絶不調の乗り切り方 [L 仕事]
◆リード:ここ1週間ほど、実は絶不調であった。毎日書いている日記を書くのがおっくうになることから始まって、仕事をする気が失せる。無性に自分を責めたくなる。無性にお金を使いたくなる。食生活が乱れる。整理整頓が乱れる……。周期的に来るこの不調。乗り切り方を考えてみた。
2007.5.14 絶不調の乗り切り方
ここ1週間ほど、実は絶不調であった。
【絶不調時の特徴】
1.毎日書いている日記を書くのがおっくうになる。
私は、毎日日記を書いている。スケジュール管理と合わせて、書いている。
夜寝る前、手帳ー渡邉美樹氏がプロデュースしたDavinciを使っているーを見ながら、前日の夜のうちに立てためあてをどの程度達成できたかをチェックしながら、その日によかったこと・がんばれたことを日記に書いている。自己承認して1日を終えるのだ。
さらに、明日のめあてを書いて、明日をイメージしてから寝ている。
ところが、絶不調時は、これをするのがとってもおっくうになるのである。先週の水・木・金・日ととても荒っぽく書いてあるというか、所々抜けていた。
2.仕事をする気がしなくなる。
家での仕事は、必要最小限という感じである。
疲れやすく、睡眠時間がいつもより、1時間から2時間も長くなった。いつもは、10時に寝れば、4時、5時起きであるが、6時頃となった。9時頃寝て、6時、7時過ぎ起き(土曜日)のこともあった。日曜日は日中もよく寝ていた。
3.無性に自分を責めたくなる。
仕事上のミスが気になり、自分を責めたり、自分が嫌になったりしがちとなる。
4.無性にお金を使いたくなる。
不思議だが、そういう傾向が強くなる。
お金を使うことは、逆に厄払いになる感じがする。だから、あまり抵抗しないで使うようにしている。
5.整理整頓がおざなりになりがちとなる。
机上に書類の小山が出来、未整理な状態となりがちとなる。はじめに書いた日記というかスケジュール管理がおざなりになるということと似ている。机上ばかりでなく、書斎全体の整理整頓が乱れがちとなる。
6.食生活が乱れがちとなる。
ビール1缶のところが2缶となり、珈琲を飲む回数が増え、無性に甘いモノ(ケーキなど)が欲しくなる。外食もしたくなる。
これも、浪費につながるが、健康に大きな支障が出ない範囲で、自分を好きにさせている。
7.家族とふれあうのもおっくうとなっていた。(以前のこと)
以前は、こんな時は家族とふれあうのも、おっくうとなっていたが、最近は違っている。こんな時こそ、家族とふれあうことで、回復を早めている。
絶不調の時は、ざっとこんな症状が出ていた。
ここで、今回のブログの主題「周期的におそってくる絶不調の乗り切り方は、どうしたものだろうか?!」少し以下にまとめてみたい。
【絶不調の乗り切り方】
1.思い切って仕事を休む。すなわち、仕事は必要最低限のことにしぼる。
仕事をしない自分を責めるのではなく、「こんな時もあるさ。」と割り切り、積極的に仕事を休むのである。
2.家族と思い切りふれあう。
今回は、土曜日の1日、二人の子供たちを県都に連れて行き、デートをした。
子供たちと思い切りおいしい物を食べ、子供たちのために実母のためにたくさん買い物をし、お金もたくさん使った。
アキコ・クニコの笑顔を見、実母の笑顔を見、感謝の言葉をもらえて、私の方がとっても満足し、癒やされた。
3.好きなことをする。
散歩、入浴、ビールを飲む、ブログの記事を書く、ケーキを食べる……。
言い換えれば、これは以前の記事「どうしても仕事に集中できないときは」で紹介したように、「ぼくのリフレッシュ法」を実践することである。
今回新たにブログの記事を書くが好きなことに入った。
以前は、仕事もしないで、ブログ記事を書くことに罪悪感があった。今は、世のためのボランティアという感覚になったので、罪悪感は消え、書くことを楽しめている。
先の家族と思い切りふれあうというもの、好きなことの一つであるが、独立させてみた。以前は義務感でやっていたところもある家族の日であったが、今では本当に習慣化して久しく、楽しめるようになっている。
4.ぐっすりあるいは好きなだけたくさん寝る。
