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★お母さんは宝もの 第87号 2.0期 ー小学校1年生に作文指導ー [D1 父と子塾]

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2005.9.12お母さんは宝もの 第87号 2.0期

        ー小学校1年生に作文指導ー

 9月3日(土)娘の作文「お母さんは宝もの」

妻「お父さん、アキコ、ベネッセの作文コンクールがあるの。出すなら10日までに出さなきゃいけないんだけど、見てくれない。」

私「ふ~ん、要項を見せてみろよ。」(要項を読む。 )
※我が家では、なぜか作文など私が指導することになっている。

◆賞品:作文部門……大賞1名電子辞書、優秀賞10名図書カード5000円
 
私「う~ん、5000円か。よし、5000円にチャレンジしよう!」

◆テーマ:「きみの たからものについて つたえよう」について、
 200字詰め原稿用紙1枚で書く。

◆審査基準:※ 既に作文をベネッセへ送ってしまったので、記憶によるが、
 三つの基準があった。そのうち1年生の作文は、特に三つ目の1年生らしさが出ている作文を最も重視するというようなことが書いてあった。一つ目か二つ目は、確か宝ものにしたわけをくわしく書くというようなことが書いてあった。

私「なるほど、一番重視するのは1年生らしさか……。」

私「アキコ、ベネッセの作文コンクールに出そう。うまく書けると、5000円もらえるぞ。」

アキコ「アキコ、天体望遠鏡の方がいい。」(自由研究部門の大賞の賞品)

私「まあ、その5000円に少し足して天体望遠鏡を買う手もあるよ。よし、やろう。」
 というわけで、取らぬ狸の皮算用かもしれないが、5000円の図書カードをめざして作文指導が始まった。

私「アキコの宝ものは、何かな?」
アキコ「お母さん、お父さん、あーちゃん、妹……。」

私「家族だね。じゃまず、おかあさんは、どうして宝ものなの?」
アキコ「やさしくて、おいしいごはんを作ってくれるから。」

私「なるほどね。じゃ、どんなところがやさしいの?」
アキコ「七田やチャレンジや宿題を見てくれるし……。」

私「勉強を見てくれるんだね。それで……。」
アキコ「夜ひとりでトイレに行くのが恐いと言うと、ついていってくれる。」

私「(1年生らしさはこれだな!)ついていってくれる。それから?」
アキコ「う~ん、ままごととかして遊んでくれる。」

私「そりゃ優しいね。(ままごとかこれも1年生らしさだな!)他にどんなことして遊んでくれるの?」
アキコ「お店屋さんごっことか外に散歩に行くとか……。」

私「お店屋さんごっこね。(こう言いながら、メモをさっきから取っている。)じゃ、おいしいごはんって、どんなのなの?」
アキコ「フライドポテトとか……。」

私「フライドポテトね。(メモ)」
アキコ「みそしるとか、野菜、ハンバーグ。」

私「アキコはハンバーグやフライドポテト、大好きだもんね。」

私「よし、これで大体いいな。」(私のメモを見せながら)よし、今度は作文を書いてみるよ。」と言った。

 そしてメモなどを参考にしながら、アキコは下書きを書いた。やっぱりこれで丁度200字ぐらいだ。残念!父のことは書けない!

 少しアドバイスして修正したさせた。その後、清書をさせた。(清書だけは、後で妻が指導してくれた。)
 次に紹介する。

◆『おかあさんはたからもの』

 わたしのたからものは、おかあさんです。

 おかあさんは、しゅくだいやチャレンジなどのべんきょうをみてくれます。いっしょにままごとをしたり、おみせやさんごっこをしたりしてあそんでくれます。アキコのすきなフライドポテトやハンバーグをつくってくれます。とてもおいしいです。ねるまえにえ本をよんでくれます。よるはこわいので、いっしょにトイレについていってくれます。

 だいすきなおかあさんが、たからものです。◆……以上。

 妻は、この作文を見て感激していた。

 その様子を見た私は、「まっ優秀賞に入らなくても、元が取れたか。」と密かに思った。

 そして私自身も、「家族が宝ものと言える娘に育った」ということで、賞をとれなくとも、十分満足することにしよう。

 このアキコの作文が素敵だなと思った人は是非niceをお願いします。
(これって、娘を利用しているか!?)

