お腹がすいているのになかなか出来ない夕ご飯、お腹がいっぱいなのに差し入れ [K1 夫婦関係]
◆リード:お腹がすいているのに夕食が遅れている。お腹がいっぱいなのに、差し入れがあった。世の中そんなときがどうしてもある。我が家でもつい最近あったことだ。そんな時の対応は……。
2007.11.14お腹がすいているのになかなか出来ない夕ご飯、お腹がいっぱいなのに差し入れ
【お腹がすいているのになかなか出来ない夕ご飯】
10月下旬のことである。
朝、キッチンを見ると、私が買ってきた栗がゆでてあった。
私(もしかしたら今晩は栗ご飯だな!)
こう思って出勤した。
その日の夕方、ほぼいつもの時間に帰宅したのだが、夕ご飯が遅れている。
いつもの時間の30分遅れになっても、まだできない。
私は、正直イライラしてきた。しかし、妻は一生懸命料理中なのだし、「きっと仕事の都合で帰宅が遅れたか、栗ご飯という特別メニューのために遅れているのだな。」と思い、表面上は笑顔でじっと耐えていた。ある意味、私が買ってきた栗のせいかもしれないのだ。
アキコ・クニコ「お母さん、夕ご飯まだ~。」
妻「もうちょっと待ってね。」
私「お母さん、今一生懸命作っているから。」(がまんしなさい。)
(それにしても、お腹がすいてきたな~。まだかな~。)と思いつつ待っていたら、
妻「まだ少しかかるから、先にお風呂に入って。」ときた。
私「そうだね。そうじゃないと、寝るのが遅くなるもんね。 よし、アキコ・クニコ、お風呂に入るぞ!」
アキコ・クニコ「は~い。」
お風呂にゆっくりと入って上がると、さすがにほぼ出来上がっていた。いつもより1時間近くも遅い夕食開始である。
私「やっぱり栗ご飯は、おいしいね。」
アキコ「おいしい。」
私「旬の味だからね。」
こう言いつつ、妻の顔を見ていた。
妻は、はじめのうちこそ、黙っていた(夕食が遅くなって悪かったと思っている?!)が、だんだん嬉しそうな表情になってきた。
せっかく家族に喜んでもらおうと思って作っているのに、「遅いよ!」と不満を言われたうえ、たいして喜ばないでは、妻の料理を作る意欲は萎えてしまって当然だ。
来年も作ってもらうためにも、ここは少しオーバーに喜ぶことにした。(おかわりという意味。)
私「よし、おいしいから、おかわりしよう! ゆっくり食べていると、クニコの(おかわりの)分はないぞ。」
クニコ「あ~ん、やだ。」
こんな感じで少しだけおかわりもした。妻は嬉しそうにしていた。
私はといえば、いつもおかわりなどまずしない。今回も正直言えば、お腹は栗ご飯一杯で丁度良い感じだった。
でも、妻を喜ばせ、来年も栗ご飯を作ってもらおうと思って、おかわりをしておいた。
妻の嬉しそうな表情から、来年も栗を買ってくれば、手間暇かかっても作ってもらえそうである。
【お腹がいっぱいなのに差し入れ】
さて、夕食を終えた8時30分過ぎ、階下にいる実母にアキコとあいさつに行くと、
実母「ほれ、おいしい<銀だこ>だれ。行列に並んで買ってきたれ! あたたかいうちがおいしいから、すぐに食べるといいれ。」
ときた。
心の中では(今、夕ご飯を食べてきたばかりだから、もううんざり。)と思っているのに、口から出てきた言葉は、
私「ありがとう。とってもおいしそうだね。ありがたく、もらっていくね。」
であった。
(この銀だこも、実母が家族を喜ばせようと並んで買ってきたものだ。最近SATYに買い物に行った際、ものすごい行列を見、買うのを断念したたこ焼きだ。ここで、そっけなく「お腹がいっぱいだから今はいらない。」とやれば、今後銀だこを買ってくることはないだろうし、銀だこ以外のものもそうなるであろう。)
このように、瞬時に判断したのだった。
そして、2階へ持って行き、家族4人で銀だこを食べた。
確かにおいしかったのだが……。
翌日、また「昨日の銀だこおいしかったよ。」と言っておいた。
妻には旬の栗ご飯を味わわせたいという思いがあり、実母にはおいしい築地銀だこを食べさせてあげたいという思いがある。
二人とも見たいのは、食べる人の笑顔なのである。
多少タイミングがずれても、有り難く笑顔でいただくことが、家庭円満のコツであろう。
*11/23は結婚記念日10周年です。何かよいアイデアがありましたら、教えてくださいませ。(コメントください。)
【関連記事】あったかい家族日記検索HP『家族の広場へ』
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◆キーワード:1 妻の料理 2 家庭円満のコツ 3 プレゼント
◆留意点・その他:
・11月10日(土)に明橋大二著・イラスト太田知子『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』を読んだ。適切な対応(○)と不適切な対応(×)が対比して書かれてあり、マンガ形式なのでとても読みやすく、役立つ内容である。本を読む習慣がなかったり、忙しくて育児書などとても……という父親でも手軽に読めそうである。
