妻や夫や子供にした仕打ちは還ってくる [O2 ミニブログ『心にしみた言葉』]
◆リード:今年1月4日に北川八郎『繁栄の法則』を読んだ。「人を責め続けた人は、病気をした時や体の体力が衰えた時やその役職を失った時に還ってくる」という。思い当たる節がある。
2007.3.21 検索HP『家族の広場』へ
妻や夫や子供にした仕打ちは還ってくる
今年1月4日に北川八郎『繁栄の法則』(致知出版社)を読んだ。
「繁栄したかったら良きものを与えつづけるとよい」など、さまざまな繁栄の法則について書いてある、示唆に富む本である。
この本の一節に次の文章があった。
「人を責め続けた人は、それがいつ自分に還ってくるかというと、その人の運気が弱った時に還ってきます。すべての事は、病気をした時や体の体力が衰えた時やその役職を失った時に還ってくるのです。
例えば、部長や課長の時代に部下を責めたなら、あなたが会社を辞めて力が衰えたときにどっと還ってきます。自分が元気な時に、社会や妻や子供にした仕打ちが、いつ還ってくるかというと、病を得た時や年を取った時に還ってくるのです。順調な時に人々に良きことや喜びを与えている時はその喜びや良きことが、人を悲しめた時はその悲しみが、全ては自分が弱くなり運が落ちた時に還ってくるのです。」(同書44ページから45ページより引用)
この一節を読んだ時、ある父親を思い出した。
その人は自営業で、家族を養うという責任はしっかりと果たしていた。
しかし、あらゆる面において、自分が中心で、妻や息子夫婦に対して自分の意志を押し通していた。妻は絶対服従、一家全体もそんな感じだった。
ところが、その人もやがて年を取り、息子に家督を譲った。
絶対服従だった妻は、いつしか言うことを聞かなくなっていた。
息子夫婦も決して冷たくしているわけではなかったが、自立していった。
その人は、以前のように何でも自分の思い通りにいかないことが不満であったようだ。
結局その人は、失意の中で亡くなったのだった。
自分の人生を振り返ってみても、思い当たることがある。運気が弱った時に、今までのツケが回ってくるのだ。
対応としては、運気の良い時から、家族や友人、仕事上の人間関係を良好にしておくことだろう。普段から、相手の尊厳を大切にしておくことだろう。
少なくとも、優位な立場を利用して相手の尊厳を踏みにじり、憎しみや怒りを買うことがないようにしようと思う。ツケはいつか回ってくるのだから。
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◆キーワード:1 人を責める 2 人間関係 3 運気
◆留意点・その他:
・この本には、「男女産み分けの方法」も書いてあった。信憑性は定かではないが、「女の人に1週間以上の断食をさせると女の子が生まれる。同様に男性に断食させると男の子が出来る。」(同書161ページ)という。
「種の保存が断たれようとすると、本能的に断たれまいとしてその弱い方の種を残す」そうである。
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