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姉妹の仲をよくするための家族会議その後 第37号 [K3 兄弟姉妹]

2005.6.29(水)姉妹の仲をよくするための家族会議その後 第37号

・6.25の家族日記「姉妹の仲をよくするための家族会議開催」に詳しく書いたように、最近長女の次女に対する態度が少しおかしかった。姉が妹に譲るというより妹に負けてたまるかという感じだった。そこで、夜中に家族で話し合い、次の方針を立てたことを日記に書いた。

 「まず長女であるアキコをかわいがり、声を掛けてあげることで、アキコは満たされ、妹にも優しくなれるということになった。いろいろな活動の順番も長女が先で次女であるクニコが後ということに決めた。長女であるアキコ自身が満たされないうちは、妹に譲るというのは難しいと判断した。」

 この方針でさっそく翌朝から対応した。月曜日の出勤時には、どちらが先にお父さんとハグするかで、姉妹がもめ始めたが、私が「お姉ちゃんのアキコが先。」と言い、アキコと先にハグした。妹のクニコは泣き出したが、母である妻が「クニコを抱いてあやしながら、『お姉ちゃんが先なんだよ。』」とやった。その夜も、絵本をどちらが先にお父さんに読んでもらうかでもめ始めた。同じように、「お姉ちゃんから。」と言い、アキコから読み始めた。クニコは泣いていたが、妻が「お姉ちゃんはすぐに終わるよ。」と言ってあやしていた。実母も、「クニコはお姉ちゃんの後ね。」と、やっていた。

 このように、家族会議の方針に基づいて父母、祖母が対応した。やはり、家族会議はいい。めんどうのようであるが、みんなが話し合った結果決まったことは、みんなが理解し合って動くという強みがある。 

 こんなふうにして、この3日間ほど対応を続けていたら、また変化があった。長女アキコが29日(水)の夜、「クニコ、先に本読んでもらっていいよ。」といって、次女のクニコに譲ったのだ。クニコは喜んで、『どろんこハリー』を読んでもらった。その脇で、長女も見ていた。

 やはり、方針は正しかったようだ。親に大事にされていることがわかったアキコは、素直に譲ることができた。実は、「読む順ぐらい長女なんだから譲ってやればいいのに。」というのは、ずっと思っていたことだが、それが無理なくできた。

 先の日記に「家族三人とも、まずアキコの思いを十分満たすことにしたので、今後アキコは以前に増して優しくなり、クニコにもお姉さんとして優しく接してくれることを信じ、期待している。」と書いた。おそらく、クニコは姉さんに優しくされてくれば、それをまねしてクニコも優しくなってくるだろう。
 こんな結果を創り出す家族会議は、やはりいいものだ。

 ここまで書いてメインテナンスのためアップできないでいた。その翌朝、今度は姉妹で遊具の取り合いをしていた。ケンカしたり仲良くしたり、この繰り返しの中にもまた大事な学びがあるのだろう。
家族専科
http://www016.upp.so-net.ne.jp/kazoku/


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