家族専科http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/

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綺華

実は私も長男が私、つまり「おかあさん」について書いてくれた作文を
大事にしまってあります。
これは、世の中の誰も上手な作文だと認めてくれなくても
私にとっては死ぬ時に一緒に持って行きたいほどの宝物です。

アキコちゃんにとって家族が宝物であるように
お父さん、お母さんにとってもお子さんは宝物ですね(^^)v
by 綺華 (2005-09-13 10:53) 

sanas

とても素敵デス!!!!
私が娘にこんな作文を書いてもらえたら、その作文が私の宝物になるでしょうね。
「だいすきなおかあさんが、たからものです」
↑この一行は、涙で読めないかも(笑
入賞できるといいですね!
by sanas (2005-09-13 12:40) 

ともれいっち

素敵ですね~
がんばったお父さんにナイスですね(*^▽^*) ニョホホ
お父さんのこと、かけなくって残念!!δ(⌒~⌒ι) とほほ...
入賞するといいですね~(^^ )ルン♪

うちの息子も、将来、そんな素敵な作文書いてくれないかしら??
お母さん、感動してないちゃうんだけどな~。
by ともれいっち (2005-09-13 13:44) 

私も将来娘にそんな風に言ってもらえたら幸せですねぇ。
by (2005-09-13 14:37) 

「家族が宝物」 といえるご家族がすてきですね♪
   将来、そんなふうに言ってもらえる日は私にもくるでしょうか?
   ・・・「お母さん」を精進していかないと~と思いました。
by (2005-09-14 15:58) 

さとちゃん

作文指導の方法を学びました!(何年も先の話ですが…) 入賞なさるといいですね!
by さとちゃん (2005-09-15 04:11) 

はじめまして。
私のブログに訪問してくださってありがとうございます。

わたしのたからものは、おかあさん

私も娘にそんな事を言ってもらいたいです。
今のうちの娘は
わたしのたからものは、おとうちゃん です。きっと…
by (2005-09-16 20:34) 

泉河潤一

◆ayakaさんへ……ホント子どもは宝ものです。
「世の中の誰も上手な作文だと認めてくれなくても私にとっては死ぬ時に一緒に持って行きたいほどの宝物」とは、本当にすばらしく心のこもった作文だったのでしょうね。

◆sanaさんへ……確かにうれしい1行、報われた1行だったようです。

◆ともれいっちさんへ……ありがとうございます。すでにがんばりは報われていますが、入賞したらさらに嬉しいですね。

◆のんのんさんへ……そうですよね。お互いがんばりましょう。

◆とどようこさんへ……母親行を精進していこうというようこさんなら、きっと来るでしょう。

◆さとちゃんへ……今回の記事に限らず、私のブログ日記は通常の日記と違います。読んだ人がまねできるように意識して書いているのです。そんな意図が確かに伝わっていることがわかってうれしくなりました。
すぐに作文を書く時期が来ますよ。

◆ぽんぽこひよこ……父を好きな娘は幸せですよ、きっと。
お母さんのことも同じように宝ものになると思いますよ。(お父さんに対してそうなら、すでにそうかもしれませんよ。)
by 泉河潤一 (2005-09-17 15:09) 

ユウ

かわいい作文ですね! トイレについていってくれる、ってとこ、わたしも小さいときそうでした! 作文の書き方は、ほんと、参考になりました! わたしは子供の頃、感想文で学校代表になったりしましたが、戦争モノ、スポ根モノのお涙ちょうだい系ばかり書いてた、腹グロい子供でした。。。
by ユウ (2005-09-18 00:41) 

みずたま

子供にこんな作文書かれたら泣いちゃいます!
っていうかこの記事を読んだだけでうるっときました…。
そして縁の下の…に徹しておられたファーザーさん、お疲れ様でした!
きっと次回はパパのコトですね!
アキコちゃんのすくすく育った感じが毎回とても癒されます。
by みずたま (2005-09-18 01:20) 

素敵です!!
ステキ、ステキ、あぁステキ・・
私の娘も「家族が大事」と言える子に育って欲しいです。
あぁ、朝からすごくいい気分になれました。
ブログにコメントありがとうございました。
by (2005-09-18 11:10) 

響

私も子供達にこういった作文を書いてもらったら、感激します。そしてその作文が私にとっての宝物になるだろうと思いました。素敵だな~。
by (2005-09-18 11:55) 

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