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長女とデート ー映画「あらしのよるに」鑑賞ー 138号 [A2 一対一のデート]

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2005.12.29 長女とデート 138号 ー初めての映画館ー

 今日は、長女アキコ(小1、7歳)と二人っきりでデート、映画鑑賞だ!


 
 はじめは、家族四人で映画に行きたかったのだが、インターネットでワーナーマイカル・シネマズの上映中の映画を調べてみたところ、3歳のクニコまで楽しめるような映画がないことがわかったのだ。

 そこで、どうするかだ。
 
 今回は、アキコはお父さんと映画鑑賞、クニコはお母さんと正月用の買い物とあいなった。
 選んだ映画『あらしのよるに』は11時30分から1時15分頃までなのだが、映画鑑賞後、アキコとクニコの希望により、ロッテリアにて家族4人で食事をすることにした。

 さて、インターネットの作品レビューの評価や感想がとてもよかったので、この映画『あらしのよるに』を選んだのだが、ストーリーや原作者は次の通りである。


ストーリー: 嵐の夜に出会ったヤギのメイとオオカミのガブは、種族の違いを超えて友達になる。事実を知った仲間たちからの猛反対に合った2人は、群れから離れることを決意する。
(FLiX)
 
製作年度 2005年
製作国・地域 日本
上映時間 107分
監督 杉井ギサブロー 
製作総指揮 - 
原作 きむらゆういち 
脚本 きむらゆういち 、杉井ギサブロー
  ……(映画館のHPより一部引用)
 

 アキコにとっては、初めての映画館でのアニメ鑑賞。できるだけアキコの希望を叶えてあげたかったので、ホップコーンやジュースなど希望のものを買った。
 そして、それをほおばりながら鑑賞となった。(許可されているようなので)

 映画はというと、作品レビューの評価や感想のとおり、とてもよかった。

 娘も「とても楽しかった。こわかった。かわいそうだった。」と言っていた。

 私が「アキコ、途中で泣いてたろ。」と言ったら、アキコは「わかった?!」と言っていた。

 さて、映画を鑑賞中、ちらちらっとアキコを見ていた。ちゅっぴり涙ぐんだり、私のところに頭を預けておっかかってきたり、手を私の腕の上に置いたりしていた。時々ポップコーンに手を伸ばしたり……。
 その時ふと、私は「あと7、8年後!? 大きくなったら、彼と映画館でこうしているかもしれない……。」と思った。

 そんなことを思いながらアキコを見つめた瞬間のこと。

 一瞬、アキコが中・高校生の大きさになって見え、現実の小1の姿と二重写しに見えたのだ!
 私は「あっ!」と、叫びそうになった。ほんの一瞬だけど、確かに大人の(といっても中・高校生)姿が見えた。未来にタイムスリップしたのだ。

 光陰矢の如しというが、本当にそうなのかもしれない。アキコが中・高校生になっても、この映画館で一緒にアキコが希望する映画を見ることに、今決めた!
 その時、今日のこの瞬間をきっと思い出すだろう。その時は、逆に過去にタイムスリップして、アキコが小1だった時の姿と、現実の中・高校生の姿が二重写しにきっと見えるだろう。そして、光陰矢の如しだな~などとブログに書いているかもしれない。

 
 さて、『七つの習慣』の著者であるコヴィー氏は、『ファミリー上』の中で、家族のミッション・ステートメント(家族の憲法)を創ること、週1回の家族の時間を定例化することの大切さを強調し、自ら実践していた。

 そして、ワタミ株式会社代表取締役の渡辺美樹氏は、『父と子の約束』の中で週1回の「父と子塾」の大切さを強調し、自ら実践していた。
 いずれの実践もすばらしいと心から思えたので、私もモデルにして実践してきた。

