★クニコの笑顔で目覚める!ー家族の日のススメー [E1 家族の日]
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2006.7.4 ★クニコの笑顔で目覚める!
ー家族の日のススメー
7月3日(月)早朝4時頃。
私は、寝ていたのだが、クニコ(4歳)の笑顔が迫ってきた。
何て素敵な笑顔なんだろう! 光り輝いている! と思いきや、夢の中の出来事であった。
すっと目覚めて、「これは昨日の『家族の日』で、クニコと一緒にプールで遊んだことが余程楽しかったのだな。(クニコも私も)」と直観した。
この土・日はかなり忙しく、初めて父と子塾をそんな理由でお休みした。
だが、週1回の家族の日は、どうしてもやりたかった。
そこで、朝食をとりながら、
私「雨が続いて川が増水していて危ないから、魚釣りは今回はだめだ。」
「お父さんは、午前中はずっと仕事でがんばるから、午後3時になったら、みんなで温水プールにでも行くか。」と提案した。
アキコ・クニコ「うん、行く、行く!」
というわけで、私は3時に向けて精一杯仕事をがんばった。
アキコもエレクトーンの練習や、チャレンジの学習などがんばった。父と子塾の学習の部分で、私がいなくてもできるものは、やっておくように言っておいたのだ。
クニコもそれにつられて、お母さんと学習していたようだ。
つまり、アキコもクニコも午前中は、まず学習をがんばっていた。その後、しっかり二人で遊んでいた。
さて、3時。
私「準備はできたかな。プールへ行くぞ!」
妻「私、どうしようかしら。また、入らないでプールサイドで待っていようかしら。」
私「(体調がよくないらしい。)いっそのこと、終わりに迎えてくるだけで、家で休んでいてもいいよ。」
妻「行かなくても、(安全面など)大丈夫?」
私「大丈夫。ぼくがクニコに付けばいいから。」
というわけで、クニコは家から水着に着替えとなり、終わりに妻が着て、クニコを着替えさせることになった。
小プールには、ゾウさん滑り台がある。クニコは大のお気に入り。
クニコ「お父さん、そこで(滑り台の少し先)待ってて!」
私「ああ、いいよ。」
私をめがけて、すっとゾウさん滑り台を滑ってくるクニコ。
バシャーン! 水しぶきとともに、私の胸に飛び込んでくる。
と同時に、「キャッキャッ。」と笑うクニコ。
クニコ「おもしろい! また、やろ。」
というわけで、10回、20回……少なくとも30回はやったと思う。
私は、その度に胸に飛び込んでくるクニコを抱き留め、腕の中でクニコの笑い声を聞いていた。
本当に心地よかった。
アキコはと言えば、クニコと一緒にゾウ滑り台に乗ったり、ずっと大きいスパイラルスライダーに乗ったりしていた。
これを書いている今気づいたのだが、アキコは「お父さん、そこで待ってて!」とは言わなかった。もうお父さんの支えがなくても、一人で安全にできるから。
おまけであるが、これを読んでいるお父さん方、娘を胸で受け止めることのできる期間は決して長くはありませんよ。今のうちに楽しみましょう。絆を創りましょう。
時には、大プールへ行き、クニコを子亀のように背中に乗せながら、泳ぐこともした。
そんなこんなで、3時30分からプールで遊び始めたのだが、丁度1時間4時30分となった。1時間でもたっぷり、十分遊べた。妻が4時15分頃来ていたのだが、もう十分ということで、帰ることにした。
プールから来るまで10分足らず、丁度5時頃に帰宅である。帰宅後、
アキコ「あ~楽しかった! また来週も行きたい。」
クニコ「また、行きたい。」
私「よかったね。来週かどうかわからないけど、また行こうね。」
お母さんがいないのもいいものだ。おかげで、クニコは全面的に私を頼りにしてずっとふれあえた。クニコとの一対一のデートタイムとほとんど同じであった。
この週1回の家族の時間、確かアキコが1歳頃から既に始めていた。始めてしばらくは、
妻「今日は、週1回の家族の日なんでしょう!」
「やらないんだっら、週1回の家族の日なんて言わないで!」
と、何度も叱られていた。
私「わかったよ。やるよ。」
私が言い出したものだから、そう言われると、しぶしぶというか、何とか重い腰を上げてということも何度もあった。
しかし、4、5年程前から完全に定着した。習慣化というか完全に我が家の伝統になった。
何も1日全部、家族の時間として使う必要はないのである。今回のように、2時間で十分ふれあえる。ちなみに、先週は近くの川へ「ザリガニ取り&魚釣り」であった。これも2時間であった。
企画力は大事である。それ以上に、毎週続けることがもっと大切だ。続けていれば、そのうち、みんなで楽しめる企画力も自然と身に付いてくる。
慣れるまでは、しばらくかかるかもしれないが、週1回の家族の日(ふれ合う日)は、絶対オススメの習慣(伝統)である。
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週1回の家族の日、とてもすばらしいですね。
うちも是非そういうのを取り入れられるよう頑張っていきたいです。
by ma-chan18 (2006-07-04 22:28)
わが家も週末の1日は「家族の日」という意識ですごしています。でも、「どこか子供が楽しめてためになるところはないだろうか」とか、「今度はどこに行こうか」とか目新しいもの探し(企画)を気にしすぎていたように思います。
それだけに、「企画力は大事である。それ以上に、毎週続けることがもっと大切だ。続けていれば、そのうち、みんなで楽しめる企画力も自然と身に付いてくる」との言葉には感銘を受けました。親と子の楽しい時間は、もの珍しさや企画モノではないというのがお嬢さんの様子からうかがえて nice! です、
by Shun (2006-07-04 23:58)
週1回、素敵ですね。
うちも本当そうしたいのですがなかなか大人の用事って
週末に片付けてしまいがちなので時間がとれないのが
現状ですよね・・・・ファーザーさんは偉い!!
