一人で滑り、一人で泳いだクニコ! [A1 日々のふれあい]
◆リード:家族の日で、アキコ・クニコを連れて温水プールに行ってきた。ついこの間まで、滑り台でクニコを抱き留めていたのに、「クニコは一人でやる!」という。自立のペースは思ったより速い。子どもと関われる時間は短い。貴重なその時間を大切にしたい。
<対象>大人
2006.9.9 検索HP『家族の広場』へ
今日は、家族の日。午前中には父と子塾をし、午後は3時から市営の温水プールに、アキコ・クニコを連れて3人で出かけた。
まずは、ぞうさん滑り台のある、幼児用のプールに入った。
私は当然、前回のようにクニコが「お父さん、そこにいて!」(そして抱き留めて)というと思っていた。
クニコ「お父さん、一人でできるよ! 下にいなくていいよ。」
ときた。
クニコは、自立心が旺盛で、普段から自分ができるとなると、支えを嫌う傾向にある。
できるようになったのだから嬉しいはずだが、反面さびしさも感じた。
次に大人用のプールに行った。
そこは、3コース分だけ、下にプラスチックのボードで上げ底にしてあり、60cm位の深さになっていた。
その60cmの深さのところで3人で泳いだ。クニコには、発泡スチロール製の浮き輪のようなものを付けた。
私は当然、前回のようにクニコを子亀のように背中に乗せながらしばし泳いだ。そして、気付いたように、
私「クニコ、もしかしたらぎりぎり立てるかもしれないよ。 立ってごらん。」
クニコ「あ~ホントだ! 立てる。」
つま先立ちで、あごをあげるようにすれば、ぎりぎり立ったまま息ができた。
安心したクニコは、
クニコ「お父さん、一人で泳いでみる。」
なんと、一人で立ち泳ぎというか犬かきというか始めたのである。
そんな泳ぎで、25メートルを3,4回も泳いだ。そのうち、ドル平(足はドルフィンキック、手は平泳ぎ)のような感じで泳いでいた。
私は、「スイミングに通っているわけでもないのに、すごい!」と率直に思った。
かくて、楽しみにしていたクニコを子亀にしての水泳もほとんどできなかった。それでも、もちろんクニコはとても喜んでいた。
逆に、これまで余りしたがらなかった、スパイラルスライダーというスピードが出、距離も長い滑り台をやりたがった。さすがにこれは一人では危険で、私が前に抱っこしたまま二人で滑った。10回以上はやった。
振り返ってみると、つくづく子どもの成長は、早いと思う。
スキンシップレベルの親の支えーたとえば、おんぶ・肩車・抱っこーが必要な時期は、さらに短いのではなかろうか。
親が我が子と文字通りスキンシップができる期間は、決して長くない。それが自然な形でできる時期ー子どもが必要としている時期ーに思い切り関わってあげなくては……と思った、今日のクニコの成長ぶりだった。
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◆キーワード:1 親子で水泳 2 家族の日・ふれあいタイム 3 スキンシップ
◆留意点・その他:
・毎朝出勤する際、家族一人一人とハグをすること。帰宅した際、家族一人一人とハグをすること。これは、我が家の伝統である。
こんな伝統があると、子どもが成長してもスキンシップが図れる。これもオススメの伝統である。
読みながら、「クニコちゃん、すごーい!」と思いつつ、
こうやって親から離れていくんだよねえとしみじみしました。
うちの子も3,4才頃「あーもう私から離れようとしてる。」と
思う瞬間が幾度かありました。
そういうのを感じると、「子育てってやっぱりいつか終わるんだ。」と
思わずにはいられませんでした。そんなときを思い出しました。
by miyu (2006-09-10 23:06)
>miyuさんへ
そうですよね。気がつくと、思いのほか成長していますよね。
今、アキコが0歳、1歳の時のビデオを見ると、「あ~あんな時もあったんだよな~。」としみじみ思います。そうして、いつか自立し親のもとを離れていくのでしょうね。
だからこそ今一瞬一瞬を大切にしたいなと思います。
by 泉河潤一 (2006-09-17 21:05)