SSブログ

★よい生活習慣 『早ね』 を確立する [H1 健康]

◆リード:『家族の幸せを創り出すセミナー』の第Ⅲ部「子育て」編についてのプログラムを作っている。以前に参加したセミナーの資料を読み返したり、いろいろな専門書を読み漁ったり、自分の子育てを振り返ったりしながら、楽しみながら作っている。そして「子育て8つの鍵」を決めた。その3つ目の鍵として、「よい生活習慣を確立すること」を挙げた。

2007.3.21    検索HP『家族の広場』へ 

子育て3つ目の鍵「よい生活習慣を確立する」

ー『早寝』のススメー

 

 『家族の幸せを創り出すセミナー』の第Ⅲ部「子育て」編についてのプログラムを作っている。
 以前に参加したセミナーの資料を読み返したり、いろいろな専門書を読み漁ったり、自分の子育てを振り返ったりしながら、楽しみながら作っている。

 そして「子育て8つの鍵」を決めた。
 その3つ目の鍵として、「よい生活習慣を確立すること」を挙げることにした。

 子育てにおいて、「よい生活習慣を確立すること」は、きわめて重要だと判断したからである。

 その内容であるが、整理・整頓の習慣、家庭学習の習慣、時間管理の習慣……いろいろ考えられるが、一番大切なことは、正しい食事の習慣であり、次いで睡眠の習慣だと考えた。

 なぜトップに正しい食事の習慣を挙げたかなどは、別に機会に譲るとして、今回は睡眠(早寝)の習慣について、考えるところを少し書いてみる。


 早寝早起きが大切と言われる。早寝をすれば必然的に早起きになるから、早寝がポイントとなる。

 2年ほど前だったろうか、NHKクローズアップ現代で、乳幼児が夜遅くまで起きている現状について、医学的な見地から大変問題であることが報道されたことがあった。ある幼稚園に招かれた識者が、「夜10時まで子供が起きている日本の現状は、はっきりいって異常です!」と断言されていたことを思い出す。

 「寝る子は育つ」というが、寝ている間に成長ホルモンが分泌されるわけで、この言葉は医学的見地から言っても、正しいことなのである。
 睡眠によって、体は休養し成長する。心はやすらぎ、記憶は再構成され、心身共にリセットされるという大切な役割があるわけである。

 専門医の経験によれば、「8時前に就寝する子」が健康に育つそうだ。いずれ詳しくその辺りの専門書も調べてみたいと思っている。


 さて、我が家は通常9時半、遅くとも10時就寝というルールを守ってきた。
 この3月上旬から、クニコ(4歳、年少)の保育園では、2時間近くお昼寝をしていたが、それがなくなった。もうじき年中になるからである。

 睡眠の重要性を考えたとき、これではクニコの健康的な成長にとってきわめてよくないと判断した。
 現在小2で8歳のアキコにとっても、9時半ないし10時の就寝では遅い。(知人は、小学校卒業まで9時就寝を守り通した。)

 そこで、これを機会に、子供たちは9時就寝に切り替えた。

妻「9時就寝は難しいわよ。」
私「それはわかっている。ボクだって、子供とふれあう時間が減るから、できるならこれまで通りでいたいんだ。でも、クニコは昼寝がなくなるし、9時半~10時就寝では遅過ぎるよ。」

 結局、これまで8時半に入浴だったのを8時入浴へ、9時15分頃に寝室へ行っていたのを8時45分に寝室へ行くことに変更した。そして、15分ほど絵本を読んで就寝である。

 9時就寝にして2週間。夕食後のふれあいタイム及びそれまでのテンポが全体に速くなっている。それでほぼ守ることができている。

 クニコは、翌朝7時まで10時間ぐっすり寝ている。やっぱり睡眠がそれだけ必要なのだ。

 子供が健康に成長するために、睡眠は重要だ。

 少なくともクニコが小学校に入学するまでは、アキコが高学年になるまでは、9時就寝を守るつもりである。(これでも遅いかもしれないが……)

 

【関連記事】あったかい家族日記NHKスペシャル「好きなものだけ食べたい」に見る現代の食卓とその影響」

かったらnice! ブログを書く意欲はあなたのnice!に支えられています。ーonly nice!  commentは、気のすすむままにー

  nice!を戴くことは、とても励みになっています。よかったらnice!をお願いします。

◆キーワード:1 早寝  2 しつけ  3 よい生活習慣

◆留意点・その他:
・職業上の経験則から言えば、10時過ぎまで起きている子供は、忘れ物が多く、教室で集中力も欠いていることが多い。
・行きつけの床屋さん(たまたまアキコ、クニコと同級生の子がいる)に何時に寝せているか聞いてみた。