どんな少しの時間でもいいから旦那さん(旦那さんは子供と
の時間をつくりたい気持ちは強いのですが・・)と子供との
家族の時間をつくってあげたいですね・・。
by ともれいっち (2006-07-09 09:12)
いい夢が見られたようで、よかったですね。
我が家でも最近はお父さんが、私に1,2時間の休憩と称して、2人でのふれあい時間を楽しんでくれています。
毎週末とはいきませんが、2人というのがいいみたいです。
企画力って言うのが気に入りました。
まだまだうちは始まったばかりなので、これからつけていこうと思います。
by (2006-07-09 12:25)
> ma-chan18さんへ
コメントありがとうございます。家族の日は、我が家では要となる習慣(伝統)です。家族の絆が深まります。絶対オススメですよ。
by 泉河潤一 (2006-07-17 12:33)
>Shunさんへ
コメントありがとうございます。
参考になって何よりです。
まず、ふれ合う時間の確保という絶対量が大切だと思います。
また、量をこなすと企画力もアップするというのは、体験上そういえます。
Shunさんのように、いろいろ新しく企画するというのも、いいと思います。子どもは変化を好むというもの確かですから。
by 泉河潤一 (2006-07-17 12:39)
>ともれいっちさんへ
仕事で忙しくて、なかなか家族の時間が取れないということは、同じ仕事人としてよくわかります。土・日にまとめて仕事をするということも。
そのうえで言うのですが、週1回の家族の時間を作るには、まず大切な時間として、まず確保すると決意することから始めなくてはなりません。
それには、仕事を家族の犠牲にできないという前提を、家族を仕事の犠牲にできないというように変えなくてはいけません。
それができたら、家族の時間は確保できると思います。
そのうえで、それを継続するのはまた意志が要ります。というのは、これまで土日を割と自分の自由に使っていたのに、それに制限が加わるからです。これまでの習慣とのある意味戦いです。
慣れるまで大変かもしれません。私自身がそうでしたから。2年間ぐらい「家族の日はどうなったの?」と、妻に叱られていたように思います。
結局のところ、価値観や親としてのアイデンティティが問われてきます。
いつか家族のビジョン&アイデンティティを創るセミナーというのをやってみたいと思っています。
by 泉河潤一 (2006-07-17 13:10)
>ちばおハムさんへ
ちばおハムさんは、夫婦でブログのコメントを書いてらっしゃるのですね。今回は、奥様の方でしょうか。
「私に1,2時間の休憩と称して、2人でのふれあい時間を楽しんでくれています」とは、いいですね。一石二鳥ですよ、きっと。
私も、娘が1歳、2歳の時、何度か二人出っきりでデートして、妻に時間をプレゼントしていました。
今でもその時のデートのことを思い出せます。プレゼントをもらったのは、実は私の方でした。
きっと、父親にとって宝物の思い出として残るぷれあいの時間になると思います。
by 泉河潤一 (2006-07-17 13:15)
読んでる方もにこにこなるような記事でした。
手間なんだけど、それを掛けないと親子の絆って育たないものですよね。
うちの父がそう。忙しくて、子どもとの時間を全くとらない人だったので、
私たちが大きくなって、ちょっとゆっくりできるようになっても
会話が全然続かなかったんです。
やっぱり時間の積み重ね、心の積み重ねって大切だなあと思いました。
by miyu (2006-07-17 21:49)
>miyuさんへ
コメントありがとうございます。
私の父は、あまり子どもとの時間はとりませんでしたね。
そういった家庭の方が多いのかもしれません。疲れて帰ってくれば、そのままリラックス(バタンキュー)というのが、ある意味自然かもしれません。
子どもと関わるのは、エネルギーが要りますものね。
今思い出してみると、、父と一緒に魚捕りしたこと、家族でクワイ取りをしたこと、海で泳いだこと、山へ行って帰りに卓球のラケットを買ってもらったことなど、貴重な思い出として残っています。
一緒の時間を過ごすということ、体験を共有するということ、このことが何よりも大切だと思います。
by 泉河潤一 (2006-07-22 15:11)