 先のコヴィー氏は、加えて「「一対一の関係作りの時間」の確保が「家族の時間」に次いで、第二の不可欠な家族の仕組みであると信じている。 「一対一の関係作りの時間」こそが、家族の本当の仕事と言えるだろう。相手の心と魂を育成する最良の場となるのである。そして素晴らしい心の共有や大切な教え、深い結びつきが得られる場なのである。」(『ファミリー上』より引用)と書いている。つまり、「一対一の関係作りの時間」をもつことの大切さを強調していた。そして、自ら実践していた。

 とりわけ、子供たちとの一対一の時間について、次のように書いている。


 子供との「一対一の時間」には、親子の面接やデート、個人的に教えることなどが含まれる。そして、そうするうちに無条件の愛が育まれ、一生涯なくならないような尊敬と尊厳が生まれることになる。この特別な時間を経験することによって、子供たちは何か問題が起きてもあなたとの関係を頼りにできるという確信を得る」(前掲書より引用)


 では、「一対一の関係作りの時間」の過ごし方の基本方針は何か。コヴィー氏によれば、「完全にその人と一緒にいるように努めることであり、自分の関心事を一時棚上げして、夫・妻、息子、娘と共にその時間を過ごし、相手の関心事、興味、目標に気持ちを専念し、相手を優先させるということ」「その時間中は、自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先させること」つまりは「その人のために自分の身を捧げるということ」である。

 そこで、今回の長女アキコとのデートは、その方針で進んだつもりだ。
 演出も映画館ということで非日常の場にしている。非日常ということは、とても記憶に残りやすいのだ。食事もハンバーガー、ポップコーン、ジュースも希望通りにした。これらは、きっと親子の絆作り・信頼関係作りにつながったに違いない。

 実は、この一対一の時間。定例化されていない。記憶によれば前回は、1年以上前にアキコと一緒に初めて魚釣りを一緒にしたことだ。私は今でも鮮明に思い出せる。楽しいひとときだった。

 先の『ファミリー上』には、5人の息子を持つ母親が、22歳の息子の一人と一緒に食事をしながら、大学での勉強や彼の妻との将来設計などいろいろ話をしている例が紹介されている。


 本当に楽しい時間でした。後でふり返ってみると、これは偶然に起きた出来事ではないということに気がついたのです。それは何年も前に私が個人的なミッション・ステートメントを書いた結果でした。その時、私は一か月に一度、それぞれの息子と「一対一の時間」を持つことを決めていたのです。 子供たちが小学生だった頃から家族の伝統として始めました。完璧にできたわけではもちろんありません。それでもお互いの関係に大きな影響を与えました。もし若い時からそういうふうにしていなかったら、二十二歳の息子といきなりあのようなやりとりは絶対にできなかっただろうと思います。今まで培ってきた成果なのです。(引用)


 私は長女アキコが1、2歳の時、知人に「まあ、かわいいのは3、4歳までだな。」と言われた。知人にとっては真実なのだろうが、その時、正直言って信じられなかった。実際7歳のアキコはとってもかわいい。

 長女アキコが7歳の昨日、二人の娘を育てた近所のおじいさんに「『お父さん、お父さん。』なんていうの今ぐらいらいね。せいぜいあと2年。小学校5・6年生になると、父親のところなんかやって来なくなるよ。」と言われた。そのおじいさんいとっては真実なのだろうと思うが、私は正直言って信じない。必ず週1回の家族の時間を死守し、アキコとの一対一の時間を保つつもりだ。

 長女アキコが小学校5・6年生になった時、おそらくは知人が「お父さんとかかわるのは、絶対小学校までね。中学校になったら、部活・勉強でとてもダメだよ。」ときっと言われるだろう。その知人にとっては真実なのだろうが、私はきっと信じないだろう。

 私は、先の「5人の息子を持つ母親」のように、娘が大学生になり、二十歳を過ぎたときも、将来のことや現在のことについてあったかい雰囲気の中で相談しあえる関係でありたい。
 そのために、「5人の息子を持つ母親」の例のように、1カ月に1度、それぞれの娘と「一対一の時間」を持つという決心をした。
 今日のアキコとのデートは、その定例化の第一歩としたい。

