SSブログ

★妻からの感謝の一言!ーボーナスの日 パート3.ー [K1 夫婦関係]

◆リード:先月の給料日のことである。いつものように、私の今月のお小遣いが、銀行の封筒そのままにぽんと机上に置かれていた。給料振り込みになって久しいが、働いている身になれば、感謝の言葉も添えてほしい。そこで、手紙をしたためた。

2006.12.9   検索HP『家族の広場』へ

妻からの感謝の一言!ーボーナスの日 パート3.ー

 

 先月の給料日のことである。いつものように、私の今月のお小遣いが、銀行の封筒そのままに机上にぽんと置かれていた。

 そのぽんと置かれた封筒を見ながら、「さびしいな~。」と思った。

 給料振り込みになって久しい。給料を手渡していた時代には、給料袋を渡す時に、妻から「働いてくれてありがとうございました。」という感謝の言葉が、自然と出ていたことだろう。直接お金の入った給料袋を渡してもらって、ただ黙って受け取とるのは、全く不自然で難しいことが、容易に想像できる。

 私の父はサラリーマンだったので、給料日ーそれもボーナスの時ーには、母がいつもより豪華な料理を用意して、父の帰宅を待っていたことを思い出すことができる。

 ところが、私が結婚したときは、既に給料振り込みが常識であった。銀行に記帳されるのみで、直接現金の入った給料袋を妻に手渡すことはなかった。

 感謝の気持ちを自然に表現する機会が、なくなってしまったわけだ。

 給料袋を手渡していた時代には、自然と出ていた感謝の言葉が、振り込みになると感謝の言葉が出なくなる。
 現に我が家がそうだったが、働いている身としては、とてもさびしいものだと思った。

 働いている身になれば、感謝の一言も口に出してほしい。そこで、こんな現状を変えたいと思い、手紙をしたためた。


 タカちゃんへ

 昨日は、とっても疲れた。全校音読発表会で、Aさんが暴れるし(長引いて限界)、「体育をやりたくない」といって教室のすみにもぐりこむし、上司は余計なことを言ってくるし……。

 こうした中でも、「家族(妻子)を養っていくには、がんばらねば……。」と思っている。
 がしかし、給料日ぐらいは、口に出して感謝やねぎらいの言葉がほしいよ~。
『いつも家族のために、働いてくれてありがとう』とか……。ポンと、4万円のおこづかい袋がただ置いてあるのではなくて……。(これではさびしい~。)

 そう言えば、ぼく自身もタカちゃんへの感謝やねぎらいの言葉がなかったね。

 タカちゃん
 いつもアキコやクニコ、そしてボクのために、おいしい料理やそうじ、洗たくなどたくさん仕事をしてくれて

 ありがとう!


 これを書いたのが11月22日の朝であった。出勤する際に、「後で読んでね。」と言って、妻に手渡した。面と向かっては、とても言えそうになかったので……。


 さて、今回のボーナスである。

 今朝、妻からお小遣いをもらった。毎月の給料日からくるお小遣い以外の、特別お小遣いである。うれしいものである。

 渡してもらう際に一言。

 妻「お父さん、働いてくれてありがとうございます。」

と、はにかみながらも言ってくれた。

 こんにふうに口に出して言ってくれると、本当にうれしい!

 この変容ぶり! さすが我が妻。(のろけ過ぎか!?)

 やっぱり先月手紙をしたためてよかったと思った。

 給料日やボーナス日にねぎらいの言葉や感謝の言葉を掛け合うこと。そんなあったかい家族を築いていくことができてよかった。

 おそらくは世の中では給料振り込みの人が圧倒的であろう。そうであっても、感謝の言葉を自然とかけることはできるはずだ。なぜなら、家族のために働いているという事実はまったく変わっていないからだ。

 我が家では、私の出勤時家族みんなで見送り、帰宅時家族みんなで出迎えるという伝統がある。考えてみれば、これも築き上げてきたものだ。

 気付いた方から働きかけて、そのような家族の伝統と文化を自分たちで築き上げていけばいいのである。

 

