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★親が変われば子どもも変わる~次女編①~91 [B5 生活習慣:早寝・早起き、整理整頓他]

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2005.9.22 親が変われば子どもも変わる~次女編①~91

 以前の号「弱い日本の子供を脱する!~外国の貧しい子供に学ぶ~」と題して、次のように結んだ。

 「先の日本の子供たちが弱くなっているという池間さんの話。その責任は親にあると思う。家族は共同体であり協働体である。みんなで助け合っていくのが家族だ。お母さん、お父さんのことを気遣い、助ける子であってほしい。これがあったかい心を持った子でもあり、強い子でもあると思うのだ。(逆に共同体の中にいて、一緒に働く力がないのは間違いなく弱い子だ。)

 我が子を弱い子でなく強くてあたたかい子に育てよう!」(以上以前の号より引用)

 そして、前号で長女が食器洗いを始めたことを書いた。

 実は、次女クニコ3才も大きく変容した。

 9月19日敬老の日のことである。夜、クニコは寝間着に着替えようとしていた。
クニコ「お父さん、脱がして。」

 ほんの少し前ならいつものことだ。「ああ、かわいい。」と思いつつ、脱がしてやっただろう。そして、そのまま「ああ、かわいい。」と思いつつ、寝間着を着せてやっただろう。今しかできないとも、思いつつ……。

私「クニコ、自分で脱げるだろ。」といって取り合わないでいた。
クニコ「ねえ、やって。」と繰り返す。

 私は、少し難しいところだけ手伝ってやり、あとは自分でと突き放した。
 クニコは、(今までやってくれていたのに……と思ったのだろう)少し怒った。そして、何とか脱いだ後、上着を投げつけてきた。

 当然、叱った。叱られたクニコは、お母さんのところへ行き、お母さんの足に巻き付いて泣いた。
 一部始終を見ていた妻は、
「お父さんは、クニコに一人で着替えるようになってほしいんだよ。」
と言ってくれた。(何とありがたい!)

 すると、少ししてクニコは泣き止み、表情が少し和らいだ。そして、自分で寝間着を着た。私は、「よくできたな~。」といって、クニコを抱き上げた。妻も「がんばったね。」と言って喜んだ。(クニコに喜んで見せた。)

 一件落着! これ以来次女クニコは、ボタンなど難しいところを除いて、自分で寝間着に着替えるようになった。

 子どもの成長を止めるものに、親の「いつまでも幼いままで(かわいいままで)いてほしい。かわいがっていたい。」という願望があるような気がする。言葉は悪いが、「子どもをペット(着せ替え人形)としてかわいがっていたい。」というようなものだ。おそらく大なり小なりどの親にもあるのではないだろうか。

 一方、「我が子を成長させたい。」という願いも、どの親にもあるだろう。

 服を脱がせ寝間着を着せること。これは確かに以前はクニコにはとてもできないことであり、親のサポートが必要であった。しかし、子どもの成長に伴い、必要でなくなれば、丁度自転車の助け車のようにはずさなけらばならない。

 子どもがかわいいからこそ、その子の成長を願って突き放す。かわいがっていたいという願望は抑制しなければいけない。

 でも、心配ない。親がサポートすることは、たくさんある。だって子どもの成長は限りがないのだから。そう、もう一段子どもが成長したところで、それに応じてランクアップしたサポート(かわいがり方)をしていけばよいのだ。そう、今のその子に本当に必要なサポートを!

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※ 前号で食器洗いを始めた長女の姿を報告した。昨晩は、次女も洗いたがり困った。妹は、本当に姉のまねをしたがる。
 今晩は、長女が洗った食器を片付けることを、次女は率先してやっていた。(洗うのはだめと言われたので。)
 ほんの1週間程前は、子供たちは食べ終わると食器もさげずに「お父さん、遊ぼ。」と言ってきたり、好きな本などを見始めたりしていたのに……。お母さんが片付ける人で我関せずだったのに……。
 親の意識が変わると本当に変わるものだとつくづく思う。


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