我が子に人気のロン・クラーク『みんなのためのルールブック』ーAmazonで我が子の誕生日プレゼントを発注!ー [C1 読書]
◆リード:一足早いクニコの誕生日祝い。プレゼント選びから注文、そして渡した結果は?
2007.6.17 我が子に人気のロン・クラーク『みんなのためのルールブック』
ーAmazonで我が子の誕生日プレゼントを発注!ー
5月31日の夕食後、来月の予定についてミニ家族会議を開いていた。
以前紹介したように、我が家では、大型でナイロンのポケットが付いている「POCKET Calendar」というカレンダーを使い、来月のスケジュールを組んでいる。
妻「今月は、クニコの誕生日があるのね!」
クニコ「クニコ、5歳だよ。」
私「そうだね~。誕生日のプレゼントを考えなきゃいけないね。何がいい?」
クニコ「あーちゃんとおばあちゃんからは、プリキュア5のケーキ。お父さんとお母さんからは何がいいかな~。」
私「まず本は何がいい?」
クニコ「『時の迷路』と『自然遺産の迷路』の続きの本がほしい。」
私「ああ、シリーズのもう一冊『文明の迷路』ね。」
我が家では、誕生日には必ず本も贈っている。今までは、こちらでよかれと思う本を選んで贈っていたが、今回は本人に一冊は選んでもらった。
それ以外に、私がクニコのために贈った本は、『なぞなぞごてん』(鈴木出版)、『名探偵スティルトンぬすまれた財宝をさがせ!』(新風社)、『みんなのためのルールブック』(草思社)などであった。
本は、基本的に自分の仕事や趣味の本を含めて、Amazonで注文している。いつでも好きな時間に自宅のパソコンから発注できるし、何といっても発注してから本が自宅に届くのが早いからだ。
それに同じ著者が書いた別の本もすぐに分かるし、「この本を買った人は、こんな本も買っています」ということで、関連書籍も教えてくれる。また、ユーズド商品(中古本)もあり、割安に本を購入することもできるからだ。
さて、プレゼントのモノであるが、はじめは『しちだ教材総合カタログ』を見ながら、よさそうなものを物色していた。
その中から、よさそうなものをクニコに提示して、クニコが「これがいい。」というものを選んだ。粘土セットなどをクニコは選んでいた。
ところが、発注が遅れて(忘れて)しまい、もしかすると誕生会に間に合わない可能性が出てきた。トイザらスに行っている暇もない。
そこで、Amazonでは、本以外にも様々の商品を扱ったいることを思い出し、そこで注文することにした。
「おもちゃ&ホビー」には、ジャンル として、「知育玩具」「ブロック」「積み木・木のおもちゃ」「パズル・ジグソーパズル」「3-Dパズル」「アクションフィギュア・ソフビ」「フィギュア」「ミニカー・乗り物」「人形・ミニドール」「ぬいぐるみ」「ファッション・アクセサリ」「カード・ボードゲーム」……があった。(多いな~。本以外では初めてのAmazonの利用である。)
そのサイトを、クニコと二人で見ながら決めた。
私「これはどうだ。」(良さそうなモノがあると聞く。)
クニコ「うん、これいい。」
クニコ「ちょっとお父さん止まって。さっきの所に戻って。クニコこれもいい。」
私「これかい。」
こんな調子でまず予算を考えずに、どんどんショッピングカートに入れていった。
一通りめぐったら、6万円を超えていた。
次に、これを1万円以下に抑えねばならない。
単品で1万円を超えるようなモノや、ソフト関連のモノを除いた。これだけで、3万円台になった。まだ、絞らねばならない。
そして、クニコに聞きながら絞っていった。
私「クニコ、これはすごくほしい。まあまあほしいのどっち。」
クニコ「まあまあほしい。」
私「じゃ、カット。これは?」
クニコ「すごくほしい。」
私「じゃあ、残そう。」
最後には、ほしいものの中からさらに絞り込み、7千円余りにした。
○ジェンガ1,296円
○ハッピーねんど いっぱいあそべる たのしいピクニック1,760円
○カラフルねんど基本セット1,320円
○やさしいぬくもりの木のおもちゃ ままごとティータイムセット1,800円
○"しあわせイッパイ!ゆめイッパイ これがたまごっちの生きるみっちゲーム"
バンダイ; おもちゃ&ホビー; ¥ 900 配送料・手数料: ¥ 500 計1,400円
(これはそばで見ていたアキコが「これおもしろい。友達の家でやったことがあると強力に推薦。値段もとても割安になっていたので、購入することにした。)
なかなか休みも一緒におもちゃを買いに出かけられない場合も多いし、急ぐ場合もある。そんな時、Amazonの活用も、自宅から簡単に発注でき、かつ納品も早いのでいいものだと思う。意外に割安なものもあるし、守備範囲(商品のジャンルや数)も広いのだ。