罪悪感を持つことなく、ぐっすりと寝る。
今回、不思議とたくさん寝れた。やっぱり疲れが溜まっていたのだと思う。仕事をする気がなくなるのは、「仕事より休養だよ」という、体からのサインかもしれない。
5.お金を使う。
今回は、子供たちへのごほうびーおいしい食事とプレゼントー、母の日のプレゼントにお金をたくさん使った。
できるなら浪費でなく、誰かの喜びために使った方が、早い回復につながるようだ。相手の笑顔や感謝の言葉が、嫌になりがちな自分のことを癒やしてくれるからだ。
【絶不調時に特に気をつけること】
1.交通事故……県都まで運転していて、自分の運転が少し荒っぽいことに気付いていた。できれば、自分でなく別の人に運転してもらうか、慎重に運転するか、そもそも遠出しないかした方がよい。
2.人間関係上のトラブル……怒りっぽくなっている場合がある。十分気をつけたい。
3.健康管理……つい飲み過ぎたり、外食をして栄養のバランスの悪い物をたくさん食べたりしがちである。ある程度の乱れを許容しつつ、飲んだり外食したりしたい。
【今後の絶不調時にがんばりたいこと】
周期的に訪れてくるのだから、この次訪れたときには、上の乗り切り方をベースにしつつ、次の点をがんばってみたい。
1.整理・整頓……できるなら、整理された書類・整頓された環境で、乱れたい。
2.絶不調時の訪れを予感して仕事上の貯金をしておくこと。
1週間ぐらい、家で何もしなくても、ある水準を保てるぐらいの仕事貯金をしておく。そうして、のびのびと乱れたい。
3.健康管理……食事面の乱れもある範囲内にして、栄養・休養を取り、その後体調がよくなるようにしたい。
ちょっと欲張りか!?
みなさんは、どんなですか?
【関連記事】あったかい家族日記 「家族の広場」
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◆キーワード:1 絶不調を乗り切る 2 仕事 3 健康
◆留意点・その他:
いつも立派な父親/夫/息子であり職業人であると思っていただけに、ファーザーさんでもこのような時があると知ってなんだかほっとしました。
ちなみにボクも不調時が周期的にきますが、似たような症状です。家族や他人に多少の不義理があっても、そこで無理したりせずにやり過ごすようにしています。頭で分かっていても、自分の気持ちはままならないと思ったりしています。
by Shun (2007-05-15 23:07)
ファーザーさんもそういうときがあるんですね。
かくいう私もここ最近ちょっとばかり不調。
疲れやすくなってて。(単に、育児疲れですね。)
私は、好きな本と読む(軽めのもの)、好きなものを食べる、
明日に回せる家事は明日に回すです。
ファーザーさんと同じく整理整頓は気をつけます。
目に入る範囲が汚いと、心も雑になってくるというか、
ますます投げやりになるので。
面倒なことはためると、イライラ度もアップする気がします。
あと、ブログ!
書くより、皆さんのところをあちこち見てると、
気分が変わる気がします。
by miyu (2007-05-19 00:22)
>Shunさんへ
不調時は、もちろんありますよ。
実は、家族における自分のアイデンティティは、あったかい家族を創り出すために、「率先垂範する人」なんです。妻は大切にいしたいですし、親孝行も大切だと思っています。立派かどうかは知りませんが、そういうアイデンティティ・価値観のもとに真摯に生きようとは思っています。
「頭で分かっていても、自分の気持ちはままならない」というのが、不調時の特徴ですね。私もそうです。
不調時を少なくしたいと思う一方、不調時を楽しめるようになれたら、ともふと思います。
by 泉河潤一 (2007-05-19 06:14)
>miyuさんへ
コメントありがとうございます。
好きな本を読み、すきなものを食べるというのは同じですね。とにかく体や感情の言い分をよく聞いてあげる。体や感情の赴くまま、好きに行動してあげるのが基本のような気がします。
ただ、整理・整頓と口にするものは少し努力したいところなんですね。
by 泉河潤一 (2007-05-19 06:19)