妻に一部を見せたら、「妻として夫に言いたいことを言ってくれてる。」と評価していた。
父の日や、誕生日などに、父親にプレゼントするといいのではないかと思う。自分でいろいろ不満を言う代わりに、この本が教育(?)してくれそうである。オススメの一冊だ。
ファーザーさん。
ご訪問&nice!ありがとうございました。
by Norry (2007-11-15 10:15)
ファーザーさん、ご訪問&niceありがとうございます。
奥様の笑顔とお母様の笑顔、どちらも大切な笑顔ですよね。
私も料理を作る妻として母としてやっぱり家族が「おいしい」と言ってもらえると次もよーし!って気持ちになります。
面倒でも手間隙掛けて「おいしい」という褒め言葉で全部がチャラになるんですよね。
たった一言だけで円満になり皆が笑顔になるのが一番ですよね。
by (2007-11-15 11:47)
ファーザーさん、私はついつい逆のことをしてるかも(反省)。
身近な人への接し方こそ、日々の細かな気遣いが必要ですよね。
オススメ本、主人へプレゼントしようかな☆
by (2007-11-15 18:04)
ご訪問&niceありがとうございます。
お互いに思いやる気持ちが大切ですね。
ありがとうという気持ちを態度で示したいですね。
by k-sakamama (2007-11-15 21:18)
遊びに来てくださってアリガトです。
ウチも2階に長男家族が住んでいます。夫婦も50年近くやっていますけど、最近、つくづく感じるのは、些細なことでも「アリガトウ」のひと言を忘れずにつけること。
わかりますね、凄くよく。重なったときね、内心困るんですよね~~。
by okko (2007-11-16 11:06)
ああ、10年の記念日、オメデトウゴザイマス!
ウチ? 子育て真っ最中で、なにもしなかったような・・・
昔と今はちがいますから・・・外食とか?
by okko (2007-11-16 11:08)
物そのものではなく、そこに乗っかってる「キモチ」が大事ですよね。
結婚記念日ですかぁ~。おめでとうございます。
お外で2人でゆっくり食事して、ゆっくり話す時間かな。
私だったらうれしいものは。ご参考になれば(^^)
by blue (2007-11-16 16:33)
>Norryさんへ
こちらこそ、ご訪問&nice!ありがとうございました。
by 泉河潤一 (2007-11-16 18:31)
>ats-youさんへ
素晴らしいコメントありがとうございます。
やっぱり妻としては作った料理を「うまい!」と喜んでもらうと嬉しいのですね。今後も、妻の料理に感謝すると同時に、その出来映えには敏感であろうと思います。
by 泉河潤一 (2007-11-16 18:34)
>Delica☆さんへ
「身近な人への接し方こそ、日々の細かな気遣いが必要」だと、本当に草思います。家族の付き合いこそ、一番長くかつ身近な付き合いですから。
『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』は、本当にオススメですよ。妻の言いたいこと(不満や願い)をかなり(ほとんど)伝えてくれると思います。その結果、少しでもより妻に愛される夫や父親になるなら、父の日や誕生日のプレゼントにふさわしいと思います。
by 泉河潤一 (2007-11-16 18:38)
>okkoさんへ
コメントありがとうございます。
内心困っても、その気持ちに感謝して対応することが大切ですよね。
些細なことへの「ありがとう。」という一言、今後も大切にしようと思います。
by 泉河潤一 (2007-11-16 18:40)
> blueさんへ
<物そのものではなく、そこに乗っかってる「キモチ」が大事>とは、的を射た言葉ですね。
キモチを大切にしていきたいと思います。
「お外で2人でゆっくり食事して、ゆっくり話す時間」というアドバイスありがとうございます。おそらく子供も入れての外食になるとは思いますが、二人でゆっくり食事もステキですね。
by 泉河潤一 (2007-11-16 18:43)
こんばんは~
紹介されてた本が気になり、今日本屋で買ってきました。
早速読んでみたいと思います。
思いやる気持ちってすごく大切ですよね^^
by はまやん (2007-11-18 22:09)
>はまやんさんへ
コメントありがとうございます。
早速買われたよし、感想はいかがだったでしょう。
おそらくは「買って良かった。」という感想だと思うのですが……。
by 泉河潤一 (2007-11-26 23:01)
ファーザー様
はじめまして。
1万年堂出版のトシと申します。
『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』を紹介してくださり、有り難うございます!