さて、誕生日会は例によって、近所に住む義母や義兄も招待した。
クニコ「ねえ、ねえ、プレゼントを開けてもいい。」
妻「テーブルの上を片付けてからね。」
クニコ「わあ~。」
義母・あーちゃん「こんなにいっぱい。やり過ぎじゃないの!」
クニコは、さっそく本を手に取っていた。はじめに手にとってのは、『みんなのためのルールブック』(草思社)であった。
クニコ「これクニコの保育園にもある。」
こう言って、ぱらぱらとページをめくり始めた。読んでいるのである。
私ものぞいてみると、こう書いてあった。
「ルール9 もらったプレゼントに文句を言わない」
「だれかに何かをプレゼントされたときは、よくない感想や不満を口にしてはいけない。プレゼントをしてくれた人にたいして失礼だからだ。」(イラスト&ふりがな付き)
私「丁度、いいタイミングでいいことが書いてある。クニコ読んでごらん。」
クニコ「お父さん読んで。」
かくて先のルール9を読んだ。
アキコ「おもしろそう!」
実はクニコばかりでなくむしろアキコにもよかれと思って選んだ本が、『みんなのためのルールブック』(草思社)であった。
アキコ曰く「意外にこの本、面白い!」
アキコは、日記にも「本の中で一ばん気に入ったのは、『みんなのためのルールブック』だ」と書いていた。
クニコも、この本が一番いいと言っていた。
この本はアメリカの小学校教師が「子どもたちがいきいきと学校生活を送れるように、社会にでてからも充実した人生を送れるようにとの願いをこめて」書いた本である。
先に紹介したような、50のルールが書かれている。
子どもは、意外にこのようなルールやマナーに興味を持ち、教えて欲しいと思っているのではないか。
我が子の反応を見て、そう思えた。
子供たちに、ルールやマナーを教えることは煙たがられるのではないかというのは、親や大人の思いこみではないか。子供たちはそれらを教えてもらうことをむしろ望んでいるのではないか。そんなふうに思えた。
本の表紙には、「なぜ、これらのルールを守ることが大切なのか、学校で、ご家庭で、ともに考え、話し合ってみましょう。」とあった。
そうしてみようと思っている。
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◆キーワード:1 誕生会 2 家族イベント 3 ルールやマナー
◆留意点・その他:
・おばあちゃん(義母)を見送るとき、みんな玄関で見送ったが、アキコは早めに部屋に戻った。プレゼントの粘土遊びの続きをしたいのだ。
私「アキコ、部屋に戻るのが早いよ。まだ、おばあちゃんは玄関の近くにいたよ。」
実母「外でみんな車の所まで見送るかい!?」
アキコ・クニコ「そうする。」
というわけで、みんなで外でまた見送った。
「ルール51(創作1) お客様の見送りは最後までしっかりと。」
・クニコの日記「きょう はいひんかいしゅう おわったら たんじょうび したよ。そして ぷれぜんとは ほん や ねんど や おままごとせっと や いろいろあったよ。そして うれしかったよ。おとうさんありがとう。」と書いていた。クニコは、お父さんが働いたそのお金でプレゼントを買ってもらえたと思っている。しかし、お母さんとあーちゃんに見せるのに、二人への感謝の言葉がない!
私「あーちゃんとお母さんは、クニコのために昨日の夜から料理を作っていたんだよ。あーちゃんとお母さんにも、『ありがとう』って書いた方がいいよ。」
「ルール52.(創作2)してくれたことに気付いて、『ありがとう』と言おう。」など、まだまだたくさんのルールがありそうである。これらを実地で教える(られる)のは、やっぱり本ではなく、親であろう。
お誕生日おめでとうございます。クニコさん。
みんなのためのルールブックのお話は楽しく読みました。そして、本のお話を実際の生活に還元しているお父さんのお話もためになりました。
活字と親の言っていることが同じだと子どもさんも読むのが楽しくなるでしょうね。親はやることがいっぱいあるのだなあ、と感じました。
by (2007-06-18 16:09)
>ちばおハムさんへ
コメントありがとうございます。
まずは、通っている保育園にもあったということが、クニコにとっては親近感がもて、よかったようですね。
実際の生活に還元するという躾が、子どもが小さいうち、親でなければできない仕事だと思います。
一つ一つ手間ひまかけて躾けていこうと思っています。
by 泉河潤一 (2007-06-20 06:13)