【関連記事】あったかい家族日記「ボーナスの日!」

かったらnice! ブログを書く意欲はあなたのnice!に支えられています。ーonly nice!  commentは、気のすすむままにー

  nice!を戴くことは、とても励みになっています。よかったらnice!をお願いします。

*200.12.9   12万アクセス突破ありがとうございます。

 

◆キーワード:1 働くことへの感謝  2 夫婦関係  3 金銭教育

◆留意点・その他:


nice!(7)  コメント(14)  トラックバック(5) 
共通テーマ:育児

nice! 7

コメント 14

私の主人もお給料は振込ですが、生活費を主人がおろして、私が現金封筒を
いただくことになっています。お小遣いも主人からの支給~なので、それは
もう自然と 「今月もありがとうございます!」 となります(汗)。
なかなか自分から感謝に気付きにくい私ですので、この方法↑でちょうど
よかった~と思います(笑)。
「ありがとう♪」 は、たくさん声に出したほうがいいですね♪
by (2006-12-10 00:49) 

りうりうめめの母

私の夫も当然給料振込みです。
だからこそどこで「ありがとう」を言うか、なのですが、
私はいつも明細を受け取る時、「今月もご苦労様でした、ありがとう」と言うことにしています。
そして、夫は大抵明細を見ずに持ってくることが多いので、
そんな夫に私はこたえねば・・・と思うのですが、なかなかですね。
そして、子供たちにも何かのたびに
「お父さんが頑張って仕事してるから、ご飯が食べられる、おもちゃも買える」
と言っています。
そしたら子供たちも朝、「お父さん頑張って仕事いってらっしゃい!」って
言ってくれるようになりました。
やはり感謝の気持ちを言葉で表すって大事だな、と改めて思ったこのブログにnice!です。
by りうりうめめの母 (2006-12-10 09:32) 

ともれいっち

うちも給料振込みです。
うちは民間だから毎月の給料とボーナスが恐ろしいくらい
違います。10万単位で・・・いい時もあれば悪い時も
あるので、いいときは「本当にありがとう!!」といつも
言ってます(´ー`) ウフフ
でも本当は悪い時もいってあげないといけないなと
改めてふぁーざーさんのブログで感じました。
by ともれいっち (2006-12-10 09:52) 

ゆうこりん

我が家の家計管理は全て夫がしています。(FPの資格を持っています)
給与明細やボーナス支給明細なども一応見せてはくれますし、予算を立てる時に、私の意見も聞いてはくれます。安心して任せています。
なので、我が家では私のほうが、夫からお金を渡される立場です。
生活費(食費も含む)なども、ほぼ全てクレジット決済で、実際に私が手にする現金はそう多くは必要ないです。
それでも、私は夫から現金を貰う時、そして給与明細を見たときなどには、必ず「今月もお疲れ様でした」と頭を下げて一言言うようにしています。
そうすると、夫のほうも私にお金を渡しながら、「いやいや、安心して家庭を任せていられるから自分もちゃんと仕事ができるんだよ。収入の半分はキミのものだよ」と言ってくれます。うふふ。
ファーザーさんの奥様も、こんな感謝の手紙をもらえたら、それはそれは嬉しかったでしょう!!私はもう何年も夫に手紙なんて頂いていないです・・・
うらやましいお2人です。
by ゆうこりん (2006-12-13 10:08) 

泉河潤一

>とどようこさんへ
「生活費を主人がおろして、私が現金封筒をいただくことになっています。お小遣いも主人からの支給~」とは、きっとしっかりとしたご主人なのですね。

 「ありがとうは、たくさん声に出したほうがいい」というのは、本当にそう思います。
by 泉河潤一 (2006-12-16 13:59) 

