「チームワーク」が我が家の今年のテーマ [I-1家族憲法・経営方針]
◆リード:今年から、新しい伝統として家族のテーマを決めることにした。今年のテーマは「チームワーク」だ。家族みんなが今年一年「チームワーク」を意識して、「あったかい家族」の充実を目指していく。
2008.1.2 我が家の今年のテーマは「チームワーク」
ーチームワークの成功の鍵は、「貢献」そして「対話」であるー
今年から、新しい伝統として家族のテーマを決めることにした。
我が家は、家族憲法を創り、「助け合いと対話を大切にして、一人一人と心のつながりのあるあったかい家族」を目指している。そのあったかい家族を具現するために、家族みんなが今年特に意識していくことが、テーマである。
今年のテーマは「チームワーク」だ。家族みんなが今年一年「チームワーク」を意識して、「あったかい家族」の充実を目指していく。
具体的にどういうことかというと、家族一人一人が他の家族に対して「貢献」するということである。平たくいえば、思いやるということであり、助け合うということである。
(何だ、「助け合い」と同じだ。)
チームワークとは、昨年見られた子どもの姿でいえば、次のことである。
1.私が自動車のタイヤを替えようというときに、できるところで仕事を分担しながら一緒に働いた姿であり、私や妻の自動車の掃除をできるところで仕事を分担しながら一緒に働いた姿である。
2.お母さんが夕食を作り終えたとき、遊びや本読みなどを止め、盛りつけを手伝ったり、食事を運んだりする姿である。
3.お母さんの誕生日を祝う計画を立てているときに、みんなでお祝いカードを考えながら作っている姿である。
チームワークができていない状態とは、去年見られた子どもの姿でいえば、次のことである。
お母さんが夕食を作り終え、「手伝って!」と言っているにもかかわらず、十分できることなのにもかかわらず、見ているDVDを止めずに見続けたり、聞こえないふうをして横になったりしている姿である。お母さんばかりが働いて大変で、子どもはその間好きなことをしているという状態である。
昨年の見られた1,2,3のようなチームワークのできた姿、こんな姿を今年はたくさん見られるようにしたいのだ。
「チームワーク」が成り立つには、一人一人が「貢献することー自分が家族に役立つことー」を意識していくことが大切だ。
もう一つあげれば、状況を理解することであり、対話である。
昨日1月1日のことである。
あーちゃん(実母)が、「みんなでトランプをしないかい。」と言った。アキコ、クニコはすぐにOK。私も妻にすぐに伝えた。
妻は出さなかったところから年賀状が来ていたので、2階でその返信を書いていた。
私「タカちゃんは、年賀状を書いているから、それを出してからね。」
あーちゃんに、こう伝えた。
待つこと2時間。ようやく終わって、私と妻がそろって下の部屋に行ったとき、
あーちゃん「待ちくだびれたれ。」(疲れたふうな顔。バクハツ2歩手前か?!)
と言っていた。
実は、妻は年賀状を出しに行こうと思ったら、降り積もった雪で車が出ず、まず雪のけをしてから年賀状を出しに行ったのだった。時間がかかるわけだ。
私「年賀状を書いて出かけようと思ったら、雪で車が出られなかったんだよ。」
妻「まず雪のけに時間がかかってしまって。」
あーちゃん「そうだったのけ。大変だったんだの。…」
こんな感じで一件落着。楽しくトランプ(七並べ、ババ抜き、ぶたのしっぽ)が始まった。
対話、コミュニケーションをきちんととっていかないと、チームワークが崩れてしまうのだ。
妻が勤めに出ている現状では、実母の協力(貢献)も、不可欠である。
実母とは、土曜日に一緒に食事をとり、日曜日に一緒にお茶しているが、その時間はもちろん、それ以外にもしっかりと対話していかなければいけない。
あとは、発達段階、平たく言えば能力の問題だ。
年中5歳クニコの一番の貢献は、自分の出した遊び道具や絵本などの片づけを自分でしっかりとすること。これかもしれない。
一人一人が状況を理解し、自分ができる貢献をしていく「チームワーク」を意識して、この1年も「あったかい家族」の充実に向かっていこうと思う。
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◆キーワード:1 チームワーク 2 家族のテーマ 3 貢献
◆留意点・その他:
・チームワークという場合に、「共通の目的」を持つということが「貢献」そして「対話」と並んで大切なポイントとなるが、我が家の場合「あったかい家族を創る」ということがそれに当たる。
もちろん、個々の作業においても、共通の目的(ねらい)はある。それはその都度、「対話」しながら、共通理解していけばいいだろう。
リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功法則
- 作者: 井上 富紀子, リコ・ドゥブランク
- 出版社/メーカー: オータパブリケイションズ
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
『リッツカールトン20の秘密』の井上富紀子です。
”あったかい家族”の皆様の絆と温かさに、日々感動しています。
チームワークはリッツカールトンがとても大切にしている事です。
スタッフがお客様に愛を伝えようとしても、一人では出来ません。
チームワークがあってこそ、愛は感動となります。
今年も”あったかい家族”の皆様にとって、ステキな年になりますように!
by 井上富紀子 (2008-01-02 16:37)
>井上富紀子さんへ
コメントありがとうございます。
名著『リッツ・カールトン20の秘密』の著者から、直々にコメントを戴けて、本当に嬉しく思っています。
「スタッフがお客様に愛を伝えようとしても、一人では出来ません。
チームワークがあってこそ、愛は感動となります」と言われる意味がよくわかります。先の本には、「心のこまったおもてなし」という共通な使命のもとに、業種を越えて協力し合いお客様を感動させたエピソードが満載ですもの。
私も、昨年妻の誕生日を祝う際には、同じように「妻(母)の誕生日を祝う」という共通の目的で、子供たちと協力し合いました。今年は、さらにそのような感動体験を多くしたいと思っています。
また、リッツ・カールトンにはクレドがあり、それを全従業員が共有しているように、我が家には家族の憲法があり、それを家族みんなが共有しています。家族でも、会社でも、そのようなものの共有が、やっぱり大切なんだと思っています。
井上富紀子さんにとって、そしてご家族にとってステキな1年でありましょうに。
by 泉河潤一 (2008-01-05 09:37)