夫婦が一致して対処することの強さ [B1 しつけ:あいさつ・感謝他]
◆リード:朝食が始まるというので、私がテレビを消したら、アキコは凄い眼をした。そして……。
2006.12.2 検索HP『家族の広場』へ
11月23日勤労感謝の日のことである。
朝、着替えも済み、アキコとクニコは、テレビ「日本語遊ぼ」を見ていた。
次の「いないないばあ」が始まったところで、
私「朝ご飯だからね。」
パチンと、私はテレビを消した。
久しぶりに「いないないばあ」を見たかったのか、小2のアキコは凄い眼ー怒りの眼ーを私に向けた!
読者の中には、「そんなのよくある。」という人もあるかもしれない。
しかし、私は、正直言って、初めての経験だった。アキコが泣いたり、怒って口を開かなかったりしたことは、これまで何度も何度もあった。しかし、あんな凄い眼を、直接向けられたのは初めてだった。とっても驚いた。(職場ではよくあることだが。)
すぐに、妻が現れ
妻「テレビを見たきゃ、もっと早く起きればいいんだよ。朝ご飯の時間よ!」
アキコ・クニコ(……)
私「どうしても見たきゃ、下(1階)に行って二人だけで見ているか。 その代わり、その分遅くなるから、ディズニー・アート展を見に行く時間はなくなるぞ!」
妻「それでもいいのよ。」
アキコ・クニコ(……)
自分で言うのもなんだが、夫婦二人の力は凄い! 2倍と言うより、二乗倍(4倍)という感じである。さっき凄い眼をして怒りを一瞬表現したアキコであったが、これで沈黙。何事もなかったように、二人とも静かに食卓に着いた。
もし妻が「お父さんもやり過ぎ。少しぐらい朝食が遅れてもいいのよ。」という対応をしていたら、途端に形勢が悪くなったことだろう。(私の対応が間違っていた場合など、こんな対応が必要な場合もあるだろう。)
どうして力を合わせることができたのだろうか。
一つには、逆のケースで基本的に妻の味方をしてきたからである。
一つには、今回のケースの場合、食事の時は、原則としてテレビを見ないという習慣をずっと守ってきたからである。(我が家は、食事の時、天気予報や朝のニュースの見出し1分間以外は原則として、テレビは見ない。)つまり、朝食時テレビを消すということについて、夫婦間の不一致はないのである。
夫婦が一致して叱ることの強さをまざまざと感じた一件であった。
今後も、パートナーが子供のためによかれと考えてしていることは、その意図を汲んでできるだけ一致して対処していこうと思う。
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◆キーワード:1 叱る 2 しつけ 3 夫婦間の尊敬
◆留意点・その他:
・休みの日は、朝食をとりながら、1日のスケジューリングをすることが多い。朝は大事なスタートの時間である。だらだらとスタートする(ゆったりとではない)ことは、私は基本的に嫌いなので、そのようにしつけたいと思っている。
・子供の父親への尊敬(権威)は、母親によって多くは保たれていると、私は思っている。子供たちは、母親が尊敬するものを尊敬し、母親が軽蔑するものを軽蔑するものである。
そして、このことは「母親への尊敬(権威)」についても同様である。父親が母親を軽く扱うと、子供もそれをモデリングするのである。
ずっと前に読んだ、田中貴美子さんの本に載っていた事例だったと思う。
妻に対して、
「おい、飯はまだか!」
と、夫が命令口調で言い続けていたところ、息子がそのまねを始めたという。
やっぱり育児の上からも、夫婦はお互いに敬い合うようにした方がよい。なかなか難しいこともあるが、努力している。
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