母は特別な存在 第123号 [O2 ミニブログ『心にしみた言葉』]
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週刊「心にしみた言葉」第2号改訂版
『息子にとって、母は特別な存在である』 第123号
私「お母さん、おれ、かわいい?」
母「かわいいに決まってるこて!」
この木曜日の夜(11/10)、思い切って母に聞いてみた。その時のやり取りすべてである。
木曜日は、長女が隣の市までエレクトーンを習いに行っているので、母子共に帰宅が遅い。このやり取りの直後、アキコが「ただいま!」と言いながら入ってきたので、会話は僅かこれだけだ。
よく口論する母だが、なぜか聞いてみたくなった。きっとそうなのだろうけど、無性に聞いてみたくなった。勇気を出して聞いてみた。聞いてみて良かった。
母のこの言葉「かわいいに決まってるこて!」は、おそらく一生忘れないだろう。母亡き後も、私をずっと支えてくれるだろう。
自分のこと以上に息子である私を愛してくれた母。(記事「母の愛」http://blog.so-net.ne.jp/kazoku/2005-11-13)その存在があるからこそ、深いところで自分を大切にできるし、逆境にあっても耐えていけるのだと思う。
「神の愛を大海にたとえれば 神は大海の一滴を 親の心に注いだといえます。」(鈴木秀子)
私の愛読書の一つ、鈴木秀子さんの『愛と癒しの366日』に書かれていた言葉である。本当にその通りだと、私は思う。
さて、最近読んだ本に紹介されていた、母についての吉川英治のエピソードを合わせて紹介したい。
あるジャーナリストが吉川英治と京都へ旅行したさいのことだ。
朝食の最中の俄雨を見て、吉川さんが箸を置き、両手を膝の上に置いた。目じりから涙が流れていた。
しばらくして吉川さんが語ったことである。
「母のことを思い出した。自分が三十一か二歳、文壇に出て間もないころ、ある雑誌社から原稿をたのまれ朝から机に向かっていた。ちょうどきょうと同じむし暑い日であった。頭がクサクサし、いっこうに原稿がはかどらない。一枚書いては破り、二枚書いては破りしていた。そこへさっきと同じように、俄雨がやってきた。自分は頭のサクサクが拭われるような気がし、裸になって庭にとび出した。降る雨を両手にうけて、『ああ、いい雨だ』と雨をうけていた。すると、奥の方で針仕事をしていた母が、バタバタと廊下にとび出し、庭へかけおりると僕に近よりざまおしりをぶって、『英治は、英治は、この子はカゼをひきますよ』と言った。
僕、五歳の童子にあらず、十歳の少年にあらず、二十歳の青年でもない。三十一といえば男ざかりです。その男ざかりの僕をつかまえ、裸になって雨にうたれていたと見ると、『あっ、お前風邪をひきますよ』と言う。こういう純粋な愛情は、母親以外ない……」
やはり、母親は息子にとって特別な存在なのだろう。
さきの「かわいいに決まってるこて!」という母の言葉。生きているうちに聞いていてよかったと思う。
しかし、そんな言葉で確認しなくても、分かっていたことだ! これまでの関わりで十分に!
家族専科http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/へ
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あら?なぜでしょう?
一応 私のブログの一番下にもう1つ掲示板を作ったんですが
コードではなく ちゃんと掲示板が出来ていました。
(良かったら見て下さい)
「コードを本文に貼り付けする時 改行しないように注意してください」
と 書いてありますが
その辺をいじっても 私のさっき作った掲示板はちゃんと表示されました。
もう一つの案です。
表示されないなら違う掲示板にする。
http://satokoto.blog10.fc2.com/blog-category-8.html
ここのサイトに 色んな掲示板が載っています。
そこで 自分にあった掲示板を探す。
と言う案もあります。
表示する方法を何とか見つけたいんですが 私の力では解決する事が
出来ず すいません。
もう一度 最初から挑戦してみて ダメだったら 他の掲示板も
考えてみて下さい。
何も出来なくて ごめんなさい
by higurasi (2005-11-27 14:48)
>ブログ婦人さんへ
時間をかけて、いろいろ調べ教えてくださり本当にありがとうございました。
「私のブログの一番下にもう1つ掲示板を作ったんですが
コードではなく ちゃんと掲示板が出来ていました」とありますが、そうですね。
私もすぐに確認しました。
いろいろやってみます。貴重な情報ありがとうございました。
by 泉河潤一 (2005-12-04 18:14)