新学期のめあてを立てる [D6 親が教える・その他]
◆リード:新学期を明日4/7(月)から迎える。アキコは小4,クニコは年長となる。この新鮮な気持ちでいるタイミングで、新学期のめあてを子供たちと一緒に立てた。
2008.4.6 アキコ、クニコの新学期のめあてを立てる
いつものように、一番最初に起きた私は、1日のプランを立てていた。
「あったかい家族」の項目については、
「花見と温泉(午後)→本を買ってあげること」
これがあらかじめ予定していたことである。
私は、「そうすると、午前中はボクは仕事で、アキコ・クニコは学習かな。」と思った。そして、「あっ、新学期が始まる。このタイミングをとらえて、めあてを立てさせなくっちゃ」と思い立った。
すぐに、朝食を作り始めていた妻に、
私「タカちゃん、新学期が始まるから、午前中にアキコ、クニコにめあてを立てさせよう。生活のめあては、クニコの場合、<後片付けをしっかりする>がいいと思うのだけど、どうだ?」
妻「そうね。それがいいわね。」
私「アキコはどうだろう?」
妻「早寝がいいと思うわ。(春休み中で)最近また遅くなっている(9時30分頃)から。」
私「それがいいね。」
生活のめあてだけ、事前に妻と確認をした後、まだふとんの中にいるアキコ、クニコの所へ行った。
私「アキコ、クニコ、今日の午前中、新学期のめあてを立てるぞ!」
クニコ「あの、<かしこく>なるために、<つよく>なるために、<あたたかく>なるためにというやつ?!」
私「そうそう。」
【新学期のめあてづくり1 学習・習い事編】
さて、朝食を食べながら、1日の予定を確認し、片付けた後、さっそく<新学期のめあて>づくりを始めた。
私「まずは、<かしこくなるためのめあて>を立てよう。アキコは、1学期の間どうするの?」
アキコ「チャレンジとチャレンジプラスをやる。(私「それから?」)作文と右脳プリントをする。ほら。」
なんとアキコは、何曜日に何をやるかのプランを既に一人で立てていた。それをさっと見せてくれた。
私「アキコ、すごい!いつの間に! 自分で計画を立てているなんてすごいね!」
アキコ(嬉しそう。)※以下のやり取りは省略。
私「エレクトーンはどんなふうにがんばるの? 両手でがんばっているみたいだけど。」
妻「右手と左手と片足も使っているんだよね。」
アキコ「両足だよ。音量もあるんだよ。」
私「へえーそうなんだ。じゃ、両手両足の4つを使ってやる?」
アキコ「4つを使ってすらすら(エレクトーンで曲を弾くことが)できる。」
私「じゃあ、習字はどんなふうに取り組む?」
アキコ「昇段試験をがんばる。」
妻・私「それ、いいね。」
私「そろばんはどうする?」
アキコ「5月に準3級をクリアーできるようにがんばる。」
妻「確か(準3級をクリアーした後)少し間を置かないといけないんだよね。4年で1級クリアーは難しいわね。」
私「まあ、無理しないで5年でクリアーでもいいよ。」
この後、クニコについても、同じように「学習・習い事」についてのめあてを立てた。
【新学期のめあてづくり2 体や心を強くする編】
私「よし、次は<体や心を強くするためのめあて>だね。お母さんとも話したけど、最近遅く寝ているから早ねはどうだい? 9時にふとんの中に入っていればいいから。」
アキコ「うん、そうする。」
私「あと、体を強くするめあては何にする? さっきは、鉄棒にするみたいたこと言っていたけど。」
アキコ「鉄棒がいい。」
妻「運動会があるから、かけっこがいいんじゃないの?」
アキコ「そうだ、リレーで1位になりたい。」
私「リレーの練習は一人じゃできないから、かけっこにしておくかい。」
アキコ「そうする。」
この後、同じように聞きながら、クニコの場合、
<あとかたづけ>、
<(食べ物の)好ききらいをしない>
ということになった。
【新学期のめあてづくり3 あたたかい心と家族に役立つこと】
私「今度は、みんながあたたかい心で家族に役立つことを決めるよ。アキコは、風呂掃除だったよね。タカちゃん、(新学期も)それでいいの?」
妻「風呂掃除は結構大変なのよ。それでいいわよ。」
私「催促されないように、忘れずにやってよね。」
アキコ「わかってる。」
私「あと、食事の準備と片付けは(これまでどおり)みんなでやろうね。」
この後、同じように聞きながら、クニコの場合、
<はしおき(夕方)>、
<食事のあいさつこえがけ>、
<食事の準備と片付け>
ということになった。
【1学期のスケジュール他】
私「ついでに1学期の学校行事なんかも確認してしまおう。」
妻「ちょっと待っててね。」(保育園から来た資料を出す。)
「~6月6日(金)親子遠足「丘陵公園」、7月7日(月)七夕会~。」
私「アキコの小学校の年間予定は、まだ来ないのかな?決まっているはずだけど。」
妻「4月のPTA総会に配られるはずだわ。」
こんな感じで、新学期のめあてを親子で一緒に立て、年間保育園の行事を確認した。
時間にして40分ほどで、結構時間はかかった。
我が家の場合、<かしこく・つよく・あたたかく>をモットーに子育てをしているので、それぞれの分野ごとにめあてを立てている。かしこい頭と、つよい心と体、あたたかい心、それらをバランスよく育みたいと考えているのだ。
そのために、新学期が始まり、それぞれ学年が進み、新鮮な気持ちでいる4月のこの時期に、親子でめあてを立てている。せわしい時期だが、しばしの時間をとり、大切にしたい習慣である。
◆キーワード:1 新学期のめあて 2 めあて 3 かしこく・つよく・あたたかく
◆留意点・その他
・話し合って決めためあては、リビングにはってある。
・めあてを立てた後は、月単位ないし週単位ぐらいで折に触れ子供と振り返っている。
読んでいて、心が温かくなりました。
4月の新学期の季節って、目標を立てたくなりますね。
おとなでもそうですもの。
1年後は、目標はどこまで達成されるのかな?
ワクワクします。頭と身体と心のバランスがよいですね。
by qooo (2008-04-07 00:03)
>qoooさんへ
コメントありがとうございます。
おそらく学校では、めあてを立てていることでしょう。
それを家でもというわけです。
めあてを立てるということは、課題を本人と親に明確にすること。しかも、それに取り組もうという決意表明でもあるわけです。
立てた後が大切なのですが、やるだけの価値はあります。
by ファーザー (2008-04-10 21:11)