自然の素材を生かしたアウトドア工作 [E3 四季の旅行]
2006.8.16 自然の素材を生かしたアウトドア工作
前回の記事で書いたように、この8月11日・12日と友人一家とバンガローで過ごした。 場所は、長野県青木湖畔でキャンプ場の中にある。
ヤフーで前日検索した限り、二日目の天気は晴れ時々雨であった。実際、二日目の早朝、そして朝食後に雨が降った。
短い晴れ間に、家族対抗「いろいろな自然なもの探し」をしたことは、前回の記事に書いた。
さて、「いろいろな自然なもの探し」終了直後に、また雨が降ってきた。すぐに、バンガローに入った。
友人「Fさん(私のこと)、昨日集めた自然のものも使って子供たちと工作をしましょう。」
私「いいね~。」
友人が準備してきたものは、
○グルーガン(ホットボンドのこと、300円)……ダイソーで購入できる。プラスチックを、電気の熱でやわらかくしたようなボンドを作り出す。電源が必要。
○ダイソーグルースティック(ホットボンドの素、12本入り100円)……ダイソーで購入できる。
○パソコンで使う裏面にのりがついているシート……目などをマジックで書いて、作品にそのまま貼って使うなどする。
これに、
○昨日子供たちと一緒に集めた自然の素材+今日集めた自然の素材:
・松ぼっくりのようなもの(小型) ・細い枯れ枝 ・落ち葉
・花 ・葉 ・石など
を加えて、工作の準備完了である。
友人「このグルーガン(ホットボンド)を使って付けるんだよ。この部分、熱いから気をつけてね。触るとやけどするよ!」
こう言いながら、友人は子供たちの目の前で、一つ作品を作りあげて見せた。
友人「材料の形をうまく生かせるといいね。」
※ これは、勘所を突いた指導言である。
さて、これだけの指示で4歳2名、7歳1名、8歳1名の4名の子供たちと、4名の大人たちは生き生きと作り始めた。
一つしかないグルーガンをうまく使い回しながら、それぞれイメージをふくらませて、思い思いの作品を作りあげた。
私(三つの小さな松ぼっくりがつながって付いている材料を見ながら)「う~ん、これはありに見えるな。」
「触覚になる2本の細い木と、足になる6本の細い木を作ればいいな。」
(細い木を見つけて、そのように折る。)
「あとは、グルーガンで触覚と足を付けて出来上がり。」
こんな感じで、私はありを作った。
【子供たち4名と大人4名の作った作品を紹介する】
ちなみにアキコの作品は、ドラえもんとネズミ で、クニコの作品はウマとコアラ(友人に目など付けてもらった。)である。
松ぼっくりと細い枯れ枝をメインの材料としているが、野に咲く花を人形の髪飾りにしたり、葉っぱを服にしたりの工夫が見られる。
最後に、それぞれ一人ずつ作った作品を紹介した。
アキコ「私は、ドラえもんを作りました。かわいくできたと思います。」……
途中、友人の長女がグルーガンを誤って親指に付けてしまい、やけどをした。かなり痛かったようで、しばらく泣いてしまった。
読者のみなさんで、自分たちもやってみようかなと思われる方は、使い方・渡し方・置き方のなどくれぐれもお気を付けください。包丁と同じで、置く場所をきちんとしておかないと、だれかが気付かないで踏む可能性もあります。また、コードを引っかけて、グルーガンを飛ばす可能性もあります。慎重にお願いします。
さて、この工作、費用もあまりかからず、準備も比較的簡単で、十分子供も大人も45分程度集中できる。できあがった作品は、記念になる。
おかげで雨が降っている間中、天気を恨めしく思うことなく、楽しい時間を過ごすことができた。
キャンプ地で雨天の場合に限らず、晴天でも、また家庭での夏休みの工作でもよい。親子で楽しい時間を過ごせる。おすすめのネタである。
友人は、私と同じくヤフーで天気をあらかじめ検索し、二日目の天気が雨の可能性を知っていた。
私は、雨が降ったら近くの温泉でも行くかなどとのんきに構えていた(旅行のパンフを用意してきた。これは二日目の午後、温泉を決めるのに役立った。)。
友人は、せっかくの家族交流の場なのだからと、雨天案を考え、実際 ○グルーガン ○ダイソーグルースティック ○パソコンで使う裏面にのりがついているシート を用意してきた。
友人との違いは、雨天案をしっかり考えてきたかどうかということ、さらにその背景には時間を有意義なものにしたいという願いの強さの違いであろう。(私とてその願いはもちろんあったが、友人に劣ると言わざるを得ない。)
友人の対応に感謝と尊敬の念を抱くと同時に、大いに反省させられた。同じような場面では、今後はもっとオプション対応まできちっとしようと思う。
これも面白いですねっ!
参考になりました。
by Apple-smile (2006-08-19 21:15)
>Apple-smileさんへ
コメント&nice!ありがとうございます。
参考になってよかったです。
by 泉河潤一 (2006-08-23 14:50)