記事に書いたように、この夏8月14日から20日にかけて6泊7日の東北一周旅行に出かけた。
私と妻、娘二人の家族4人で出かけた。コース選択も宿泊の手配も、すべて自分たちで行ったのだが、留守を守ったのは実母一人であった。
8月14日の夜遅くの出発とはいえ、お盆の期間の途中である。何かと来客もあろう中、実母一人の留守番では大変だ。
実母におみやげを買ってくるのは当然としても、毎日電話することにした。
私「いやー、今日は男鹿半島まではよかったんだけど、白神の青沼で雨が降ってきて、びしょぬれになったんだよ。」
実母「そうけ。こっちは朝からずっと雨だったよ。」
私「雨だったから、アキコやクニコは工作なんかして楽しかったようだよ。アキコに替わるね。」
アキコ「あーちゃん、あーちゃんのためにストラップを作ったよ。(実母…)コテージに泊まってるんだけど、すごいよ。(実母…)クニコに替わるね。」
クニコ「あーちゃん、クニコはね、指輪を作ったんだよ。上手にできたんだよ。(実母…)あと、雨でね、青沼がよく見えなかったんだよ。(実母…)お母さんに替わるね。」
妻「お義母さん、こんばんは。(実母…)男鹿半島まではよく晴れてたんですけど、白神山地で雨が降ってきてちょっと大変でした。(実母…)子供たちは雨なので工作をして楽しんでいました。コテージが気に入って喜んでいます。(実母…)ありがとうございます。おやすみなさい。」
こんな感じで4人とも、宿泊地から自宅にいる実母へ電話をしていたのである。毎日4人が、時間にして5分程度だろうか。
但し、最終日だけ宿泊したペンションが圏外のためケータイからは電話できなかったが。
なぜ毎日実母へ電話したのか?!
一つには、さびしくしているかもしれない実母を元気づけるためである。家族のみんなから楽しい旅の様子などを聞けば、うれしいはずである。一人で置いていかれた感じは、ずっと少なくなるはずである。逆に、旅行に出ていても忘れないでいることが伝わり、元気が出るはずだ。
また、そうして「旅行に出ていても、家族みんなが私(実母)のことを忘れないでいてくれた」とわかれば、実母は旅行から帰ってきた後もあたたかく迎えてくれるはずである。
今一つには、留守の安全を確認するためである。
結果として、20日の夜7時頃帰宅したのであるが、実母は、笑顔であたたかく迎えてくれた。
実母「無事にみんな帰ってきてよかった。毎日神さまにお祈りしていたれ。」
母の愛は深かった。
二つ目のねらい「留守の安全を確認するため」は、半分合っていたが、半分間違っていた。これは、「お互いの安全を確認するため」であった。つまり、私たちが留守を守る実母の安全を確認するばかりでなく、実母に私たちの無事を知らせる働きをしていたのであった。
妻は旅先で解放感に浸りたかったかもしれない。私としては、むしろ旅から帰った後、家族の調和がある方がよい。だから、ずっと毎日4人で電話をするようにしていた。
おかげで、8月14日から約1週間家を空けても大丈夫だった。かえって絆が深まった感じすらある。
旅先からの電話は、家族の絆を創るうえで、とても大切なポイントだ。
※ いつもこのように実母に電話をしているわけではない。今回は、実母が精神的に落ち着かないで居るという報告を、叔母から受けていたからである。だから、旅先からも励ましていた。
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◆留意点・その他
・妻の実家には、8月18日に初めて電話した。義兄曰く「ずっと電話を待っていたよ。」であった。こちらも、おざなりにせずにもう少し配慮すべきだった。
・今日午前2時前に起きて、第9章「家族会議で子どもを育てる」の原稿書きをした。一次原稿であるが、完成した。やはり1週間に1章ならば、完成できそうである。このペースだと、原稿が完成するまで約3ヶ月かかることになるが、やり遂げる自信ができた。
・今日は、妻の中学校の運動会であった。当然、終日出勤である。私は、午前中は、父と子塾をした。プログラムは、アキコは「東北一周旅行の会計のまとめ」、クニコは「東北一種旅行の絵日記のまとめ」であった。午後は、子供たちを温水プールに連れて行った。その後、このブログを書き上げたところである。
お母様への優しい配慮ですね!!
旅に出ると、実生活(?)のことは忘れてしまいがちですが、
安全を確認する意味でも、大切なつながりなんですよね。
皆の元気な声を確認して、お母様も安心されていたと思います。
とてもよいお話ですね!!
by qooo (2008-09-18 05:23)
>qoooさんへ
コメントありがとうございます。
毎日毎日電話することは通常の旅ではないのです。むしろ開放感に浸り、思い切りリフレッシュしていました。今回は、実母が落ち着かないというので、特に配慮しました。
出張や旅の途中など、毎日でなくても、全員でなくても、短くてもコミュニケーションはとるように心がけています。
by ファーザー (2008-09-20 10:42)