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「子育て青春時代!」


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お嬢さんとのデート、きっとお嬢さんにとっても
いい思い出になりましたね。
今年は我がブログにご訪問ありがとうございました。
来年もファーザーさんご一家にとって素敵な
一年になりますように。
どうぞ良いお年を☆
by (2005-12-30 16:59) 

袋田の住職

娘とのデートは楽しいですよね!
私も小2のわがまま娘とのデートを楽しんでます。

今日は、娘のホームページとブログ開設に付き合いました。
小6の時、共同で娘のページも作ったのですが
中3になって、自分で作る気になったようです。
ブログはライブドアです・・・その場合も
やはり、例のアダルト系の書き込みが困ります。
by 袋田の住職 (2005-12-30 20:29) 

みずたま

専業主婦の私でさえ、
長女と二人きりの時間というのはほとんどありません。
たま〜に、夫に次女を預けて二人で買い物にいったときのうれしそうな様子といったら!
でも買い物に気が向いているので長女と向き合った時間ではないです。
私もそういう時間を意識的に作っていきたいなとおもいました。
by みずたま (2005-12-31 00:42) 

武田のおじさん

わたしにも7歳のムスメがいます。気持ち、よくわかります。
わたしもムスメとデートしようかな!?(^-^)
by 武田のおじさん (2005-12-31 02:35) 

imari♪

去年は5歳の息子とデートしたことがあります。
彼の大好きな、東京タワーへ行ってお茶したりしたのですが、
また、そんなことしたいな。
娘との時間のほうがとりにくいです。
小学校に入ると息子ともなかなか時間が取にくくなるのだろうな。
息子とのかかわりが、私にとっては難しいのかも。
by imari♪ (2005-12-31 08:06) 

miyu

とってもいいデートだったみたいですね。
「あらしのよるに」は、これまたいい作品。絵本全部持ってます!あの結末、気になる・・・。
「ファミリー」来年読んでみます。楽しみ♪ではよいお年を!
by miyu (2005-12-31 23:07) 

ともれいっち

あけましておめでとうございます!!今年もよろしくおねがいします。
お父さんと娘でデートなんてすごいステキですね~♪
「あらしのよるに」いきたくなっちゃいました。一番近くの映画館ではやっていないので
どうしようか迷ってたけど、やっぱり行きたいかも~という気になりました。
旦那さんも息子とおなかの子と将来は映画とか行ってデートしてもらい
もんです。
by ともれいっち (2006-01-01 11:15) 

泉河潤一

>のんのんさんへ
ありがとうございます。
本当にステキな思い出になりました。
のんのんさんご一家にとってもステキな一年になりますように。

>袋田の住職さんへ
本当に娘とのデートは楽しいですね。実感しました。
一人では映画館に行って映画を見ることなど、絶対にありません。
娘に見せたいから行くのですよね。

>ちゅんくるさんへ
専業主婦でも、むずかしいのはよく分かります。妻がそうですから。
夫に長女または次女を預ければいいと思いますよ。月に1回ぐらい。その間、
夫は次女または長女とデートとなるわけです。夫は、最初はしぶるでしょうが、やってみると、後でふり返ってとても大きな思い出となると思います。そして、娘(や娘たちを育てているちゅんくるさん)への、思いがけない気づきもあると思いますよ。

>武田のおじさんへ
ぜひそうしてみてください。子育て青春時代を楽しみましょう。

>伊万里さんへ
息子さんとのデート、今でも鮮やかに思い出せるでしょう。そんなステキな思い出をたくさん作りましょうよ。

>miyuさんへ
「ファミリー」こそ、家族で成功したいすべての人に読んでいただきたい本です。
私の家庭生活上のバイブルですね。必ずや読んでよかったと思えると思いますよ。

>ともれいっちさんへ
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
「あらしのよるに」よかったですね。ハリーポッターなどもやっていたのですが、娘が恐いと言っていやがるものですから……。これを選んで正解でした。
 3.5人で、映画を見に行くなんてことも、いいかもしれませんね。
by 泉河潤一 (2006-01-03 10:10) 

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