泉河潤一

>りうりうめめの母さんへ
「明細を受け取る時、「今月もご苦労様でした、ありがとう」」というのは、一つの良いタイミングですね。

「子供たちにも何かのたびに「お父さんが頑張って仕事してるから、ご飯が食べられる、おもちゃも買える」と言って」おられるのも、我が家もそうですが、夫はうれしいと思います。

この「お父さんまたはお母さんが一生懸命働いて、お金を稼いでくるおかげで食べられる」という認識は、家計の根本であり、金銭教育の要だと思っています。我が子に感謝の気持ちとともにしっかりと認識させたいところです。

それには、妻がそのように言ってくれることが一番だと思います。
by 泉河潤一 (2006-12-16 14:06) 

泉河潤一

>ともれいっちさんへ
民間はいいときと悪いときで、ずいぶん給料が違うのですね。

夫としては、いいときも悪いときも(こそ)、言ってくれると、きっとやる気が出ると思いますよ。
by 泉河潤一 (2006-12-16 14:09) 

泉河潤一

>ゆうこりんさんへ
FPの資格をもつ夫がすべて家計管理をしておられ、しかも安心して任せられるとは、すごい夫ですね。

「私は夫から現金を貰う時、そして給与明細を見たときなどには、必ず「今月もお疲れ様でした」と頭を下げて一言言うようにしています」とは、夫としてみれば、何よりの一言だと思います。

だから、「安心して家庭を任せていられるから自分もちゃんと仕事ができるんだよ~」と言われるのだと思います。

ゆうこりんさんご夫婦は、手紙でなくとも日頃の会話で十分心が通じ合っているように感じます。

あと、藤原正彦 『国家の品格』と英語教育へのトラックバックありがとうございました。
by 泉河潤一 (2006-12-16 14:22) 

ma-chan18

私も何かあったら言葉に出して言うように、と心がけていたつもりでしたが、
皆さんのように給料は振込み、明細はメ-ルでっとなってきた最近では、
今月もご苦労様です。ありがとうございます。
っという肝心な言葉を最近言ってないことに気付きました。

感謝の気持ちを言葉に表すのは本当に大切ですね。
これからは私も、毎月主人に感謝の言葉を述べてから、主人の給料を使っていこうと思います。
by ma-chan18 (2006-12-17 00:55) 

miyu

ファーザーさん素敵!
便利になった世の中だからこそ、手紙って、特別で嬉しいですよね。
ラブレターを読んじゃった気分♪
奥様もどんな幸せだったことでしょう。
家族にこそ、思いやりある言葉を伝えたい、
伝えてもらいたい(笑)ですね。
by miyu (2006-12-18 08:05) 

monami-k

こんにちは。
「お父さん、働いてくれてありがとうございます。」
と、すぐに応えてくれる奥様、
そして、
「給料日ぐらいは、口に出して感謝やねぎらいの言葉がほしいよ~」
と、とても素直に表現するファーザー様。
どちらも素敵だな・・・と思いつつ読ませていただきました。
思わず顔がほころんでしまうような、あったか記事でした♪
by monami-k (2006-12-25 20:04) 

泉河潤一

>ma-chan18さんへ
「感謝の気持ちを言葉に表すのは本当に大切」だと思います。

感謝の言葉をかけられた方は、きっと元気が倍増すると思います。
by 泉河潤一 (2006-12-31 23:14) 

泉河潤一

>miyuさんへ
「家族にこそ、思いやりある言葉を伝えたい、伝えてもらいたい」

本当にその通りだと思います。
by 泉河潤一 (2006-12-31 23:30) 

泉河潤一

>monamiさんへ
コメントありがとうございます。

黙ってがまんしているよりも、相手を信頼して伝えていった方がよいと思っているので、「どうしても」という時は伝えるようにしているのです。

給料のこの件については、最も時間と労力をかけていることですから、とても重要なことだと思うのです。

 最も時間と労力をかけていることに感謝しないで、一体何に感謝するのかと思うのです。
by 泉河潤一 (2006-12-31 23:37) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 5