その父親曰く「我が家は早いですよ。10時就寝です。」
 
私に言わせれば、少しも早くない。成長期の子供と大人では違うのである。
 このように「早く寝るようにしましょう」と呼びかけても、それぞれ親の「早く」のとらえが違えばさして意味がない。
 セミナーを開催するならば、睡眠についての医学的な専門書もきちっとおさえたうえで、さらに科学的につめるつもりである。


nice!(7)  コメント(12)  トラックバック(2) 
共通テーマ:育児

nice! 7

コメント 12

ゆうこりん

私自身、中学に入学するまで夜10時を知りませんでした。
9時にNHKで「今日の料理」が始まり、あの音楽が流れると
母に「寝る時間よ」と言われ続けていたからです。
夫は家族で朝型だったらしく、8時就寝5時起きだったそう。
今でも私も夫も健康なのは、この早寝が一つの要因だったと身を持って
感じます。
我が家も子供達はずっと9時就寝。
続けていきたいですね。
by ゆうこりん (2007-03-21 17:26) 

parole

はじめまして! さきほどはご訪問ありがとうございました。
私も早寝推進派です。ムスメは年長になってからお昼寝をあんまりしなくなってしまったのですが、お昼寝したら21時、お昼寝したいときは20時半を守ってます。
夜更かしする子は性的な成長が早くなるという説もありますよね。ムスメの同級生に「その説ほんとかも」と思わせる子がいたりします。お互いがんばって早寝させましょう!
by parole (2007-03-21 18:19) 

ぷぅちん

そのNHKの番組を見て青くなったわたしは翌日から息子の
就寝時間を8時にしました。以来、息子は睡眠リズムだけは
他人に誇れるようになりました。アノ番組をたまたま
見ていなかったら・・2年の歳月がどれだけ息子に悪影響を
及ぼしたことでしょう。コミュニケーションの時間は減りましたが
きっと本人が思ってもいないところでよい影響が出ていると
信じています。
by ぷぅちん (2007-03-21 21:39) 

向日葵

訪問&コメント有難うございました。

早寝・・・我が家は、いつも早寝です(笑)
就寝時間は、園時代だと7~8時(かなり早いです)
今は学校の高学年と言う事もあって、就寝は9時になりました。
その影響か?身体はガッシリ大きく成長し、大人のような?子供のような?
心も身体も安定した感じの子供へと成長を続けています。
睡眠、食事、心の栄養(愛情)は、私も大切だと思っています。
ただ・・・我が家に欠けているのは、マナーかな?と思っています。(苦笑)
by 向日葵 (2007-03-22 13:15) 

泉河潤一

>ゆうこりんさんへ
さすがゆうこりんさんですね。それも、夫婦そろって!

我が意を得たりとう感じです。

本文に書いたとおり、我が家は9時就寝を継続します。
by 泉河潤一 (2007-03-25 11:55) 

泉河潤一

> paroleさんへ
コメントありがとうございます。

早寝推進派としてお互いがんばりましょう。
by 泉河潤一 (2007-03-25 11:58) 

泉河潤一

>向日葵さんへ
コメント&ナイスありがとうございます。

「心も身体も安定した感じの子供へと成長」という実体験に基づく報告を読むと、勇気づけられますね。
by 泉河潤一 (2007-03-25 12:01) 

泉河潤一

>ぷぅちんさんへ
ぷぅちんさんも、あの番組を見られたのですね。説得力ありましたよね。

それで翌日から8時就寝に切り替えられたところがすごいですね!

子育てについての正しい情報を知るということは、大切ですよね。
by 泉河潤一 (2007-03-25 12:03) 

子どもの早寝習慣をつけるかどうかは親の責任ですよね。
ヤッシーは昨年親の仕事のためか、本当に時間が遅くならないように気を使いました。
でも自分の仕事が遅くなると、やっぱり寝室に行くのが9時半、それから落ち着いて寝ると10時、というパターンになってしまい、本当に反省してます。
そのせいもあって、今年度は仕事をやめ、もう少しいろいろ考え直そうと思っています。

うちも目指すは9時です。
がんばります。
by (2007-04-05 15:14) 

boi

明後日、息子の入園式です。このタイミングで9時就寝のリズムが整ってきました。我が家でも私の帰宅時間がかなり悪影響を及ぼしてしまいます。家族の為、早寝早起きがんばりまっす!
by boi (2007-04-06 14:26) 

泉河潤一

>ちばおハムさんへ
仕事をやめるとは、一大決心ですね。

9時就寝、お互いにがんばりましょう。
by 泉河潤一 (2007-04-09 18:54) 

泉河潤一

>boiさんへ
幼児だと、本当は8時就寝がよいのかもしれません。

出来る範囲で、お互いにがんばりましょう。
by 泉河潤一 (2007-04-09 18:56) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 2