の前に、
お腹がすいているのになかなか夕ご飯が出来ない、
お腹がいっぱいなのに差し入れ
ってコト、結構ありますよね(^^;
でも、ご飯作ってくれることは、有難いことなので、
感謝して頂くのが、円満の秘訣ですよね(^人^)
そして、笑顔で('-^*)/、ね!
1万年堂出版のブログで紹介させていただきました。
↓
http://spn61170-02.hontsuna.net/article/2144192.html
ぜひ遊びに来てくださいね(^。^)
by トシ (2009-01-07 15:33)
>1万年堂出版のトシさんへ
コミュニティブログにご紹介くださり、ありがとうございます。
私のブログ『あったかい家族日記』は、子育て、家族経営を専門にしており、子育てに役立つ本も、本当によかったものにしぼってブログで紹介しています。
実は、本ブログは、七田眞氏よりオススメのブログとして推薦をいただいています!
↓
この「あったかい家族」を読んでみると、日本を良くするには家族の再生が大切、という思いで書いておられ、とても共感でき、大変良い内容ですので、このブログ、前にも紹介しましたが、改めて再びご紹介する次第です。是非Fさんのブログを覗いてください。
Fさんのブログの内容は、ご自分の子育てを中心にした実践的内容なので、子育てをなさっているご両親には、きっと参考になると思います。(七田眞ウエブログ2006年05月01日号より)
もう一つ「実は…」というのがあって、私ファーザーは『子育て12の原則』または『家族の日を楽しむ!』という書名の子育て本、家族経営の本を出版したいと考えています。昨年10月には、「出版企画プレゼンテーション参加」 http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2008-10-06してきました。
また「編集者の皆様へーパートナーとなる編集者募集中!ー」http://kazoku.blog.so-net.ne.jp/2007-12-08-1で書いたように、「パートナーとなる編集者募集中!」です。よろしかったら、ご検討くださいませ。
by ファーザー (2009-01-08 06:32)
こんにちは!! 1万年堂出版のトシです。
いつも『子育てハッピーアドバイス』シリーズを読んで下さり、
ありがとうございます。
さて、「ハッピー仲間」さんに、とっておき、ホヤホヤの情報です!
このたび、『ハッピーアドバイス』の最新刊
『子育てハッピーアドバイス 知っててよかった 小児科の巻』が出ました!
詳しくは、こちらをどうぞ。
http://spn61170-02.hontsuna.net/article/2206420.html
また、この発刊を記念して、新宿・紀伊國屋サザンシアターにて、
著者のトーク&サイン会が行われます!
申し込み方法など、詳しくはこちらをご覧ください。
http://spn61170-02.hontsuna.net/article/2206422.html
by トシ (2009-05-28 10:16)
>トシさんへ
ホヤホヤの情報をありがとうございます。
by ファーザー (2009-06-01 06:36)
ファーザーさま
こんにちは(o^-^o)ごぶさたしております。1万年堂出版です♪
『子育てハッピーアドバイス』シリーズをご愛読いただき、ありがとうございますっ・*:.。☆..。.(´∀`人)
このたび1万年堂出版では、シリーズの最新刊
『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方』を発刊いたしました(≧∇≦)b
「毎日イライラどなってばかり……」
「言うことを聞かない子どもを、どう叱ったら?」
叱り方に悩むママ、パパ必見!
そして、すてきなほめ方のコツを、明橋先生が伝授します。
詳しくは、こちらをどうぞ。
http://www.10000nen.com/book/HAhomeshika/HAhomeshika.htm
よろしければ、また「ハッピー仲間」に遊びにきてくださいね~~ヾ(。・∀・。)
http://ameblo.jp/10000nen/(引っ越しました♪)
by ぴこママ@1万年堂出版 (2010-07-13 15:39)