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我が家まで一輪車に乗ってきた子! [H2 安全]

◆リード:夕食を食べながら団欒していると、アキコの友達が一輪車で遊びに来たことがわかった。聞けば500m以上も一輪車をこいで、我が家まで来たという。私はそれを聞いて、その子の親に連絡するように話すとともに、我が家に一輪車で遊びに来ることおよび持ってきた一輪車で遊ぶことを禁止した方がよいと話した。

2006.9.26 検索HP『家族の広場』へ

 我が家まで一輪車に乗って遊びにきた子!

 アキコの学校でのけがの件で担任から電話があった日と同じ日のことである。
 夕食時、グッド&ニュー(よかったこと、何か変わったニュースになるような新しいことの報告)をしていると、いろいろなことがわかる。

 この日は、アキコの友達が7人も自宅に遊びに来たという。そのうち1名A子ちゃんは、何と一輪車に乗って遊びに来たという。我が家の裏の道路(公道ではあるが、ほとんど車は来ない)で一輪車に乗って遊ぶためである。
 
私「一輪車で来るなんで、手放し運転で来るよりも危ないよ!」
妻「う~ん、そうだわね。」
私「家の人はわかっているのかな?」
妻「共働きで、おばあちゃんしかいないから、たぶん両親は知っていないと思う。」
私「持ってきた一輪車で、裏の道路で乗って遊ぶためかな。」
妻「そうね。」
アキコ「B子ちゃんは、乗ってこないで一輪車を引いて持ってくるよ。」
私「一輪車に乗ってくるのは、絶対やめさせなきゃだめだな。本当に手放し運転よりも危ないよ!」
妻「そうね。アキコ、『明日から我が家に一輪車に乗ってこないで!』、って学校で言って!」
私「アキコを通してぐらいじゃだめだな。家に連絡してお家の人から注意してもらった方がいいよ。」
妻「う~ん……。」

私「裏の道路で一輪車に乗って遊んでだの?」
妻「大勢遊びに来ているからずっとは見ていないけれど、乗っていたわ。」(男子4人は家の中でDSをしていたという。)
私「アキコ一人でも危ないと思っているのに……。何人かで乗ったら接触して転んだりして危ないだろ。顔に傷をつけたり、けがしたり、事故が起きたりしたら責任を取らされるよ!」
妻「裏の通りから大きい通りにも行こうとするのよね。そっちへ行ったら絶対だめ!といっているのに……。」
私「どうしても言うことを聞けない子はいるんだよね。学校でも『ここは危ないからボールを蹴ってはだめ!』といっても蹴る子はいるよ。『今度やったらボールを取り上げるよ!』と予告して、それでもやるんだけれど、本当に取り上げてしまうんだよ。そうすると、『あっ本気だな。』と伝わるんだよ。いっても聞かない子は、一輪車を取り上げるんだね。」
妻「ふ~ん。」
私「そんな状態では、一輪車はもってきて遊ばせては危なくてしょうがないね。(7人も遊びに来ていて、見ている大人は妻一人である。)事故が起こってからじゃ遅いよ。我が家では一輪車で友達と遊ぶのは禁止した方がいいね。」
妻「やっぱりそうかしらね。」

 こんなやり取りがあって、我が家に遊びに来るとき、一輪車をもってきて遊ぶことは禁止することにした。

 妻は、8時近くになってA子ちゃん宅に電話した。(A子ちゃんの家は共働きで帰宅が遅いという。)

妻「○○ですけど、いつもお世話になっています。……A子ちゃん今日遊びに来るとき、一輪車に乗ってきたんです。……危ないので注意したほうがいいと思いまして……。」

 妻によれば、母親はまだ帰宅しておらず、父親が電話に出たとのことであった。

妻「お母さんじゃなくて、お父さんで悪かったわ。きっと強く叱られるわね。」
私「たぶんね。父親にとって娘はかわいいから。事故にでもあったら大変だもの。」

 我が家は学校に近いせいもあって、よく大勢の子が遊びに来る。そうした子の安全を守ることは、迎えた親の責任となる。しかし、大勢の子を一人で見るのだ。自ずと限界がある。そのために、制限を設けることはいたし方あるまい。本当に安全第一なのだから。

 

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コメント 6

Shun

他人の子のことでもいい加減にしない姿勢は nice! だと思います。善意で意見してもそうとってくれない人も多いこのご時勢、鬱陶しいと思われるよりも黙っていようと思う風潮が主流のように思います。
子どもが遊びに来たからには「迎えた親の責任」と思い、そのためには言いにくいことでもちゃんと伝えることはなかなかできることではないように思います。
子どもが小さければ小さいなりの悩みがありますが、大きくなると対人関係の悩みが大変そうと思ったり。その頃には、ファーザーさんのようにブレない芯の強さを身につけていたいものです。
by Shun (2006-09-26 23:33) 

ともれいっち

自転車でも低学年の小学生が車のそばにいるとドキドキして
しまいます。自分が過保護なのかな・・・と感じていたのですが
やはり一輪車だともっとこわいですよね。
でももし自分だったらとても親に電話をする事ができないと思うので
勇気を出されたファーザーさんのお母さんにナイスです。
by ともれいっち (2006-09-27 09:29) 

「よそのお子さんにも、ちゃんと注意する」
勇気のいることだと思います。目の前にいる子供に声をかけることはできたと
しても、そのご両親に連絡できるかどうか、今はまだ自信がありません・・・。
ですが、本当に安全のためには必要なことですね。しっかり頭にとめておこうと
思います。
by (2006-09-28 09:15) 

泉河潤一

>Shunさんへ
「私が親なら言って欲しいと思うかどうか」これが一つの基準になります。また、安全を守る責任があるわけで、少々軋轢があっても、言うべきことは言うつもりです。
 それは、責任を問われないためでもありますが、第一義的には相手の子のためであり、親のためです。責任を法的に問われなくても、「注意しておけば救えたのに……。」というような後悔の念にさいなまれるのは嫌ですから。
by 泉河潤一 (2006-10-02 19:03) 

泉河潤一

>ともれいっちさんへ
むしろ注意しないでいて、事故にでも遭った方が、わたしはもっと怖いです。
親に言わなくても、子供自身にきちんと注意する方法もありますね。

アキコの友達だからこそ、きちっと言ってあげた方がよいと思いました。

安全を優先するという価値観ついては、多様な価値観の中にあっても、とても共通したものではないでしょうか。
by 泉河潤一 (2006-10-02 19:08) 

泉河潤一

>とどようこさんへ
確かに勇気が要りますね。

注意するまでは、その事実を把握した方の責任だと思います。しかし、伝えた後そのアドバイスに従うかどうかは、向こうの判断であり、責任です。
伝えるまでは、こちらの責任に属すると思います。
by 泉河潤一 (2006-10-02 19:10) 

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